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2014. 01. 20  
ヒューマンデザインを眺めながらずっと頭にあったのが、年末年始の旅行の機内で見たThe Cider House Rulesという映画でした。ジョンアーヴィングの同名小説を映画化したものです。当時アカデミー助演男優賞と脚色賞を受賞しました。原作はわりと絶望的な話なのですが、映画では映像が奇麗で主人公のHomer役を演じたトビーマグワイアがとても良くて、深刻さをあまり感じさせないいい映画でした。

この映画にはテーマがいくつかあって、主題になっているのがルール。

このルールは誰が、何の為(誰の為に)に作ったのか。

自分は自分の人生を統治(ルール)できるのか。

伏線として、ルール違反(堕胎、無免許医師行為、経歴ねつ造、近親相姦、姦通、父親殺し)のオンパレード。

孤児院で育ち2度「返品」された後、そこで違法堕胎手術をするラーチ医師に跡取り息子として育てられた主人公のホーマーは、硬く結んだ口にいつも穏やかな微笑みを浮かべたもの静かな男性で、彼のこの表情だけでこれを演じたトビーマグワイアにアカデミー主演男優賞をあげてほしかったと思ったほどでした。イギリスのジェントルマンによく見られる、周りを包み込むような優しさを見せながら絶対人をある領域以上にはよせつけない確固たる境界をみせる微笑み。これ彼の地じゃないなら、すごい演技。

自分の人生は自分で決められない、里親になってくれるかもしれない人をただじっと待つだけの孤児院で育つ子供達。物心ついてから、ラーチ医師に人の役に立て、と言われて育った彼は、自分の人生は人によって決められる、自分の人生は人の役に立つためだけにある、そう思っていたのか、堕胎手術をするラーチ医師に心では反発を感じながらも、黙々と手術を手伝います。その堕胎手術で取り出した胎児を焼却し埋葬しながら。望まない妊娠をした女性にも、生まれる権利を与えられない胎児にも、課せられるのは当事者でない人が作ったルール。

孤児院を飛び出し、行った先のサイダーハウスでキャンディと恋をした彼は、「僕は自分の人生のヒーローになった、てことなんだろうか。」と、高鳴る胸の鼓動を確かめるようにしながら目を輝かせます。このセリフいかにもアメリカ人ですが、この物語の主題に真っ向からチャレンジするこのセリフにははっとした。いつも本心があまり見えない表情の彼がぱあっと輝いた顔をしたのが印象的でした。

それだけにその後、キャンディの婚約者が戦争で半身不随になって帰って来ると解ったときには、「私あなたを愛してるのよ」といって引き続き関係を求めるキャンディに対してきっぱりと、僕は何もしない(運命には逆らわない)、だったか何だったか、ちょうどここで食事が運ばれて来て一旦筋を見失ったので定かでないのですがあの「断固とした意思を持った諦め」を表明したのがよけい際立った。ジョンアーヴィングはこれが言いたかったのかと思ったくらい。(原作ではこのあたりは全然違う展開ですが)

自分の人生の主導権はだれか別のものの手にある。自分ではなにもできない。

これ、めちゃくちゃ絶望的に見えて、でもホーマーの生き方って、ある意味人生を生き抜く究極の姿なのかもしれない、と、その後もずーっと反芻していたのでした。あの確固とした諦め。でもそれはアメリカ人のいう負け犬とは違う、卑屈さの全然ない、崇高ですらある諦め。ヒューマンデザインで作成した自分の運命盤を見て、そこから浮き上がって来た魂のテーマなるものを眺めていたら、自分がホーマーに重なった気がした。

押し付けられたルールのもとですべてが不幸になる配置に置かれているように見えるこの物語ですが、起こる出来事の悲惨さに較べると観た後の印象は実はそんなに悪くない。たぶんホーマーの「積極的な諦め」の清々しさ。キャンディがよくいうセリフ“Just wait and see what happens." 人生ジタバタもがこうとなるようにしかならない。See what happens.

本当は数々の「絶望的な」展開だって、元は自分のプランです。神の分身である自分のデザイン。起こる出来事が絶望的になるかどうかは、実は自分の意識にかかっている。意識が絶望すれば、状況は絶望的になる。ホーマーは意識は極めて健全です。だから彼は絶望しない。ホーマーとキャンディに、人生を生き抜く極意を教えてもらった気がします。“Just wait and see what happens."

