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2014. 06. 22  
前回ロルフィングセッションを試された方々から、その後の様子をお聞きしながら、個別にお返事させていただいていたのですが、お返事に共通することが多いので、もう一度まとめます。

多いのが、セッション後に、一度とても混乱した、というご感想。

混乱、というのは、最高のスタートなのです。

私たちの理性(エゴ)は常に物事に理由をつけたがり、自分の一貫性のなさの原因を探し続けます。
この状況はxxのせい、というのがわかるとそれだけで救われた気になる。
本当は、物事はそんなに単純な線でつながってない。

ある方と話していて面白かったのが、西郷隆盛、とくに西南戦争のあたりの西郷隆盛は、歴史学者から見てまるで一貫性がなく、その意味不明な行動は長年謎とされて来たが、ある学者が、「私は自分の心に嘘をつきたくなかった」という本人の書簡を発見し、これで彼の一連の事が全部説明できると結論づけた、ということ。

これは面白かった。ある意味西郷隆盛の意味不明さはエゴを超えた世界を見せてくれたとも言えるから。

「これはxxだからooだ」というのは西洋人の代表的な思考パターンです。簡潔な断定文ではじまるトピックセンテンスを文頭に置き、その後becauseで続ける、というのは、もっとも初歩的な論文の書き方。子供達の会話を聞いていても、「頭のいい子」はbecauseをよく使います。小さい時から訓練してるな、と思います。あれがこうして、ああして、と、意見を交えずピリオドをつけず、つらつらと出来事をいつまでもしゃべりつづけられる人は、バカな人。(笑)

本当は、事実だけを単純に観察者の視点で言い続けるって、とてつもなく高度なことなのですが、浅はかな思考に訓練されていると、これがわからなくなる。

私もこれに毒されていて、ずいぶん訓練してしまっているので、全ての事実に「私の考え」というのを投影させてしまう。そして、これは自分のエゴで、この色をつけるから事実は苦しみを作り出す、ということが長年わかりませんでした。

言いたいのは、今この身に起こっている事の理由がすぐに見つけられるうちは、すぐに説明出来るうちは、充分踏み込めていない、つまりエゴのブロッケージのなかでぐるぐる踊っているだけ、ということです。

前回ロルフィングセッションを受けた後、一度気持ちが混乱した、一貫性のない悪夢を見続けた、今までとまるで違う行動パターンをとってしまい、家族を慌てさせた、など、一時意味不明・説明不能な状態に陥って困った方が多かったようです。でもこれは本当は、エゴのブロッケージを超えて、深層部に踏み込んだ、素晴らしい第一歩。

私たちを動かすのは説明可能な顕在意識の10パーセントではなく、残りの潜在意識なのです。この部分は普段は意味不明、アクセス不能な部分です。「これはxxだからooだ」と簡単にくくれるところにいる間は、この私を創り上げている深層部分に踏み込めてはいない。

だからどうぞ

よくわからない
混乱している
言葉にできない

こういった感覚を大事に育ててください。

あまりにも多くの方が、自分の身体感覚とともにいる、ということを封じてしまっています。

私が心の問題を扱う際、あえてストーリーは一切聞ないことにこだわっているのには、「理由があります。」(笑)ストーリーに入ると、それはエゴのなかでの堂々巡りになる。それは時間の無駄なだけでなく、よけいこじらせる。ホメオパシーのセンセーションメソッドも、SomaticExperiencingも、各エネルギーワークも、ロルフィングも、全部三位一体をめざすための心の開放のツールに過ぎないのですが、要するにエゴからの離脱を目指しています。

エゴを超えた世界は説明不能で、首尾一貫していなくて、清濁もりだくさん混ざっています。時間だって、物事だって、本当は決して一直線ではない。

混乱は、最初の一歩です。前回以降、自分の身体に起こった混乱で慌てている方々、悪夢を見続けている方々、どうぞ、そのままその混乱の醍醐味を充分味わってください。そして身体の感覚のひとつひとつを、丁寧に観察してみてください。こわがる必要はありません。ただ、観察者に徹してください。ここから先は、また個別に対応します。










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2014. 06. 14  
ロルフィングの扉をたたくきっかけとなる主訴は何にせよ、その方に必要な治癒が起こる場合には、治癒に向かう一定のパターンがあります。ロルフィングセッション中、個々のセッション後、10シリーズ期間中、あるいは10シリーズ終了後、それがいつ、どの程度起こるかは完全に個人差があるということをまずご理解いただいた上で、治癒の法則に照らしていくつかの例をご紹介します。

浄化作用として現れる症状の例:

