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2012. 03. 04  
テンセグリティ
tenseglity.jpg

ロルフィングは、身体の構造にテンセグリティ(建築用語で、Tension(張力)とIntegrity(統合)を合わせた造語)という概念を持ち込みました。姿勢=骨格と誤解され易いのですが、Idaは人間の身体の形は筋膜が本来持つ張力により作り上げられている、と喝破した最初の人です。言い換えると筋膜に代表される内側の軟部組織の引っ張り合いによって、人間の「骨格」は作り上げられるのであって、骨は単なるスペーサー、つまり引っ張りあう筋膜の間に隙間をつくるためのものにすぎない、というのです。

fascia.jpg
筋膜は体中に縦横無尽に張り巡らされた結合組織で、骨、臓器、筋肉、すべてを包みます。骨や臓器、筋肉全部を取り払って筋膜だけを残しても、人間の模型はそのまま残されるほど、この筋膜は身体の隅々まで網羅し、身体を形づくります。筋膜を説明するのによく使われてきたのがテントの例で、骨はテントの杭の部分、そして大きく広がる帆布が筋膜、それらをつなぐゴムが筋肉です。日常の癖により、本来は伸び縮みし自由に動くはすの帆布に長年負荷をかけ続けると、そこには癒着(こだわり)が生まれます。癒着は隣り合った臓器が自由に滑り合って動くのを妨げ、主動筋と拮抗筋とのバランスを崩し(一つの動作をするときにアクセルとブレーキを同時に踏んだ状態にする)これらの積み重ねが身体の歪みを作り上げるのです。決して骨が自分から動いてずれたから歪みを作り出したのではないのです。日常のこだわりから生まれた歪みは、その結果である骨格の歪みだけにアプローチしても、またもとに戻ります。骨格を整えても、それを引っ張ってずらす要因が残っているからです。この筋膜に刻み込まれた癒着を解くのが筋膜リリースといわれるテクニックです。
ida_on working


こだわりから開放された身体は、内側の自由さを取り戻します。近年の医学会ではこの筋膜の重要な役割が非常に注目を集めてきています。身体本来のテンセグリティ構造を生かした動きは、近年スポーツ、芸術分野で注目を集めており、イチロー選手やタイガーウッズのフォームはまさに内側のテンセグリティを上手に引き出した動きの例です。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
ホメオパス(RSHom)でもあります。

ロルフィング
ホメオパシー
SE(トラウマ解放ワーク)
エネルギーワーク
を複合したセッションで皆様のお手伝いをしています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・英国登録ホメオパス(RSHom)
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー施術者
・ソマティックエクスペリエンス施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com


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