ドイツ人ならだれでも知るファミリーコンステレーションというセラピーがあります。人間関係のもつれを解決するためのロールプレイです。このロールプレイ中、人生に絶望を感じているある女性が、死体役の人に寄り添ったまま、セラピストのどんな誘導にも頑に応じず、自分は死者とともに生きる、ときっぱりと言いました。セラピストは、彼女に、その選択を尊重すると言いました。その2日後、彼女は晴れて自殺しました。

これ、セラピーとしては失敗だったのかどうだったのか、考えさせられました。彼女は自分を自殺したくなるほどつらい環境に追いやった小我の思考、それを社会的ルールから押しとどめるこれも小我の思考というダブルバインドに挟まれて、ほとんど機能停止していました。最後のスイッチを思い切って自分のこの手で選びとった、というのは、彼女にとって達成だったのかもしれない。セラピストというのは人が生を授かるのはかならず成し遂げる目的があるはずだからと何が何でも自殺を思いとどまらせる事??病気は悪い気がひきおこしているのだから絶対治さなきゃいけない、正さなきゃいけない、と思ってしまうのが本人を無視した治療者の思い上がりである、というのと同じことに思えてしまった。彼女は最後に自分で自分の人生を終える決定権を行使した。She became a hero of her own life.

運命はあらかじめデザインされている。自分の運命盤をみて、部族のカルマまで背負わされているのを知った日には、認めざるを得ない。それでも神は私たちそれぞれに選択権を与えている。スイッチを押すのはこの私。この選択権を濫用して、ここまで落ちまくったのが今の私たち。たぶん今私たちは、自分のデザインした運命というものにもう一度向き合って、その背後にある神の意の視点でもういちどこの生を見つめ直しなさい、という時期に来ているのかもしれません。
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2014. 01. 19  
ヒューマンデザインというものを教えてもらいました。新種のホロスコープといえるようなもので、ホロスコープ作成に必要な情報をインプットすると、無料で自分の運命盤を見る事が出来ます。無料チャートはここ

ただの遊びだよ、といいながら、私のデータをささっと入力して無料チャートを見たある人が、チャートの簡単な解説をしてくれました。まず一見して驚いたのが、その曼荼羅の美しさ。この曼荼羅一つにホロスコープ、中国の易経、カバラ、チャクラが全部統合されてる。そしてそこに表現されているものは量子物理や心理学や遺伝学などを通して伝えられる叡智。曼荼羅を見た瞬間これはとんでもなく深淵なものだと感じ、ボーっと眺めていたら説明途中で携帯のバッテリーが切れてしまいました。

こういう展開というのはその後間違いなく気になるもので、やっぱりその後気になって自分でいろいろ検索したら、これがアメリカだけでなく世界各国で展開されているとわかりました。でもさすがアメリカ人が開発しただけに、きっちりビジネス。無料で手に入れられるのはほんの触りだけで、詳しく知りたかったら情報量に応じてそれなりのお金を払っていくことになっています。日本語だとレベル1といわれるチャートで3500円、資格を持った解析者にリーディングしてもらうと90分で3万円くらい、もっと知りたかったら何度もリーディングを受け、勉強会に参加し、解析者となるための講習を受けていただくという仕組み。

たとえば同じ病院で同時刻に生まれた人は、このヒューマンデザインによると全く同じ運命を持っていることになります。今までホロスコープをリーディングする人の多くはチャートを介して本人の透視をしているんだろうと思っていたのですが、ヒューマンデザインではそういう「特殊能力」よりもっと物理的数学的な解析に頼る印象です。のわりには過去世のカルマ、集合意識、魂の目的、などといった、かなりエソテリックな内容を扱っています。

単なるデータの解析なら別に人にやってもらわなくても自分でできそうと思って、とりあえずアメリカのサイトで9ページの解説を買ったら5分で読めて全く心に響かない代物で、納得いかずアマゾンでを買って読んでみたら、こんどは枝葉の情報にふりまわされてなんだか大局がつかめず、うーんわかったようなわかんないような、と思っていたら案の定巻末に著者がそれについての注釈をしていました。この大局をつかむのがこのヒューマンデザインの醍醐味でありその為には解析者の解説をあおげと。結局そういうこと。

