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2014. 12. 31  
やっと大掃除を終え(たつもり)、これからジルベスタ(大晦日)を迎えます。一足先に新年を迎えた日本のみなさま、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年は変化の年でした。新年を前にこうやって完全オフの時間をとれて本当によかったと思っています。2014年を振り返って、2015年への挨拶をする前にいちどブランクになりたかった。

2014年を振り返ると、今まで人生かけて外に探し集めてきたものが、ああこういうことか、と実感することが多かった年でした。今までは起こることと気づくことに時差があったけれど、今年はあまり時差がなかった。今後もっと時差がなくなる気がしています。来年はもっと、この気づきのおさらいを実践でやることになるんだろうなと。

大急ぎで提出した病理のコースは、昨日めでたくAでパスしたと通知をもらい、いやこのまま行き当たりばったり勢いと要領だけで人生やってはいかん、と諭しつつも一安心。年明けからはちょっとステージアップした課題が色々控えていますが、たぶんこのまま淡々と片付けて行けばなんとかなるんだろうなと思っています。

外では爆竹が鳴り始めました。ドイツではこれから新年のカウントダウンをして、花火と爆竹を打ち上げ、羽目を外して夜中まで騒ぎまくります。おとなしい人が多いこの地区はどういうカウントダウンになるのか楽しみです。新年が明けたら神社に初詣の代わりに、近くのストーンサークルに向かってお詣りします。

2015年がみなさまにとって素晴らしい年になりますように。新年もどうぞよろしくお願いいたします。7月から8月にかけてまた1ヶ月半ほど日本に一時帰国を予定しています。みなさまにまたお会いするのを楽しみにしています。
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2014. 12. 30  
注)ネタバレを含む独断と偏見です。

最初は娘の付き合いで見始めたハリーポッターシリーズ、あまりにも面白くて結局昨日一日で残りを全部観てしまいました。一緒に観はじめた娘は、私が俄然面白いと思い始めた5巻の不死鳥の騎士団以降を逆に嫌いだといって後半は立場が逆転してしまいました。

このシリーズは、本当に色々な意味で面白かったです。手塚治虫の漫画にとても通じるものがある。主人公がいっぱいいる、というか、作者がどの登場人物にも愛着を感じ想いを込めて魂を与えているところが。それぞれがもはや架空の世界の住民じゃなくて、本当に命を持って、私たちと同じようにこの世で生きているかのよう。どのキャラクターも完全じゃないし、矛盾してるし、間違えるし、闇を抱えていて、だからこそものすごく生で感情移入してしまう。そしてやっぱり、根底を流れるメッセージは、理不尽、怒り、絶望を経験して、精神錯乱か死かというギリギリの縁に追い込まれたときに私たちが最後に直面するのが、内なる愛だということ。

映画がものすごく面白かったけれど、原作もきっと別の世界があって、映画ではカットした細やかな心理描写や重要な伏線がしっかり描かれているんだろうなと思い、思わず本を全巻大人買いしてしまおうかとさっきまでアマゾンの前で迷っていました。たくさん持っている心理学の学術書より、この小説を何度も読んだ方がうんと学べそう。

どの登場人物も本当に本当に魅力的でしたが、面白かったのは、特に日本ではスネイプの人気がダントツなのですね。娘が好きなのがスネイプ、マクゴナガル先生、ダンブルドア先生、娘の友達はスネイプとシリウスブラック。主役の子供3人より、脇役の大人の方が人気が高いだなんて、意外。

スネイプって侍を連想しますね。眉間に深く刻まれた縦じわ、感情を現す代わりに怒りと蔑みで固めた表情。でも不機嫌そうに硬く結んだ薄い唇をちょっとだけうごかして出す声がなんともいえないいい声で、ハリーをいじめたりかばったり、いい人なのか悪い人なのか最後までよくわからない。でも、だんだん彼の過去が明かされると、そのエピソードは衝撃で、記憶に残る名場面といえばまず思い浮かぶのが、彼の死後に明かされた彼の過去。間違いなく、最重要人物。私泣きました。本当に報われなさの塊。この人の背負ったものに較べると、ハリーの両親の薄っぺらさが際立ってしまって、そんな両親の子供のハリーが果たしてそんなにエラいのか、みたいな気分になってしまう。

