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2013. 08. 27  
アメリカ人のクライアントさんに教えてもらった23andMe

唾液を専用のキットに入れて専用ラボに送ると、DNA解析結果による遺伝病の有無や今後のリスク、処方される薬に対する反応、それから祖先の内訳などが自分専用のHPで見れるようになります。読むのに丸一日かかるくらいハマる内容なのだそうです。

たとえばあなたは遺伝子OOの情報により糖尿病にかかる可能性は50パーセント、それを防ぐためにはOOを控えた方がいいとか、xxという薬には悪い反応を起こしやすいからやめた方がいいとか、そういうことがわかるのだそうです。あとは、あなたの祖先の99パーセントはヨーロッパ人で、ネアンデルタール系です、とか。

今の疾患解決への手がかりや、起こりうる病気への不安を解決したいと望む方、もっと詳細な健康診断をしたい、と望む方には朗報でしょう。プロモーションビデオには、長年煩っていた症状が遺伝情報を知って思いがけず解決されたと笑うお母さんと子供達(なぜかお父さんが全然映っていない)、効果を語りながら明るく笑うドクターなどが紹介されています。(彼らの笑顔に不自然さを感じ怖いと感じたのは私だけか?)祖先情報については、私たちはへ?という反応でしょうが、アメリカ人はたいてい祖先は別の国から来ていて混血度が高いので、家系のトレースに興味を持つのもお国柄。あとは養子縁組が多いので、自分の子孫として迎える子の情報として参考にしたり、これから結婚するカップルが遺伝的「クリーン」度をチェックしあったり、夫婦が子づくりの参考にしたり、さらにこの子は本当に私の子か?とか私は本当にこの両親の子か?の事実発覚の手助けとなったり。

DNA情報利用されてないか〜?人口削減計画や予防手術推進派や臓器ビジネスと関係してないか〜?などと反射的に憶測し、「遺伝情報を知る→病気が治る」のところに飛躍が感じられて、そのまさにプロセスについては何と?などといろいろ突っ込みたくなりましたが、控えました。HPではこの信頼性と秘匿性を自信を持って宣伝していて、けっこう気軽に利用されているようなので。だってたった99ドル。ネットで申し込んで唾をピっといれて送り返すだけの手軽さも魅力です。しかもアメリカらしく、複数分頼めば2人目から20ドルオフ。遺伝病に苦しむ家系の人が身内全員を一度にテストできるように、という理由はわかりますが、カップルが相性占いに使ったり、結婚相手を決めるツールにしたり、応用が色々できるようで・・・。

私たちに幸せを与えてくれるツールでありますように、願ってやみません。
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2013. 08. 25  
5行については、薬膳の本やハーブの本、いろいろなサイトを参考になさってください。分類は人によって若干違うのと、いくつかの食材は複数の行に属するので、混乱があるかもしれません。私は薬膳を参考にしていますが、自分の味覚の方をより重視してます。

酸:春(肝臓ー・胆嚢+)緑色
ライム、レモン
梅干し
梅酢(これを使った時は鹹をうんと少なく)
りんご酢(Apfelessig)
米酢
バルサミコ酢(黒):+ココア(苦)+黒すぐりジャム(Die Fruchtauftrich Schwarze Johannisbeere=甘)がすごく美味しい。
バルサミコ酢(白):レモン、ライム、フェンネルと合う。

苦:夏(心包/三焦ー・小腸+)赤色
アーモンド、クルミ→砕く
生のタマネギ→擦る
シソ
ココア
シナモン
YL社のエッセンシャルオイル:peppermint, lavender,rosemary
(ペパーミントは冷えるので、冷え性の人は使い過ぎに注意)

甘:季節の変わり目(胃ー・脾臓+)黄色
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フルーツ100パーセントのジャム(Die 100%Fruicht-Süßung Fruchtige )
麦芽糖(Reismalz)
はちみつ(これは是非いろいろ使い分けてください。白い結晶入り、ラベンダー、栗などが私の好み。フランクフルトでは黒い透明蜂蜜が名物)
りんごのすりおろしかApfelmus, Apfelmark

