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2013. 01. 31  
レインドロップテクニックに使うオイルは全部で9種類〜11種類。このレインドロップに使うオイルは抗菌、抗ウィルス、消炎効果のあるオイルを集めたもので、有機栽培の治療等価オイル、そして食品添加物としての認可をとっている(つまり飲用可)というものです。これを最初は足の背骨の反射区に塗りこみ、つづいて雨だれのように背骨づたいにぽたぽた落とし、それぞれのオイルに合ったタッチで塗りこんでいきます。タッチのテクニックは単純で、オイルが主役の施術です。

日本ではこのレインドロップを治療と捉えている施術者のHPを見つけられないので、ここからはこれを治療ととらえるフランスとドイツの流れでお話しします。

このレインドロップテクニックの最大の特徴は、背骨のアライメントです。脊柱側彎症の方に卓越した効果があるのが最も有名で、一ヶ月に1度のペースで1年間受け続けて身長が5センチ伸びるなどという例があります。ロルフィングとは非常に相性がよく、10シリーズとは別に単発でリフレッシュが必要なとき、あるいは慢性の痛みの緩和が欲しいときなどにお勧めしています。

これには理由があります。背骨の湾曲をひきおこす脊柱の形成異常につながる大きな原因として、脊柱に住みつくバクテリアの存在が化学界で発表されたのが1997年。どういうわけかこの大事な発表がその後あまり有名になっていませんが、痛み止めやブロック注射で神経を麻痺させなくとも、消炎と抗菌作用のある治療等価オイルを炎症部分に塗布するのは著しい効果があるのです。ヤングのレインドロップテクニックは、背骨に直接オイルを塗りこむ事によってこのバクテリアの一掃をするわけです。骨の形成異常が、心や身体の使い方により重力の影響をうけて引き起こされたものでない場合、ロルフィングによる効果は暫定的になってしまいます。実際どうしてもとれない胸の苦しさを訴える方で過去にひどい感染症にかかった経験のある方々に対して、レインドロップを10シリーズ中に一度お勧めすると、その後次のセッションまでに、ほぼ全員にブレークスルーが起こっています。

また、嗅覚は感情脳をダイレクトに刺激すると前に書きました。胸椎の狭窄を起こしている人は、感情を理性で封じる事によりそれが起こっている人がとても多い。ご本人の自覚があるなしにかかわらず。言葉を介さず、思考を介さず、直接感情脳に働きかけるにおいというツールは、感情ブロッケージの開放にとても有効です。

もうひとつの大きな特徴が、臓器のデトックスです。

先に子宮のところでも書きましたが、頭と仙骨を背骨を通して結ぶ硬膜。実はレインドロップはこの硬膜に沿ってオイルを塗りこんでいくのです。頭皮が子宮と密接に繋がっているのは説明しましたが、背骨づたいにオイルを塗りこむことによって、明らかに子宮のデトックスと思われる症状を目にしています。子宮に蓄積した環境ホルモンの押し出しです。子宮付近の湿疹、生理痛の一時的悪化や、黒い経血の排出などです。精油は環境ホルモンを押し出す力があります。ヤングのオイルをプラスチック容器にたらして飲んだところ、コップがとけてしまいひどい目にあった、という体験談もあります。

エッセンシャルオイルは化学物質を押し出す作用があります。皮膚毒である石油系の化学物質を押し出す際に腫れ上がったり湿疹が出たりします。これはオイルにかぶれた=オイルの質が悪い、あるいはオイルとの相性が悪い、塗布した量が多すぎた、などと誤解されやすいのですが、違います。この反応は脂肪層(真皮)にケミカルの蓄積の多い人に顕著に出ます。オイルを伸ばすのがいつも頚の方向なので、頚付近で濃度が高まる理由もありますが、ヘアケア製品に含まれるケミカルはやはり頚での蓄積が高いのでしょう。だから最後の蒸しタオル辺りでは、頚のあたりがかちかち山のようになったりします。この刺激が耐えられないようであれば、即座に中和できますので心配はありません。

こういうデトックスや好転反応(めんげん作用)は、副作用と分けて考えないといけません。副作用は、まったく自分の弱い部分とは関係ない、新たな部位に起こる症状です。好転反応やめんげんは、自分の弱い臓器、過去の病歴を遡って治癒していく過程で一時的に悪化することを言います。本人は苦しくてよくわからないこともありますが、よく注意すると、好転反応の場合は症状はひどくても日々なんだかすっきりしていくような感覚があるので、それとわかります。

めんげん、好転反応の代表的なものとしては、発熱、頭痛、めまい、吐き気、湿疹などです。その他に、粘液として出る場合も多いです。咳、鼻水、膿みなどです。強いかゆみを感じる事もありますが、これもデトックスなので、ここにかゆみ止めなどを塗って出口を塞がないでください。温かい生姜湿布はお勧めです。

必要な方にはこのようにいろいろな好転反応が起こりますが、それ以外は本当に純粋に気持ちのいいセッションです。温泉に入った後のようにぽおっと頬が赤くなり、身体が軽く元気になります。「調整」を意味するオイルの力によって、自分から良くなるスイッチの入った後は、不調だった部分がぐんぐん良くなります。痛みをお持ちだった方はみなさま実感していらっしゃいます。感情の開放、という点では、エネルギーに敏感な方や感情的トラウマを自覚されている方には大変お勧めです。