頭痛
めまい
発熱
イライラ
皮膚病


鼻水
鼻血

また、これも理由がありますが
ねんざ

例を挙げると、
セッション7のあと鼻が詰まり、その後鼻水が洪水のように出た。
セッション7のあと朝起きたら左右の瞳孔の大きさが違っていてびっくりしたが、2時間で戻った。(脳圧の調整が行われました。)
セッション7のあと気持ちが悪くなり、しばらくしたら血塊を吐き出した。(事故で頭を打った部分にあったもののようです)
セッション7のあと一回30分の鼻血が1週間続いた。時々血塊が出て来た。

血の形で出るのは、瘀血(悪い、古い血)です。これはデトックスですので心配しないでください。


まとめた形で説明します:

・既往症の再発(過去に経験した病気、怪我、痛みの再発)

これは、順番としては、最近のものから始まり、だんだん深層部にある古いものへと遡って行きます。とくに3セッション目以降は、トラウマにかかわる深い部分の再発があったりしますが、これはその部分にメスが入り、調整が行われている、という認識をもって前向きに受け止めていてください。

代表的なのは、過去の痛みの再発。セッション1のあと、呼吸がものすごく楽になったら手術箇所が痛みだした、セッション4後にぎっくりやヘルニアの痛みがもどってきた、などというパターンです。

次に多いのが皮膚病の再発です。皮膚病の再発(ヘルペス、湿疹、おでき、かゆみなど)は、関連する臓器が治癒に向かっていて、そこに停滞していた毒素が皮膚という排泄器官に現れた、ということなのですが、これを決して軟膏やステロイドなどでまた封じないでください。個々にしっかり対応していますので、この機にぜひ卒業を目指してください。

・感情の開放

とくに身体の中心線を調整するときに激しい波が起きる事が多いです。私はご本人が耐えられない程度にまでは踏み込みませんが、セッションが終わった後、次回のセッションの間までにその余波で悪夢をみる、怒りっぽくなる、イライラする、不安で落ち着かなくなる、など感情のコントロールがしにくくなることもあります。その際は、制御不能な自分を責めて新たに封じこめをしたり理由付けをすることで新たに思考の支配下におくなどということをしないでください。感情を思考で説明し納得させようとしても、それは不可能ですしその必要もありません。その感情、それを理由付けしようとする思考を、ただ起こるに任せ、観察してください。

・凍り付いた、あるいは封じられたエネルギーの放出:
痙攣
落涙
鳥肌

セッション中ある場所に触れたとき、セッションが始まる前に目を合わせたとき、あるいはふとした私の一言で、泣き出される方がいらっしゃいます。実は少なくないのです。これはこれは凍り付いたエネルギー、抑圧して来たエネルギーが出口を見つけた時の生理的な反応ですので、どうぞ恥ずかしがらないでください。

私のワークでは、皮膚にしっかりコンタクトするときと、しないときがあります。皮膚に触れないコンタクトをした際、ご自分の身体が意思とはまったく関係ない動き方を始める、全身が粟立つ、けいれんを始める、などの反応をして驚かれる方がいらっしゃいますが、怖がらないでください。これも凍り付いたエネルギーが放出される時の自然な生理反応です。エネルギーの浄化作用です。

自律神経系の調整:
寒くなる
鳥肌がたつ
眠くなるvs. エネルギーが満ちあふれる
チックがおこる

これはセッションを通して多かれ少なかれ必ず起こる事なのですが、自律神経系の調整が行われます。交感神経優位の方、つまりひどい痛みに耐えている人、イライラしている人などは、セッション後ものすごく眠くなってしまったりふらふらしたり混乱したりガタガタ震えてしまったり、ということが起こります。逆に副交感神経優位の方、つまり鬱でどうしてもすべきことに着手できない、疲れやすく物忘れが多く、思う通りに動けない、などの方は、気分が明るくなり、エネルギーが満ちあふれ、何かしたくなる、ということが起こります。

これは自律神経の振り幅を正常域に持って行く為にバランスをとろうと振り戻す極めて正常な反応ですので、怖がらないでください。

なお、この治癒が正常に作動しない場合があります。これはご自身が無意識のうちに、治癒に向かわないようにしているわけですが、このしくみ、症例などについては、直傳靈氣講習会で詳しく説明しています。






プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com


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2017年夏 東京セッション
6月27日(火)〜7月9日(日)


2017年 直傳靈氣講習会(東京):

前期6月30日(金)18:00〜21:00(日中への変更可)
  7月1日(土) 9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期7月2日(日)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
      

直傳靈氣交流会(フランクフルト)

3月11日(土)16:00〜18:00


直傳靈氣交流会(東京)
7月9日(日) (予定)

参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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