辛:秋(肺ー・大腸+)白色
マスタード(たいていこれ一つで甘、酸、辛全部補える)
こしょう
わさび
香味野菜
スプラウト

鹹:冬(腎臓ー・膀胱+)黒色
醤油(醤油ベースのときには、甘にみりんをつかうと美味しい)
塩(ナチュラル系スーパーではいろいろなフレーバーの塩が棚いっぱいに置いてあります。ヒマラヤザルツシリーズはお勧め)

だし汁
みそ(ほんの少量を隠し味にします。豆乳など極陰素材とのバランスをとるのにいいのですが、味噌と分かるくらい入れてしまうとNG)

それぞれのカテゴリーからピンと来たものをピックアップして混ぜるだけ。やっているうちに勘が冴えて、絶品の組み合わせが生まれたりします。自由に楽しんでみてください。
2013. 08. 24  
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買ったばかりの新鮮な生野菜と庭のバジル(虫に食べられて葉の真ん中に大きな穴が開いている)でサラダを作りました。ただのサラダなのですが、ドレッシングにちょっとこだわりがあります。ホメオパシーの大家ミーシャに教えてもらった特製5行ドレッシング。私はアルケミードレッシングと名付けました。(ミーシャは確か苦を抜いた4elementsと言っていたけれど、私は日本人なので5行でやってます。)

このアルケミードレッシングのレシピは超簡単。いま台所にある 酸(すっぱい)、苦(にがい)、甘(あまい)、辛(からい)、鹹(塩からい)を好きなだけ入れて、オイルをその倍量入れて混ぜる、というもの。季節やそのときの体調よって微妙にこのバランスが変わるのだけど、集中して調合すると、この案配がもう見事に最高のものに仕上がるのです。魔女の気分。で、再生不可能、レシピなし。

今日の私の調合:
:ライム一個、りんご酢(Apfelessig)

:夏の五行である苦。これはピンと来ないかもしれません。アーモンドやクルミを砕いて入れたり、タマネギをすって入れたりしますが、でも大抵は具材のほうに入れます。日本だったら今の時期はゴーヤ、オクラ。こちらだとRadicchio(トレヴィス)やChicorée(チコリー)。それから夏に旬のトマト、きゅうり。冬なら大好きなFeldsalat(マーシュ)。春なら1にも2にもSpargel(白アスパラ).日本ならウドやふき。今日はバジルとトマトが入ってるから苦はすでにOK.

:麦芽糖(Reismalz)。 普段はいろいろな蜂蜜を使い分けます。栗の蜂蜜だと苦と甘が一度にとれる。

:エシャロットのみじん切り(香味野菜を入れるのが大好きなのですが、普通はマスタード、こしょう)エシャロットが好きなのは、一回の使い切りにちょうどいい大きさだということ、層が薄くてブヨブヨした粘膜部分がないので細かいみじん切りがすぐ出来るし、タマネギやネギほど刺激がないので水にさらすなどの手間がいらないこと。微妙な紫が大好きな茗荷を連想させるのも理由のひとつ。

:醤油(もちろんこれを入れると一気に和風になるので、洋風にしたいときには塩ベースですが、それでもかくし味にちょっと醤油や味噌をいれるとすっごく美味しくなる。)

このアルケミーにはハマる。日によってあ、OO入りすぎちゃった、とかxxがない、という時があるのですが、そういう時はどういうわけかそれがばっちりの美味しさだったりするのです。最近娘と私は妙に辛いものと甘いものに狂ってるのですが、今ちょうど季節の変わり目(土用=甘)で秋(辛)に向かっている、ということと照らし合わせると納得。ちなみに今日衝動的に買ったトウモロコシや大量のフルーツ、エシャロット、タマネギ。これも説明つきます。

肝心のオイル。私はArgan Öl(アルガンオイル)を使っています。
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実をローストしたタイプと生タイプがあって、薬効は多分生の方があるのでしょうが、私は断然ローストした方が好きなのでそれを使っています。油臭さが全くなくて、ナッツのようなすごく香ばしい香り。美容とか脳血栓を防ぐとかありますが、単純にすごく美味しい。ちなみにこんなに美味しいのに家族はどういうわけかあまり好きじゃないので私専用。かなり高価なのでラッキー♫ 家族にはオリーブオイルかHanf Öl。)