俳優ではエマワトソンの存在感が際立ってた気がします。学業の関係で役の降板も考えたほどだったそうですが、彼女なしではこの映画成り立たなかったと思います。場のホールドという役割では、彼女実質主役じゃなかったかと。だから、たぶん原作だと違うのでしょうが、少なくとも映画ではなぜ彼女がロンに惹かれたのか、最初から最後までどうしても納得いきませんでした。きっと重苦しくて背負った感じの人物が多いなかで、愛に包まれた家庭で育ったロンの暖かさと彼のコミカルな感じが救いだったのかもしれませんが、でも天然と言えばロンより双子のお兄ちゃん達の方がずっと面白いし。惹かれ合いながら反発しあう、というのはよくある恋愛パターンだけど、でもどうしてもこの2人の間には何かが欠けている。しっくりこない。作者に問いただしたいくらい。少なくとも映画の中ではハリーのことを好きになってあげてほしかった。

ハリーといえば、ジニーと結婚というのも納得いきませんでした。たぶん原作ではもっと細やかな展開があるのでしょうが。ハリーはなんだか最初から最後まで誰にも心を開かず、一人で背負ってる感じ。意思とは無関係に「選ばれし者」の重圧を背負わされ、記憶にはない両親の愛だけを頼りに生きてきて、成長とともに心優しい友達や大人たちがいつも陰ひなたで彼を命をかけて支えてくれるけれど、でも自分のせいで何人もの身近な人が死んでしまう・・そんな壮絶な前半生の後、こんなにおとなしい展開になるのかと。正直え¨〜〜〜と思いましたが、もしかして「平穏な人生」これこそが私たちの共通の願いかもしれない。

個人的には最終巻がもっとも好きでした。スネイプを中心に明かされる秘密、ハリーとダンブルドア先生の「キングズクロス駅」での会話は胸を打つし、終わり方は古典的な王道でほっとするし。作者はすごく責任感が強いのでしょうね。いろいろな秘密はひとつひとつ丁寧に明かされ、テーマはシンプルでクリアに説明され、きちんと終えてくれている。やっぱり最終章は大事。人柄が出る。

以下独断と偏見で選びます。

名場面
・主役3人が隠れてテント生活している時に直面する衝突。ここをスルーはできないでしょう、とずっと思っていたから、ハリーとロンの衝突する場面は迫真でよかった。原作にはなかったらしいハリーとハーマイオニーのダンスシーンは、ハリーの抑えた感じとハーマイオニーの静かな拒絶から醸し出る緊張感がまたすごく良くて、だからこそロンが帰ってきたときの緊張感のなさと説得力のなさに、がくーっと引いてしまった。もうちょっとなんかこう、見せ場にしてほしかったのに。ハーマイオニー、どうしてこの人の方が好きなの??

・やっぱり作品の秘密が明かされるスネイプの記憶の再現のシーン。内容も映像も衝撃的で、これはきっと満場一致のハイライト。after all this time? --alwaysには泣いた。(この名場面が、スネイプがalwaysという生理用ナプキンを宣伝するジョークに使われていた。)

・i'm ready to dieといってヴォルデモート卿の命令に従って禁じられた森に入って行くときのハリー。その時に現れた愛する人たちとの会話。スネイプのalwaysをお母さんの口からも聞くシーンには、泣いた・・。



名魔法使い:

スネイプ(板についてる。カッコいい。他の人と全然違う。)
ダンブルドア(アスカバンに入れられたくないと消えるとき。さすが校長。敵をしてHe's got style..カッケェ〜と言わせている)
ドビー(絶対めちゃくちゃパワフル。)

これは単に映画の中で私が個人的に感じただけ。筋でいけば断然マクゴナガル先生とロンのママでしょう。あの2人の最後のぶっちぎりの強さには、ガッツポーズ。魔男より、魔女でしょうやっぱり。

名演:
ダニエルラドクリフ:彼オフだとかなりハイパーで、しゃべる人なのですね。映画中では抑えて抱え込んで限界のところで平静を保っている、という印象があって、この極端から極端に走るのが彼の地だと思い込んでいたので、これが役にあわせて演じていたのだとしたらすごい。

アランリックマン:やっぱりスネイプは「元はいい男」でないとカッコがつかない。圧倒的存在感。何者なのかわからない怖さを始終醸し出しつづけたところがすごい。映画中一度も笑わなかった彼の笑顔をみたい、とyoutubeにアップされている「Snape, smile!」がすごい視聴を稼いでいるところも笑える。