私がこのチャートをみて面白かったのは、自分の人生のいくつかのテーマに対して、それを成し遂げるために不可欠なピースを誰が持っているかを一目で知る事が出来るということ。運命の赤い糸のあちら側を持つ人が、一目で分かる仕組み。

これはキケン〜。私は私のままでは欠けている、と、思い込んでしまう。自分に欠けたピースを探したくなる。おそらくヒューマンデザインの意図はそこにはないし著者の見解でもないでしょうが。

実際著者は、我々一人一人というのは結局、「神」の分身である星屑がホログラフィックに現れているだけ、という言い方をしています。私が去年得た最も大きな気づきと同じことを言っている。私たちの人生における苦悩も貧困も戦争も、全部私たちの意識が創り上げたものに過ぎなくて、こんなに持続不可能な世界を創り上げてしまったのも、我々が本来の「私」から意識の上で離れてしまったから。私たちがこの今の私を、この世界を、意識の上で喜びに満ちあふれていて平和で満たされたものだと感じられたら、この世界は変わる。著者はこういうようなことを言って結んでいます。

あまりにも膨大な情報が網羅されているので、使い方を限定するのも手かもしれません。たとえば占いのように性格や相性だけとか。でないとわけがわからなくなる。

私自身は、自分のチャートを見ても、ふうん、という感じで胸躍るような大発見はありませんでした。でも、あきらかに私のプロファイルはいかにも私で、娘のプロファイルはあれ以外ありえない。面白かったのは主人で、何かの間違いじゃないかと思うほど本人の見かけ像とかけはなれている。人間の本質はたいてい無意識のところで表現されていて、その部分は端からみれば明々白々で知らずは本人だけ、というのが常で、ホメオパシーでもロルフィングでもまさにそこを追求しているのですが、他人から見ても全くわからない本人の本質って??もしかして間違っているのは記述でなくて主人の選んだこの人生だったのかしらと妙に気の毒になってしまい本人に伝えたところ、好きな事ばっかりやって暮らせるわけない、それをやっているお前は目出たすぎると言う事でした。涙を誘う発言でした・・。
2014. 01. 07  
プーケットのお土産:
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この国では至る所にあるレモングラス
精油はあらゆる場所でディフュージングされていました。スパではオイルはトリートメントに、乾燥葉はハーバルボールに入ってます。乾燥葉はお茶にして(写真右)蜂蜜を混ぜ、朝食では冷やして、スパやマッサージの後では暖かくして、デトックスティーとして飲みました。

絞股藍茶(右から2番目)(娘はこれを絞股愛茶と理解していた。どういうお茶・・)
文字通り不死のお茶とうたわれています。雑草としてそこらに生えていたが、近年薬効が知られて俄然注目されているお茶だそうで、そうなると生薬としていきなり高く売り出すのが抜け目ない。お店で効能を見たら抗酸化、老化を抑え若返らせ、神経を鎮めストレス軽減、脂肪とコレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を抑え、心臓発作を抑え、毛細血管を広げ肺機能を高め、細胞の新陳代謝を高め、血圧を安定させ、生殖器官、消化器官、肝臓などあらゆる臓器を整え、制癌、PHをアルカリにするなど、要するにいわゆる健康茶の薬効全部引き受けた感じのことが書いてある。糖尿病治療にも使われているそうです。まさしく現代人への特効薬。夫に良さそうだと試し買いして飲んでみたら最初ほんのり苦くてそのあとかなり甘く、どこかステビアを連想する。結構おいしいと夫を忘れ自分がせっせと飲みはじめたら夫もいつの間にか加わっていて、これはかなり消費するとふんで大量買いしてきました。こちらのアジアンショップでも売ってるかもしれません。(上記サイトでは大量に飲むなと書いてありますが、それは生薬の基本で当然。)飲みやすいので他のハーブティに混ぜるといいと思います。