以前Facebookでも紹介したChia-Samen(チアシード)。IMG_5855.jpg
ローフード食材では有名で、オメガ3の含有率の多さで注目されています。これ面白い食材で、ごまみたいなのですが、硬くないし、煎る必要もなし。調理無しで何にでも加えられて超便利です。ドレッシングに入れるとどこかタピオカみたいな感じにふわっとなって、すごくおいしい。最近はもっぱらこれをドレッシングに入れてボリュームアップ。栄養価が高いだけでなく、お腹一杯になるのでダイエットにもいいとか。

さてここまで自画自賛したアルケミードレッシングですが、主人にはあまり受けない、という事実を告白しなければいけません・・。主人はキューピードレッシングが好きで、納豆は付属のたれで選び、イタリアのホテルでハインツのケチャップを所望してしまう人間でございます。ここまで真逆を張り合わなくてもいいのに。ちなみに思春期の娘はいまは大方父親側に加勢していますが、このドレッシングだけは別で、醤油ベースだとお皿に残ったのを飲んでしまう。

結局夕飯の支度も必要なしと分かり、ボール一杯のサラダにアルガンオイルをたっぷりかけて、全部ひとりで食べきってしまいました。あ〜美味しかった〜。
2013. 08. 24  
久しぶりに食についての投稿です。週末のオフの今日、大量に買い物して帰宅したら、父娘はそれぞれ昼も夜も外食を勝手に決めて外出。せっかくいろいろ作ろうと思ったのに。暇になってしまったので記念撮影です。
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プルーンはZwetschgen(ツヴェツゲン)です。もう大好きでこの時期見つければいつも半キロ買ってしまう。(食べるのは私だけ。)お勧めは青くて大きめで白い粉がふいてて、ちょっと柔らかめのもの。市場だと完熟が買えるので断然いい。完熟を買って3、4日で食べきるのがベストで、悪くなる直前の微妙に発酵し梅酒っぽい味わいになったのが最高。(それを過ぎると口に入れた瞬間カビ臭でオエっとなります。)買うときに、熟れ具合と食べるペースの微妙な計算が必要で、ベストのタイミングで食べられたときにはいつもガッツポーズ!私は生フリークですが、ドイツ人はこれでよくタルトを作ります。その場合はすこし赤っぽくて酸味の強いものの方が向いていると思います。

黄色い実がMirabellen。これはフランスが名産地ですがここでもそこらに植えられています。ご近所さんを我が家のように自由に出入りする娘は以前よく近所の家の庭に落ちているのを拾って食べていて、本人買うものだと思っていませんでした。さすがに中2にもなるとこうやって頂くこともなくなったので、最近は買う事の方が多くなりました。

ブルーベリー(Heidelbeern)大好物。1パック一気できてしまいます。きくところによると同じブルーベリーでも種類が100種類もあるそうで、有機のものは粒が小さく硬くて酸っぱめ。これに関してはスーパーの有機より農家直売の、粒が大きくて甘いものの方が好きです。

ラズベリー(Himbeeren)、これは断然市場で買うべき。そして、すぐ食べる。ちょっとでも日が経つとすぐ溶けてくっついてかびる。逆に完熟の摘みたてのおいしさといったら!写真に映っていないのは、すでにもう食べきってしまったから。

禁断のマンゴー。大好きなのですがどうも体質に合わないようで、マンゴーを食べると身体が冷えて必ず体調を崩す。今まで食べた歴代第一に美味しかったのはホテルリッツのマンゴー。あれは美味しかった・・。そしてその後苦しんだ・・。今日買ってしまったのは、セールにつられて。有機なのに99セント。2個も買ってしまった・・。

Platt Pfirsiche(平べったい桃)最初この桃は変な形だと避けていたのですが、実はこれが最も日本の桃に近いと教えてもらって試したら確かにそうなので、以来ファン。これは残念ながらドイツ産ではなくて、フランスかスペインからの輸入です。こちらの桃は果肉が白か黄色で、味は黄色い方が濃厚なのですが、日本人は白い果肉の方が好きみたいです。

ちなみにドイツでは果物の皮は剥きません。

2013. 08. 22  
私がこのセラピーに惹かれたのは、一つはこれが笑いを引き出して緩める、ということ、もうひとつは、クライアントは本来自ら良くなる力(自己治癒力)を持っている、ということを前提にしていること。