面白いのは、俳優は地で行っているなと感じる人としっかり演じてるなと感じる人がいるのですね。ルナ役の女の子などはもうそこにいるだけで異質空間。あれは天然。エマワトソンも、たぶんあれかなり地。ロンは演じている。マクゴナガル先生役の女優は以前から嫌みなイギリス人の典型を演じると天下一品だけど、ここでも期待通りの演技。スネイプももちろん演じている。で、ハリー役のダニエルラドクリフは、私からみたらすごく生でした。あのみなぎるギリギリの感じが、本当によかった。思いのほか人気の低い主人公ですが、私はやっぱり彼にいちばん拍手を送りたいです。

映画だけですっかりハリポタファンになってしまいました。本を読んだらもっともっとのめり込むんだろうな、と思っています。ここから先は大人ファンと語り合いたい♫


2014. 12. 28  
昨日までは子供につきあって観ていたハリーポッターシリーズの映画、今日の不死鳥の騎士団からはもう完全にのめり込んでしまいました。主人公が精神の平衡ギリギリのところを試されるストーリー展開など、もはや単純な児童映画では全然ない。最初は子ども向けファンタジーだと思っていて、前作はテーマの単純さにちょっと飽きていたのですが、5巻からはハリーの成長とともに人類普遍の壮大なテーマがどんどん展開していって、すごいことになってきました。本当に今更ですが、ぜひ本も読んでみたい。続きが気になって気になって、ネットであらすじなどをつい読んでしまいたくなるのですが、娘が口を滑らしそうになるのを押しとどめて、あしたの続きをワクワクしてます。

あれだけ世界中で大ヒットしたときに全然かすらなかったなんて、何してたの。本の発売を予約し、映画の封切りをめざして映画館に飛び込み、ダニエルラドクリフ来日のときには息をのんでテレビにかじりついていた一人だったはず。

2014. 12. 28  
昨夜ハリーポッターの4作目(ハリーポッターと炎のゴブレット)を観ました。たぶんシリーズがすでにヒットして制作者側に気負いがあったからか全編終始ヒステリックで、なんだか観ていて疲れた。(あとで知りましたが、監督しょっちゅう変わってたのですね。どおりで4作目はどうも雰囲気が他と違って好きじゃない。)例によって大人はみな脇役、信用出来ないし当てに出来ない中で、子どもたちが勝手にしっかりしていく様子が面白かった。ハーマイオニー役の女の子のしっかりさが際立っていて、以前からすごいな〜と思っていたのですが、彼女は実際秀才でしっかりしているみたいですね。

この映画、たぶんいろいろ見方があるのでしょうが、私が面白いと思ったのが、俳優と役柄が同じペースで歳をとっていくところ。制作者側の都合で代役をたてず、俳優をずっと固定して、とくに思春期で声も身体も大きく変わる時期を、生で記録しているところ。

ハリーポッター役のダニエルラドクリフ、もう最初みたときはあまりの可憐さに、この男の子可愛い〜!!と連呼していたのですが、14歳になって、もうおそらくこの頃はすでにスターとして扱われるようになっていて、最初の頃の素人っぽい素直な地より、スターとしての強さとか男っぽさが求められていて、本人いっぱいいっぱい、という感じがにじみ出ていて、それが何とも痛々しかった。

これ映画にするには絶対筋が複雑すぎる( 娘:「そんなに複雑じゃない」)ふだん使わない単語を使いすぎる(娘:「語彙なさすぎ」)と感じていたのですが、たぶんこれこそがイギリス人のこだわりで、彼らにしたらこれが面白さのポイントなのだろうから、と諦めて、昨日からは字幕をつけることにしました。字幕つけてもさっぱりわからないことが多いけれど(娘:「理解力に問題がある」)。イギリス人て、自分たちだけがわかるひねった設定が好きなのです。古城というのは彼らにとって権謀術数、怨念に満ちたマジックの舞台。古びた魔術書を調べるシーンがたくさんあるけれど、これらあながち単なる作者のファンタジーで片付けられないかもしれない。

作者がどこまで本当にマジックの世界にかかわっているか解りませんが、原書にはその辺のキーがちりばめられているかもしれない。たぶんアメリカ語翻訳ではなくて、イギリス語で読まないと拾えないと思いますが。