パンダン茶(パンダンリーフ)(写真左から2番目)レモングラスと共に、タイのスパでマッサージに、お茶にと使われるハーブ。ほんのり甘い。

一番左のお茶はパンダン茶と何かのブレンド。何だったか忘れた。タイ語なので解読不能。

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ココナツオイル:タイでは透明の液体だったのが、ここではなんと白濁固形物に。ここって寒いのね。滞在中Kindleにダウンロードしておいたココナツオイルの本を読んで、このオイルの効用や使い方を知って、これがいかに万能かわかりいろいろな種類を買ってきました。効用についてはここここここ。なんてことはない、ドイツのブランドDR-GOERGがすごくつかえると解りました。あまりにも用途が広いし効果が高いので、どう料理しようかと思案中。研究結果はセッションでのお楽しみです。
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ご存知ノニジュース。
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天然100パーセントの歯磨き粉、薬草湯のもと。歯磨き粉は5種類くらいあって、味がおすすめなのは私が買った2つだそうです。
2014. 01. 07  
アジアンスパの代表格、バンヤンツリープーケットの道場破りをしてきました。スパ王国タイで、これを素通りはできない。ただぼーっとするつもりで何も予定せずに現地入りして、滞在ホテルでスパメニューを勧められた時にふと思いつきました。どうせなら技術も使うオイルや薬草も最高級といわれるところでうけたい。突然思い立ち、翌日タクシーで単身片道1時間かけて島を縦断の暴挙。(日本からだと日本語で申し込める格安パックがあると後で知ってものすごく悔しかった。)
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滞在者のプライバシーを優先した造り。滞在者同士が顔を合わせなくていいように部屋が完全に独立しているので、政府要人や顔の売れた人たちの御用達なのがよくわかる。お忍び旅行には大変お勧めです。残念ながらニーズのない私は、巨大なミニ都市のように世界各国の人々でニギニギした別のホテルで人々の観察にいそしんでおりました。

すこし早めに着いて、併設の売店でトリートメントオイルのチェック・・軽く失望。受付でメニューと金額を今更チェックして、色々説明を受けているうちに予約時と気が変わり、結局「Signature Master Therapist Experience」という、エキスパートだけが出来る施術を一つだけ試す事にしました。本当はパッケージで色々試すつもりだったのだけど。90分でたぶん2万円弱。(きっともっと安く受けられるはずです。悔しいから調べない。)
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写真撮ったらいけない気がして、用意もそこそこにささっとカメラに収めた施術部屋。右にも仏像。エアコンのないこの部屋は夏は蒸し暑く蚊がうっとうしいでしょうが、とにかくクーラー大嫌いで自然の光と風の好きな私にとっては最高でした。いつかこういうセッション部屋を作りたい。(エアコンのない仏像に囲まれた部屋・・て嬉しいの私だけか)
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使用するオイル。他に、バンヤンオリジナルの、ごま油で温めた薬草ボール2個(ごま油特有の匂いはしない。)このハーブボールは血行を良くして筋肉のトーンを緩めるのだとか。かなり熱くて適度な重量のあるハーブボールでトントンと圧をかけていくのですが、精油と薬草の香りが漂ってこれがめちゃめちゃ気持ちいい。ハーブボールで押される場所も、まさにバッチリ熱の欲しい場所。ふと何人かのクライアントさんにこのハーブボールを使いたい衝動に駆られ、でもさすがにロルフィングでこれはまずいだろなどと思いつつ、それにしてもこれ使える、広域の指圧とお灸とアロマが一度に出来る!!と動いた食指は収まらず、今回はロルフィングをこれ以上逸脱させまいと購入を見送りましたが、もしかしたらそのうち妙なものをこしらえて使い始めるかもしれません。

施術者の女性は、ここに10年務めているという女性でした。マッサージセラピストというのは、バレリーナと同じで骨格(この場合指)によってランクが決められてしまう。指の腹の肉厚さ、柔らかさやしなやかさで適正がばっちり解ってしまうので、業界の人は見た瞬間、受ける側は触られた瞬間に合否の判定をくだす。実はすごくシビアな世界です。この女性はさすがにいい指をしていた。あとはストロークのテンポがとてもよくて、中立的。よけいな話を一切しないのは本人の性格なのかこのスパの方針なのかわかりませんでしたが、このスタンスはやっぱりプロのものでした。

技術のエキスパートにこだわった割には身体がどこも悪くないのでリクエストを聞かれて困り、いろいろ大げさに言ってはみたものの触ればたいした事ないのはバレバレで、残念ながら必殺テクニックなるもののご登場には相成りませんでした。ただやっぱり微妙な不調はあって、ロルファーならちょこちょこっと調整してくれるところをためしに頼んでみたら、市販のペインキラーを塗ってぐいぐい押されてしまい参った。しまったスパの技術はこういう技術じゃなかった。