このProvocative Therapyでは、施術者はクライアントの愁訴をおうむ返しに返したり、密かに思っている事を明るみにしたりして、病んでいるもとになっているネガティブな思考を一旦増強してみせます。これが増強されてある程度いったとき、自然の防御システムが働いて対極の反応が引き出される。これ、実はホメオパシーの仕組みと全く同じです。治癒の法則で、大前提です。

ホメオパシーは症状の波動ににた波動を持つ自然界の動植物や鉱物などの波動を取り込んで、いったんその病気の波動を増強させます。そして、身体に「これはまずい」と気づかせ、自己治癒力を発動させます。

直傳靈氣も、自己治癒力を引き出すことを意図している、という点で全く同じ。エネルギーを通すことによって、生命力の底上げをはかり、自ら治す力を引き出しているわけです。直傳靈氣の考え方は東洋医学と全く同じです。東洋医学が、ツボとか経絡を利用して身体に流れを取り戻させる(自己治癒力を引き出す)のを、エネルギーでやっているわけです。

私がProvocative Therapyに惹かれたもう一つの理由は、笑いで脱力させる、ということ。笑わされて緊張がゆるんで、挑発によって今まで空回りしていたり妨げられていた自己治癒力がかみ合うようになると、人は自ら良くなる。

癌になりやすい性格というのは心配性でシリアス、というのはよく知られていて、だから余命間もない癌宣告を受けた人がビデオショップで好きなコメディを借りて余命を笑い飛ばして過ごしたところ、再検査で癌が消えてしまったとわかった、という実話がとても有名ですよね。笑って緩むと自己治癒力が発動する。

ロルフィングも緩めるのがキー。私たちは余分な緊張で流れを止めているのです。流れを止めてコリをつくったり歪みをつくったり感情のブロッケージを作ったり。だからロルフィングはゆるめてリリースして自己治癒力を発動させている。

私たちは自ら良くなる力を持っている。何度言ってもいい足りない。そしてそのキーは緩み、笑い、流れ。大事な法則です。
2013. 08. 22  
今日ドイツ人のクライアントさんから素晴らしいセラピーを紹介していただきました。
今年の2月に亡くなってしまったFrank FarrelyProvocative Therapy(挑発療法)。

wikiからひくと、Provocative Therapy is a system of psychotherapy in which the therapist plays the devil's advocate, siding with the negative half of the client's ambivalence toward his life's goals, his relationships, work and the structures within which he lives.とあります。

普通のサイコセラピーなら、セラピストが囁きかけるように思いやりいっぱいに「あなたはそのままで素晴らしいんだから」とか「あなたには計り知れない可能性があるんだから」とか「あなたは00というような長所がたくさんあって・・・」とかいって慰めていくものですが、Frankはその真逆の言葉を投げかけてクライアントを挑発したりユーモアで笑わせたりして、悪循環に陥っていた負のスパイラルの鎖を断つ、というもの。

たとえば、「そう、私が今君の前に座ってるのはお金のためだけだ。君はつまらない人間で話していて退屈だし。」こんな事面と向かって言われるとショックですが、実は自分自身がそういう気持ちでいるのを鏡のように映されてるんだとクライアントは次第に気づきます。セラピストは心にもない事をお金のためにただ表面的に言ってるだけだ、この人本当は私のことをそんなふうに思っていないはずだ、と思い込んで自分のそのcore beliefのパターンから抜けられないクライアントは、面食らうような言葉をどんどん言われながらも、目の前のFrankは実は自分の心を読むかのように反応してるんだとわかって次第に同調して「そんなことはない、あなたは私に共感してくれてる」といつの間にか自分からポジティブなことを言う羽目になります。

「君はそのとおり、踏みにじられるべき人間だ。地べたにねててちょうどいい。」自分に自信がなくて、そういう扱いを受けて当然と思って実際床に横たわっていたクライアントは、3回目に至って「ちょうど外は雨だし、その奇麗な白いスカートで汚れた靴を拭かせてもらおう。」この言葉についにブチ切れて蹴りをいれたり。

youtubeで動画が紹介されています。

ベルリンでのワークショップの際、真面目なドイツ人がProvative Therapyのセラピストになる為の条件は?と聞いて来たので「まず第一に」と始めたら78本のボールペンがざざっとノートを取り始めたので、「アイルランド人であることだ」と続けたら全員ずっこけた、と笑ってます。