私のロルフィングの同僚モニカが、motor imagery trainingという独自の手法で何十年も四肢麻痺だった人を復活させた実績は数々のメディアでも紹介され有名ですが、彼女がとても強調しているのが、イメージングなのです。先日Facebookでたまたま彼女のシェアした記事をシェアしましたが、筋肉を使っているとイメージングすることで、実際にジムで筋肉を鍛えるのと同じ効果があるという大学の研究結果が発表されました。ご存知イメージトレーニングの大事さを強調しています。

モニカとはムーブメントのトレーニング中よく一緒に組んでいたのですが、ハリーポッターを観ていたらどうも彼女のことを思い出すのです。彼女は見るからに魔女なのですが、でも彼女の賢いところはこれを魔術に持って行かず、モーターニューロンという極めて科学的な分野を味方に付けたところ。私からしたら、魔術も同じ仕組みに思えます。すぐれた魔法使いになるには、どれだけ一瞬の間にイメージングをくっきりはっきり細部まで正確に再現出来るかにかかってる気がする。

私たちにはそれぞれイメージングすることによって、それを現実に持って行く力があります。その再現力にはやっぱり個人差があって、集中力にも個人差があるのですが、トレーニングで可能です。最近は見えない世界とか、ありえない世界、と言われていたもののしくみがだんだん明らかになってきて、マジックの世界にも実はあまり特別な想いを抱かなくなった。実は我々の目に映る世界と、マジックの世界には、あまり大きな垣根はない。私たちがただ、信じることを止めてしまっただけ。



2014. 12. 27  
雨のクリスマスを過ぎたら、今朝から一面白銀の世界になりました。
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今目の前に広がるのがこの景色。日暮れてきたけれど奇麗だからシャッター降ろすのがもったいなくて、このまま外の白い景色を眺めています.

今日からクリスマス休暇です。今年はどこにも出かけず引きこもりと決めていて、惨めな年末年始を覚悟していたのですが、なんだかんだとお誘いが多く、とくに12月は世の中にはこんなに美味しいものがあったのか!!と思う生まれて初めてのご馳走を頂く機会が多くて、ありがたかったです・・。本当に、愛情と手間をかけて作ってくださった家庭のものって美味しい。いのちを頂いてる、て思います。この場を借りてもういちど、本当にごちそうさまでした。ありがとうございます。

さて本当はこの休暇中、以前から携帯で見れない、検索にかからない、とずいぶんご指摘を受けてきたHPの抜本的アップデートを集中してやる予定だったのですが、気がつくとボーっとしている。せっかくのまとまった時間なのに、と理性はせかすが身体の芯がついて行かない・・。ダメこれはもう燃料切れ、集中力のバッテリーロー。もうなにもしたくない。

母がこういう状態でも、生きる意欲に溢れた娘はどこに行けばどの好物が手に入るかをいつのまにか把握していて、自分でせっせと食べたいものを買い集めに走り、せっせとこしらえせっせと食べている。せっせせっせと。というか、この年頃の女の子ってこんなに食べるの。今日は雪の中をカフェまで歩いてケーキを3つ買ってきて(全部自分で食べる)フライパンで山ほどつくったポップコーンを用意して家を劇場にして今日もハリーポッターを上映です。1日1巻。私は実は今更のデビューですが、これ、面白い〜〜!

・・といいながら話の展開にはついていけないし固有名詞は覚えられないし会話も聞き取れないので、娘にいちいち解説を仰ぎながらだから倍の時間がかかる。それにしても子供のこういうものに対する理解力というのはものすごいのですね。これが何故まったく学業成績に反映されないんだろう。

娘は昔から、その日の印象的な出来事の続きを必ず夢に見るという特技を持っていて、読み聞かせた本や寝物語はもちろん、夫婦げんかでもなんでも続きを即夢にしてくれるので、私は次の日その後の展開を彼女に聞くのを楽しみにしています。先日は昆虫爬虫類大好きな娘がどういうわけか震え上がるクモが大量に登場するシーンがあって騒いでいたら、案の定続きが夢になりました。夢ではなんと彼女がそのクモになり、カサコソ楽しく暮らしていたらお兄ちゃん達が突然駆け出して行ったので、胸を高鳴らせて一生懸命ついていったら、暴走した車にひかれて死んでしまった、とのことでした。(ハリーポッターの2巻をご覧になったらご存知のシーン。)まさか自分がクモになるとは。