このレインドロップテクニックは定期的にセッションを受ける事で、効果がより深くなり、アライメント維持や体質改善、免疫力アップにもつながります。痛みが強い場合(もっと頻度が必要)を除いて、一ヶ月に1回が目安です。

注)
レインドロップテクニックに使用する精油は非常に刺激が強く、一般的には決して肌に直に塗布してはいけないとされているオレガノやウィンターグリーンなどを使います。過敏肌の方、皮膚アレルギーをお持ちの方は注意が必要です。最初に足の反射区に塗布したときに反応を見て、必要と判断したら希釈して使います。

かなり刺激の強いセッションではありますが、凍り付いたようになって動かない、「何をやっても効果のない」と匙を投げられる背骨を蘇生させるだけのインパクトは、やはりあります。臨床で驚くような結果が出ているのは事実です。
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2012. 12. 13  
ヤングリビングのアロマテラピーとしては中核となるYoung Living: Raindrop Techniqueはヤング氏の金字塔ともいえる非常にすぐれたトリートメントです。ここドイツでは、アメリカやフランスと並んで医療従事者が脊柱側彎症および後湾症、座骨神経痛などの治療に使っています。
IMG_4276_20121211050757.jpg

このテクニックは古代から受け継がれて来た精油の抽出方法と使用方法を再現しているとのことです。このテクニックの起源は、北極圏にある癒しのプラズマ・オーロラエネルギーの再現です。

レインドロップで使うテクニックの一つにフェザリングというのがあります。羽が背骨をなでるように、手で触れるか触れないかのタッチを背骨づたいに行うというものです。ネイティブアメリカンのラコタ族は、かつてそのリチュアルの中でオーロラの下で両手を広げ、オーロラのエネルギーを両腕から背骨づたいに身体に取り込んで、心身の浄化をしていました。国境ができて自由な移動ができなくなってから彼らは、勲章である鷲の羽を背骨づたいになぞる事でオーロラエネルギーを浴びる代償にしていました。ヤング氏はこのタッチとストロークにインスピレーションを受け、背骨を走る中枢神経を呼び覚ますフェザリングタッチとして施術に取り入れました。

このフェザリングを行う前に行うのが、古代ヒマラヤ地方から使われて来たヴァイタフレックスというテクニック。これから背骨に直接たらす精油を足の背骨の反射区に塗りこんでいくものです。YLのオリジナルミックスであるValorで足裏全体に挨拶したあと、背骨の反射区に7種類のオイルを塗布していきます。背骨に目覚めよ、と語りかけるようなリズミカルで刺激のあるタッチです。刺激に弱い方やお子さんには、これだけでも十分です。

ヴァイタフレックスにつづいて9種類のオイルを原液のままひとつづつ背骨づたいに直接雨だれのようにたらしてはフェザリンクをし、そしてそのオイルの特徴に適したマッサージをして背中に浸透させていきます。最重要な最初の3つのオイル以外は、個人の体質に応じて変える事もあります。今の時期、冬のドイツは寒いので、普通は最後の仕上げに熱さと寒さを同時にもたらし寒熱のバランスをとるペパーミントを塗布すると、施術後外に出たときにあまりにも寒気を感じてしまうので、別のオイルで代替することが多いです。ペパーミント(あるいはその代替)を塗布したら、再びValorです。Valorで始まり、Valorで終わるのです。

このトリートメントは心身双方に作用します。フィジカルボディに対する作用は数時間で終わりますが、感情体に対する作用が起こるのがだいたい2、3日、人によっては数週間かかります。身体の感覚として代表的なのが、背中のつまりがとれた、身体が軽くなった、頭がすっきりした、というものですが、狭窄していた胸椎の中に潜んでいた感情のエネルギーが、背骨がゆるむことによって放出されていくのに、それくらいの時間が必要だったりします。

施術中、精油が心身に作用するには2通りの経路を通ります。
一つは塗布によるもの:
肌→血管・リンパ→各器官のパターン。
表皮に塗布された精油は、真皮の皮脂膜や角質層を通過し、毛細血管やリンパに入って全身を駆け巡ったあと、各器官に届きます。

もう一つが嗅覚によるもの:
鼻→脳のパターン。
施術中蒸発した精油の成分は、鼻腔の上部にある嗅上皮の粘膜に付着し、そこで受容体(嗅細胞)が電気信号に変換し、脳に伝えます。これをにおいとして認識するのが感情脳である大脳辺縁系。そこから自律神経をコントロールしたり体温やホルモンの調節をしたりする視床下部に伝わりますが、このルートがまさしく、こころの動きが身体へ影響を与える重要なラインです。

ロルフィングの施術をしながら、こころの動きがいかに身体を作るか日々痛感しているだけに、脳が似た経路を持っている事実には、深く頷くものがあります。

この施術の前後で身長を計測すると、施術後誰でも数ミリから数センチ伸びます。また、足の長さと股関節のローテーションを前後でチェックしますが、セッション後には股関節が揃い、足の長さが揃います。(私が習ったマリアはオステオパスで私はロルファーなので、ここはレインドロップから逸脱ですがささっと骨盤矯正してしまう。)ロルフィングを受けていない人はだいたい数センチ、ロルフィング卒業生は5ミリくらい、が平均的目安です。

レインドロップでは脊柱側彎症の方には1ヶ月に1度程度の定期的な施術をすすめます。それによって身長が1年で5センチほど伸びたという例もあります。座骨神経痛や骨盤の歪みによる不快症状の強い方には、最初は1週間に2回などインテンシブに行い、その後2週間に1度ほどを定期的に行います。


プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

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2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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