あと、他の動画で、ベジタリアンというのはネイティブアメリカンの言葉で、poor hunter(狩りが下手な奴)の意味だ(これには笑った)と言ってみたり。

こうやって、悪魔の代弁者としてのフランクは、お仕着せの慰めの代わりにクライアントが密かにしまい込んでいるネガティブな思考を明るみに出して増強し、こうやって自己欺瞞をしてるのは良くないんだと気づかせ、囚われのもとになっている考えをユーモアでバカにします。このあまりにも思いがけないブローにクライアントは腰がくだけ、ゲラゲラ笑ってしまい、自らポジティブな反応を引き出してしまうのです。

これ面白かったのは、この挑発療法がどうもドイツでかなりポピュラーで、日本ではそれほどではない、という事実。日本人はエラい人からこんな事言われたら真に受けてよけい落ち込むからでしょうか。実際真に受けてよけい悪くなる人がいたらどうするんだという質問はよくあるそうで、それに対する回答はたしか「何をいうかじゃなくてどういうかが大事なんだ。」でした。あとは、壊しっぱなしにして大丈夫なのか?(打ちのめしておいて立ち直るのを手伝わないのはどうか)というような質問に対しては、「そういうときは人はしょうがないから自分で立ち直るんだよ」。・・よみがえる日野武道の記憶。同じだ。

一見自我が未発達で弱そうな日本人に対して、我は強いがもろいドイツ人(耐震構造に置き換えるとわかりやすい)はこの挑発で笑う、という療法にものすごく反応するようです。実はセッション4でfight/flight muscle(骨盤底を中心としたミッドラインの筋肉)をリリースしたあと爆発するのは西洋人の方が多くて、どうも子供時代からここをずっと緊張するよう訓練させられてきたのを開放されて混乱するからか。

西洋人が子供へのしつけでよく言う"Reiß Dich zusammen"(=Pull yourself together)というのはドイツ語でも英語でもしっかりしなさい、という意味ですが、文字通りとると「筋肉をぎゅっと縮めなさい」という意味です。人はこういわれると反射的にミッドラインを固める。背筋を伸ばしなさい、と言われた時も同じ反応をします。文字通りお尻をきゅっと固めて、ミッドラインに緊張をためることを子供の頃からずっと言われて育つ西洋人は、この「脱力」とか「しなやかさ」がトラウマ開放のキーになる人が多いのかもしれない。

あと彼のジョークが下ネタばかりなのは、トラウマに結びつく記憶が性に関する事が多いという事実を反映していると思います。セクハラが日本の比でない欧米では、さもありなん。

彼のユーモアと人柄の暖かさには本当に惹かれました。動画ざっとみただけですが、彼のセッションをぜひ見てみたい、ワークショップに参加してみたい、と思ったので本当に残念です。クライアントさんが今度著書を貸してくれるのだそうで、それを楽しみにしています。彼曰く、その本ドイツ語と英語で書いてあるそうで、あまりいいドイツ語訳ではないけれど、私のひどいドイツ語の学習の足しにはなるだろうとのこと。ありがとうございます。。
2013. 08. 17  
聞くところによると日本はまだまだ暑いのだそうですが、ドイツはもう明らかに秋の風。澄みきった冷たい空気が火照った肌に気持ちいい。マルタでの太陽の貯蓄、あっというまに底をつきそう。。

今を生きる、の続き。

難しく考えなければ、赤ちゃんや子供達がそのお手本。全身全霊で今を生きてるその姿を拝ませてもらっていつも感動します。あとは目の前をウロウロする娘。この子は昔から本当に限りなく自由気ままに生きていて、彼女見てると人間界のつまらないルールがアホ臭く思えてしまう。彼女に聞いたら、今を生きる?へ?そんなことより今のこれをどうにかして、と帰ってくるはず。産まれた瞬間の彼女を見て、あ、別の人種だ、と直感し、これから担当させていただきます、よろしくお願いします、と妙に畏まったのを思い出します。