今夜も魔法学校に行って参ります。
2014. 12. 20  
来る12月22日は冬至、一年でもっとも夜が長くなる日で、しかも今年は19年に一度、それに新月も重なる朔旦冬至です。19年に一度訪れる、闇のもっとも濃くなる日。これはでも逆に言うと太陽も月も同時に復活する日でもあります。最近はこういうビンゴが重なりますね。去年は出雲大社と伊勢神宮の式年遷宮が共に行われたし、今年も数々の珍しい星の配列がありました。この一ヶ月はとにかく何もかも投げ出してましたが、12月21日までにきちんとしておかないといかないと何故かずっと感じていて、翌日が冬至だったと先日はたと気づきました。

今エネルギーがとても乱れているので光を降ろさないといけないと内なる声に再三言われていながらいや今それどころじゃない・・などと先送りしていたところ、直前になって絶対にこれはやらないといかん、と首根っこつかまれたようになり、結果めでたく両日とも交流会ができる運びになりました。毎度毎度本当に直前のご案内になってしまって申し訳ありません。ご参加くださる方、本当にありがとうございます。

今回のテーマは浄化。ネガティブエネルギーの浄化です。これだけは解っています。あとは、もたらされるものにお預けしましょう。
2014. 12. 19  
10年来乗馬をされているクライアントさんを通して今まさに直面しているのが、乗馬ーナンバーロルフィングの関係。

いやドイツというのはつくづく馬好きが多い国で、前住んでいた家も近くの農家が馬を飼っていて、朝は澄んだ空気とともにかぐわしい馬糞の匂いが通りに充満していたし(もちろん本体も道にたくさん)、子供の文房具や手提げ袋についているのは日本ならキティちゃんやらアニメキャラクターと相場が決まっていますが、ドイツでは定番が馬。それもキャラクターでなくて、リアルな写真。これを子供が持つのか・・と最初愕然としたのを覚えています。今のお隣さんのリビングを飾る絵は馬の顔のアップ、これが15号くらいはありそうな立派な額縁に入りスポットライトで照らされている。娘の子供時代の友達は、まるで飼い猫の真似をするみたいに自然に馬のいななきを真似してたし(ヒヒーンだけじゃあくてそのあとのブルブルもリアルすぎた)私には一連がちょっとしたカルチャーショックです。

かつてロルフィングトレーニング中にも馬のロルフィングについて話題になったし、馬のロルフィングを提供している同僚もいるくらいだから、私が乗馬をするクライアントさんを持っても極めて自然な成り行きです。

で、乗馬のエキスパートをめざす彼女が私の教育を試みていて、(それをみて勉強しろと)せっせと資料やらリンクを送ってくださるのですが、たとえばこれ


これには唖然としました。自分じゃない生き物をこんな風に操ることが可能なんだと。これは絶対頭で考えちゃいけない、脳経由で信号送ってないこれは、不可能!と説明しましたが、頭の発達したドイツ人はこの動きをどうしても分析して言語化したい衝動に駆られるようで。

ロルフィングに瑕を感じる場面は以前からいくつかあって、一つがロルフィングでは前提としているプリムーブメントは武道では無いということ(人間には動きの前に予備動作があるというロルフィングの前提に対し、武道ではこの気配を消せる。消さないと殺られる→以前ここに書きました)、もう一つがやっぱりロルフィングでは前提としているコントララテラリティ=対角線の動き(人間は手と反対側の足を出す対角線のバランスがあるからこそ猿たちと違うのだしそうあるべきという前提に対し、ナンバ歩きの存在→以前ここに書きました)

ナンバ歩きというのは右足と右手が同時に出る動きですが、乗馬技術は、このナンバの動きがキーのひとつです。西洋人にとってはやりにくい動きですが、実は我々日本人にとっては得意な動きのひとつ。


甲野先生も頭で考えるな、ておっしゃっていますね。

ナンバの動きの利点は、省エネ、疲れにくい、それから先生が見本で見せているように、動作が早くなる、という点。末續進吾選手やイチローがナンバを取り入れているのはもちろん早さを追求してのこと。乗馬も、指令をなるべく早く、とことんまでショートカットにもっていくには、ナンバの動きが必要なんだなと思います。

ロルフィングの信頼を失うようなことばかり書いて同僚から顰蹙を買いそうですが、いやこれはひとつの洗練された特殊な型だ、と捉えればいいと思います。(我々が生まれつきプログラムされているのはやっぱり対角線の動きで、普通は動作には予備運動が入る。)動きとバランスから対角線のラインを消しても(いや厳密にいうと、対角線の幅をうんと狭くしても)、やっぱりちゃんとロルフィングがもたらすものは機能します。今までもそれで充分結果がでてきました。