タイ古式マッサージの水準が解らないので敬遠していたのですが、この女性が最後におまけのようにちょっとやってくれたのがその技術だったと思います。力任せに骨ボキボキは最も勘弁なのですが、彼女の場合は初めて私の呼吸に合わせて身体が縮み上がらなくて済むようにきれいに入れてくれました。なるほど、こういうものだったのか。巷に溢れるマッサージ施設を眺めているとみんな似た事やっていて、でも形は似ているけれど、入ってないのがよくわかる。受け手にどれだけ個性があってもそれは無視して決められた手順で同じことをやっておしまい。マッサージの流れ作業、大量生産。本来の古式マッサージはもっとずっと医療行為で、薬草や経絡(セン)、ヨガの知識をはじめ膨大な知識、有機体に対する細やかな配慮が必要だったものだろうと推測するだけに、残念。

巷に氾濫するトリートメントが全く効かないとはいいませんが(実際いくつも試してみて、それなりによかった)ハンズオンワークには、本来四肢麻痺から奇跡的に回復させたり精神治療をできるくらいのことができるのです。型はある、でも表面だけなぞっていても本質は見えて来ない。ノウハウとかハウツーとかをさっさと求めてショートカットばかり追いかけて、連綿と受け継がれて来た智慧をマニュアルがあれば誰でも出来る程度のものに変えてしまった私たち。高速で生きなきゃいけない環境に時々呆然とする。失ったものを手探りで探し当てる旅を、私はこれからもしていくんだろうなと思います。
2014. 01. 06  
旅行から帰ってきました。起床時間になっても薄暗い冬はどうしても太陽が恋しい。今回は乗り継ぎ含め15時間かかる常夏の島プーケットに1週間、そしてその後中継地点のカタールドーハにおまけの3泊でした。昔ヨーロッパ行き南回りという安いフライトで日本ーイタリアを17時間かけて行ってひどい目に合いましたがまさにあの逆バージョン。こんなに疲れたのは歳のせいかと思ったら娘もこんなに飛行機が辛かったのははじめてだったと宣っている。

それでも、フライトの辛さを帳消しにできるくらい、行った先のプーケットは楽園でした。今更知ったがタイって赤道直下だったのですね。四季のかわりに乾期と雨期があるだけ。(ゆえに乾期の今はベストシーズン。)日本からはささっと行けるタイは、こちらからは本当に遠い遠い異国。ありがたさが比じゃない。オリエンタルという言葉がヨーロッパ人にとって果てしなく魅惑的な理由がわかった気がします。むわんとする湿気、暖かい風、照りつける太陽、生い茂る木と山、そして小柄ではにかんだ挨拶を返す人々。何もかもが異質。中東だってロシアだって世界から見たらアジアだけど、私からしたら彼らを同胞とは思えない。まず宗教、それに人種。

土地に足を踏み入れた瞬間、懐かしい〜、とこみ上げるものがありました。アジア特有の雑然とした町並み。敬虔な仏教国だからか至る所に神様が祀られている。
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ハリボテで地の霊を追い出してしまったアメリカやUEAと違って、精霊と言えるようなものをそこらにたくさん感じる。西側諸国のような景観(体裁)優先の意識などは毛頭なくて、まずは己のこの生活。

一応信号はあった気がするけれど車線なんてほとんどなくて車の横を二輪車やtuk tuk(簡易タクシー)がぶっちぎって追い越す無秩序さだけど、それでちゃんと交通は機能している。この元気さは、アジア。昔の日本にも間違いなくあったもの。

フランクフルトではすっかり失っていた人間の原始的欲求を刺激されました。あまりにも暑いので、仕事も難しい話も脇においてまずは昼寝でも。これでも食べて。みたいな日常。ホテルの中庭では従業員が昼寝しているし、部屋の掃除にあまりにも時間がかかるので、待ちくたびれて手伝った。一流レストランのピアニストは椅子の横に置いたI padでチャットしながら演奏していて、私がそれをまじまじと眺めていたら照れたように笑い返す(が止めない)、サウナの休憩室では従業員がソファで携帯で話し込んでいて、顧客の私は座れない。西側諸国を動かすモラルが、何だかばかばかしく思えてしまう。