私がいまつまづいているのは、たぶん彼らが素直に体現する「今を生きる」を意識下でやろうとしているんだと思います。例によって我との折り合い。やっぱりずーっとたどって来た布石の当然の帰結なんだと思います。

直傳靈氣の影響は大きかった。創始者の臼井甕男が求めた安心立命(あんじんりゅうめい、仏教でいう悟りの境地、天命に身を任せてどんなときにでも心が平安でいる状態)の境地、そこにどうしてもたどり着けず、すがった禅の師からかえってきた「いちど死んでごらん」という言葉。臼井甕男はここでああ自分はもはやこれまで、と死ぬつもりで断食の山ごもりを始めたのですが、このくだりは身に迫るものがありました。結局彼はそれによって思いがけず悟りをひらき、靈氣というものすごいエネルギーを頂いたわけですが。

日月神示も「我よし」のありかたを捨てよ、と繰り返し言っているように、たぶん臼井甕男の禅の師もその我を捨てよ、と言ったのだと思います。安心立命は、いってみればまだ我の枠から出ていない。我の悟り、我の平安。その我よしの範疇にとどまっている限り求めるものは得られない、だからそれを捨てよ、それを師は死んでごらん、という言葉で伝えたのだと思います。

この夏直傳靈氣をしっかりおさらいしたのは本当によかった。面白いのは、直傳靈氣も日月神示も、世界大戦の直前ー終戦直前に降ろされたもので、時期から言っても内容から言っても、なんだかこの2つはとてもリンクしている気がして仕方ないのです。実際日月神示の中には安心立命とか霊気という言葉が何度も出てきます。(大して深い位置づけではないですが。)直傳靈氣の講習を受けていただくと分かりますが、日月神示で紹介されているシンボルのいくつかは、直傳靈氣を習うと意味がとれるようになる。一見意味不明のシンボルの羅列が日月神示によく出てきますが、いくつかは私にも以前からなじみで、この辺りに関わって来られた方もこれらの意味するものの深さをよくご存知のはずです。2つとも降ろされたのは比較的最近ですが、ルーツは太古の昔に遡るはずです。

日月神示には岩戸開きについてのことがたくさん書いてあります。ここには軽々しく書けないのですが、今年の伊勢神宮と出雲大社の同時式年遷宮に関係しているように思える事もたくさん。悪霊の正体についてもはっきり。ピンと来た方、このあたりを是非探求なさってみてください。

どういう訳かこのお盆にむけて私はこの2つを集中しておさらいする流れになりました。普段は併行して2、3の事をしているのですが最近どういうわけか2Gの世界に生きているみたいに身体が重くて、日月神示や日本の神々に対する本以外手に取れない状況。他の事をしようとしても身体が重くて重くて動かない・・。あるいは単にマルタの不摂生が身体に堪えたのか??帰って来て、市場のくだものと玄米梅干しお味噌汁を食卓に並べたときどれだけホッとしてこのありがたさを感謝したか。残念ながら私はやっぱりもう美食を消化できないのかもしれない。。

私はまだしばらく2G世界の住人をやっていますが、太陽風や岩戸開きの影響を受けてらっしゃる方も、どうぞお大事に。


2013. 08. 16  
「今この瞬間を生きる」って。

思えばとんでもない事軽々しく口にしてたな・・と今更ながら思うところが最近多々あり、本当に今更の考察です。

ヨガで最も難しいアサナは間違いなくシャバアサナ(屍のポーズ)。常に動き回るチッタ(心)は一瞬足りとも静まってくれない。私できてない。わかってない。

人によってはクンダリーニエネルギーの上昇と言ってみたり、セックスのときのオルガスムスと言ってみたり、瞑想や修行や趣味への没頭によるトランス状態といったり。

ここがよく誤解されるのですが、トランス状態というのは涅槃とか無とか空とかの境地とは違います。トランス状態というのはいわゆる催眠状態ですが、これ別に特別なことではなくて、日常に当たり前に私たちに起こっています。一日に、自然と、私たちは何度もこの状態になります。何かに熱中しているとき、集中しているとき、あるいはぼーっとしていて気づいたら時計の針がうんと進んでた、なんていうときもトランス状態です。ロルフィングセッションもこれに他ならない。受ける方だけでなく施術者である私も。集中によるトランス状態を日々かなり長い時間意識的に保持している私ですが、この事を言っている訳ではありません。