でもここからは、このナンバの動きをもっと研究してロルフィングに取り入れて行かないといけない、と痛感しています。とくにこういうマニアックな動きを極めたい人に対しては。日野先生や甲野先生の体現していることの重さは、計り知れない。この甲野善紀先生のクラスへの参加は、来年の日本滞在時には必ずしたいことのひとつです。(そしてその後は、それに興味津々な乗馬の先生や関係者への説明・・・・。)



2014. 12. 18  
連日の雨。
今年は忙しい年でしたが、この一ヶ月はもうあらゆる意味で限界を試されました。やっと一息。よく頑張った・・

期限が2年後だと思っていた病理のコースの提出期限が今年の12月19日(つまりあした)と知ってしまったのが一ヶ月前。ここまで勘違いする時点ですでにどうかしている。これはちょっと無理でしょうというチューターに挑戦して、1ヶ月そこらで約40000語、図やらチャートやら含め約120ページを書き終えました。勉強できるのは夜だけなので、夜だけ一日6時間、睡眠時間4時間を1ヶ月続け、さきほど完成。いままでは「非常に優秀」な成績で通してきましたが、今回はそれどころじゃないので質を犠牲にしてスピードをとった結果、テキトーにやろうと思えばそれなりにできるんだということを発見してしまい、これを発見してしまったら内容に真面目に取り組むより要領を覚えることのほうが大事と解ってしまいました。何でも知ってる人が使える人とは限らないし。私やっぱり脳筋タイプだったのね。今日はいよいよを予想してセッションを完全にブロックして一日完全オフにしてましたが、もう晴れ晴れと終えて遊んでしまおう〜〜。本当に久しぶりにシャバの風にあたれる〜、と思ったらあいにくの雨。ということで書いてます。

忙しいときというのは大抵重なるもので、今このタイミングでこれが来るか、というような挑戦が続きました。ここのところのセッションはふりかえるとロルフィングでは一般に禁忌とされている方が多く、でもこちらがきちんと解っていれば扱えないことはないわけで、良くならない人はいない、ということを強く感じました。

最近日々限界に挑戦しつづけて痛感しているのが

いま自分に起こっていることは、今の私に必要なことで、とくにチャレンジだと思われることはそのまんま自分を写す鏡だということ。必要だから起こるし、向き合う必要がある鏡だということ。

ホメオパシーって、人に鏡をつきつけることに他ならないのです。
自分のことは自分では一番わからないから、
だから苦労するし、苦しんで探しまわる。
でも、答えは必ずもうここに、私の中にある。
たいてい一番痛いところ。

これが、この一ヶ月で私が学んだ一番の収穫。

一番痛いところは自分にとっての毒。ホメオパシーはその毒と共鳴するものをつきつけるのです。そらしていた目に鏡を突きつける。鏡に移った自分を見て、やっと私は現実を知り、これは嫌だと自ら変わるスイッチを押す。

自分と向き合ってる、だからこんなに苦しんでいる、という方。それは自分の創り上げた思考の奴隷になって、終わりのない長い長い夢の中にいるのです。事実を写す鏡からは目をそらして。このループの中にいる間には気づきはやってこない。だから、他者が必要です。自分を写す他者が。もっとも嫌な気分にさせてくださる他者、これが私の毒を映す鏡。

アイデンティティの確立に人生を捧げる西洋人の中でもまれて、アイデンティティのなさが売りの日本人の楽さをありがたく思う一方、アイデンティティを確立するまえに権威に自分自身をゆだねてしまうと、今の日本になるのかなとふと思ってしまいます。最近はアイデンティティー確立の代わりに安易な反体制やモンスター化に陥っているとも感じますが。

精神世界では嫌われる「私」がないと、創造主と自分自身が双方向で創造している、自分の人生は自己責任で造り上げられている、という大前提がこわれ、一方的に動かされるだけになってしまう。私から見ると日本人の危険はここにあるなと思います。いや相手が興味があろうとなかろうと一方的に自分のストーリーを延々としゃべりまくる病んだドイツ人とどちらがより病んでいるかというともうお互いどっこいで、現象をまるで人ごとのように眺めている私もこういう要素がもれなくあるから目に付くわけで、自分を映す鏡と向き合うのはやっぱり痛いと思います。


プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

・・・・・・・・
ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

・・・・・・・・

内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

直傳靈氣交流会(東京)


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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