人々は一方で食にはものすごく労力をかけていて、一見正体不明の不気味な食材をそれはそれは器用に調理し、美味しそうなものに大変身させ、こんなに食べるの!というくらいたくさんの種類と量を見事に食べきる。それなのに、彼らは概してすごく痩せている。これっぽっちしか食べないのに常にダイエットに取り憑かれているパン食文化が何か大きく間違っている気がする。
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でもここでも昔ながらの生活はあちこちで脅かされていて、20数年前に来たときに較べて物価の高騰にのけぞってしまったし、携帯やI padの普及で見慣れた光景がここでもあちこちに繰り広げられている。昔ながらの町並みが西側資本によって押しつぶされているのを見るのは、ここでも同じ。

滞在先ホテル。入り江に立つ巨大なリゾート&スパで、右に山、左に海。
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どこか熱海を連想する風景。
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野生の孔雀の家族。お母さんがピっと合図をすると一斉にえさをついばむのを止めて、耳を澄ませる。至近距離でずーっと観察している私のことはノーチェックなのですが。動植物の楽園をこんなもんにしてしまって、そこに加担しているのは他でもない私。
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今回滞在した部屋。ベッドの脇のちょっとしたスペースを利用して毎日ヨガをしていたのですが、この置物のシンボルが気になって仕方なかった。サンスクリット語でもタイ語でも仏教のシンボルでもなさそうで、今の私には意味不明。でもどうしても気になって仕方ない。靈氣の靈授をするときにお呼びしている方がどなたなんだろうとずっと気になっていて、それとつながっている?道教のキーワードが欲しいのだけど。
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この日が結婚18周年だったのを、ホテルからのコンプリメンタリーで知りました。(この辺りは夫が抜かりない)このチョコレートケーキめちゃめちゃ美味しくて、娘がほとんど一人で一気。
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プライバシーの欠落した部屋の造り。
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朝食にお味噌汁とおかゆが出たのが何より嬉しかった!

西側に大きく損なわれつつはあるけれど、タイという国は本当は神に守られたとしかいえないような楽園。人々は本来とても幸せに暮らしていたはずなのに、妙な入れ知恵に振り回されて政情不安になっているのは本当に残念です。しっかり地に足をつけて暮らしている人たちに、是非自分達のもっているこの資源を守って行ってほしいと思いました。
2014. 01. 02  
あけましておめでとうございます。
今年がみなさまにとって、干支の午に象徴されるような飛躍の年になりますように。

直前のお知らせになりますが、
明日1月3日の午前11時半と午後2時半に、
フランクフルトのフォーサイスカンパニーでご活躍中の安藤洋子さんのご実家である孝道山で、
洋子さんと石垣島の三味線唄者大島保克さんのコラボ
孝道山で初詣 de LIVE」が行われます。
(洋子さんから頂いた案内はアップロードの仕方がわからない)
初詣がてらにどうぞ、という企画だそうで、
なんと入場無料だそうです。
沖縄で神人(かみんちゅ)といわれた洋子さんと、
その洋子さんがほんまもんと太鼓判をおす大島さんの共演。
素晴らしいものがいただけるはずです。
私は行けなくて心底残念です。
お時間のある方はぜひお立ち寄りくださいね。
そしてその後、私にもどうぞご加護のお裾分けをしてくださいませ!

私は年末のプーケット(日本からは近いがドイツからだと乗り継ぎを繰り返し丸一日かけてたどりつく)を大晦日に離れ、カウントダウンは空港のゲート、機内で初日の出を迎えるという、味も素っ気もない新年の幕開けとなりました。そしてそのまま帰るのはあまりにも辛かろうと、乗り継ぎの中継地点である「世界一退屈な町」ドーハで三が日を過ごしています。ここまでなんにもないと欲もなくなり、逆に夫の精神性も高まるかもしれない。

新月の重なった元旦であった昨日は、娘を説得して新月入りとともに壮大な一年の計をたて。。。たつもりだったのですが、実は読み返すと母も娘もたいした願いごとをしていない。これでいいのか2014年。

朝5時前からすっかり起きている私は、朝に弱い後の二人を、お腹をならしながら待っています。あと何時間。お腹空いた。部屋からとった、仕切り直しの初日の出。
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ことしもどうぞよろしくお願いいたします。

プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

・・・・・・・・
ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

・・・・・・・・

内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

直傳靈氣交流会(東京)


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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