たとえば目の前に置いてあるサボテンを触ったとする。ちょっとひやっとした感覚、指に押し返してくるちょっと弾力のある肉厚の葉と、ちくっとするとげの感覚、これ実は実際に指先の神経が触覚として脳に伝達している情報は15パーセントほどで、残り85パーセントは記憶やら想像やらによる脳のクリエーションなのだそうです。つまり、私たちは実際に体験していると思っていても、実は現実の85パーセントは脳が創り上げている。脳は常に現実のすり替えをしている、ともいえる。自分の記憶が同じ体験をした人の記憶と違っていたり、同じことを繰り返しても別の体験として記憶されたりするのもこのからくり。私たちの現実の大部分は、脳のクリエーション。

ヒプノセラピー(催眠療法)はここを利用したセラピーです。トランス状態に持って行く事で交感神経のノイズを鎮め、本当は意識の9割を占める潜在意識を健在意識とおなじ水面に浮かび上がらせて、苦しみの元になっている記憶をさぐります。そこから先はいろいろな手法が必要になってきますが。現実のほとんどがクリエーションなのだから、現実を変える事も似たトリックで出来る、という仕組み。

話それました。本題の「今を生きる」って。

やっぱり分からない。。言葉ではたくさん言える。たくさんたくさん本を読んで来たし、いろんな師に聞いて来たし、語彙は山ほど持っているけれど、結局言葉だけが踊って嘘くさくて・・要するに実感してないからです。一生こう言い続けるんだろうか。

あるドイツ人に、「日本人て、乗り物から降りたらパシャパシャって忙しそうに写真だけとって、家に帰ってから(その写真見て)旅行を楽しむんだよね」と言われた。

吉本ばななの「日本人てせっせとノート取ってる割には理解してない」(笑)これ私。

今を生きられない自分を最近とみに意識していたので、何気ない言葉にいちいち急所をつかれている気がして被害妄想は拡大する。

で、マルタに行ってきました。今を生きる、ということについて大事な事を教えてくれている(と思い込んでいる)日月神示を持参し、今回とことんこれに集中してみようと。意味不明の場所があまりにも多いので、いずれきちんと学ばなければとは思っているのですが、ものは試しで言霊だけを頂いてみました。

結果。ものすごく大事な箇所だと思って必死で何度も何度も読み返したところはやっぱり記憶の彼方で、逆に「お尻出されたら拭いてあげよ、怒るでないぞ」という言い回し、そしてあまりに唐突な文脈だったので気になってしまった「重い石乗せたタクアンはうまいのであるぞ」という箇所だけが妙に残ってしまい、これがマントラのように脳裏にやきついて離れない。お尻出されたなあ、と思ったらいそいそと拭いてあげ、重い石のせられたなあ、と感じたときには、美味しい沢庵になるチャンスと喜べばいいんですね。今の私の理解力だと、いただけるのはこの程度(泣)。

マルタでは今を生きようと、えびえびまたえび、連日のケーキと大量の油、という慣れない食生活に身を浸し、ホテル併設のジムで大嫌いな筋トレのプログラムに間違って紛れ込んで集中して腕を痛め、ちょっと変わったヨガに参加してしまいやめればよかったのに最後まで合わせているうちに全システム大混乱という見当違いを繰り返しました。神示が泣く。あの太陽、風と波の音、あれだけはしっかり細胞に蓄えて来たから、これでよしとさせてください・・。
2013. 08. 01  
今日は生きていてよかったと思うような晴天でした。(ちょっと湿度のある33度で、他の人は暑すぎると表現する日。)日本の「溶ける」暑さに較べると、こちらの「いぶられる」暑さの快適度といったら。汗をかいても即座に乾くし日陰に行けば瞬時にクーラーにありつけるし、真夏の真っ青な空と木々の緑と家の白い壁とオレンジの屋根のコントラストが本当に美しくて。子供の頃は、夏の音といえば風鈴だっけれど、昨今の日本は交通音やしゃべる電化製品やらが風情などというものをかき消してしまっている・・。

「夏休みの読書感想文」が続きます。毎日一晩で一冊がやめられない。今日はクライアントさんが貸してくださった「アナスタシア」。

内容はというと、メグレ氏がシベリア杉の効果(とビジネスの可能性)に興味を持ってシベリアのタイガを訪れたときに出会った道先案内人の原住民アナスタシアとの3日間に渡る体験を綴ったもの。不思議体験的な話には、大抵本人の思い込みがかなり含まれていて、普段はあまり食指が動かないのですが、この本の内容は、その系統の本とあまりに違うのでびっくりして一気読みしてしまいました。

著者のウラジミール・メグレ氏はペレストロイカ時代のロシアの代表的な起業家で、(本の印象からいうと)精神性も文学的素養も全くない俗物代表。(HPをチェックして、その佇まいがあまりにも想像通りだったので笑ってしまいました。)本当に彼自身が著者なのだとしたら、ここに書いてある内容は真実だと思いました。著者がちょっとでもこういう世界に対して下知識があったり文才があったりしたら、こんなにみっともなく情けない自分自身の俗物ぶりをここまで完膚なきまでに写実できないはず・・。彼の言うようにアナスタシアに書かされた、としか思えない。もしこれが誰か別の人の創作なのだとしたら、すごい小説家だと思います。アナスタシアとミグレ氏の噛み合わなさが増して行く様子の臨場感は、もう、息をのむほど。このあたりの緊張感などは、単なる小説としても凄く面白い。一冊読んだだけなので彼がその後どう精神的成長を遂げたかわからないのですが、何はともあれ、あの時点で自分のことをここまで正直に公開したメグレ氏になによりも拍手を送りたいです。

いえ、本題はアナスタシアが彼を通じて私たちに伝えようとした内容の凄さでした。極寒のシベリアで裸足、薄着で野生動物と暮らすアナスタシアは、完璧な肉体と知性を兼ね備え、信じられないような特殊能力をもつ恐るべき高度な「人間」で、彼女がこの本を通して私たちに送っているエネルギーは、読んだ人の人生を変えることを意図しているそうで、確かにその効果は予言通りとなり、いまでは20カ国語に翻訳されています。彼女が人類に伝えようとしている智慧は、私たちのレベルに合わせてできるだけ詳しく具体的に説明してくれていて、その努力にも底なしの愛を感じました。詳しい内容はぜひ本を手に取ってお読みください。

私がやっぱり興味を惹かれたのが、やっぱり伝説のリンギングシダー。この特別な杉の精油ってどんなもの、と興味津々になったところ、案の定ちゃんと商業主義にのっかったロシア製のシダーウッドの精油が日本で売られていました。

多分普通は本読んでこのオイルを買って、ご加護があった!と喜んで終わりになってしまうでしょう。こういうものにすぐ飛びついてはすぐ離れる日本人ですが、私はこの本には素通りしてはいけないものがあると感じました。メグレ氏関連を追いかけたり関連商品を買うという形でなくて、ちょっと静かに時間をとって、この本がもたらしてくれたものを自分ものにする消化作業をきちんととらなきゃいけない本ではないかと。

アナスタシアを特別なサイキック、と片付けて自分たちと切り離してはいけない。彼女が身を以て伝えてくれていること、これ形を変えた修身論に聞こえます。実は最近直傳靈氣を教えるに当たって、エネルギーワークについていろいろ考えているのですが、これ要するに修身だよな、とやっぱり思います。

直傳靈氣のところでいつか詳しく書くかもしれませんが、質のいいエネルギーワークができるようになる為には、一にも2にも3にも4にも、永遠に、地道な精神修行が必要だとつくづく思います。スピリチュアル関係の本で人気のある本はどうも努力なくして一挙にハッピーになる!みたいなお手軽さを売りにしているものが多くて、ため息が出ます。ちょっとお手軽に流れるとこてんぱんに怒られる私からすると、この世界は修身以外の何ものでもない。甘くない。

といいつつやっぱりシダーウッドが気になって(笑)、Young Living社のものにはそれほどこの本に書いてある程の特別さは感じないので、以前から気になっているアルケミストオイルを覗いたりしています。はい・・私自身がまだまだ修行中の身でございます。
プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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