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2015. 07. 27  
夜が明けました。猛烈に暑くなった日本を後にしたら梅雨に後戻りしたようなドイツ。気温も10度以上違う。

大塚さんが再会して開口一番、「僕にとってロルフィングとタロットは同じなんです」と仰ったことで全て分かってしまったと書きましたが、この先を書いたらご本人に都合が悪いだろうと思っていたところ、ご本人それを書かれることに全然抵抗がないそうなので、書きます。

大塚さんにとってロルフィングはタロットと同様チャネリングです。ご本人もはっきり仰ってました。見透かされている、と怖がって彼から逃げ回る方の多い講習会(その内容を4回にわたって紹介したのがこちら)でしたが、彼のサイコメトリー能力(同調による情報収集能力=要するにチャネリング能力)は恐るべき精度です。ちょうど以前高田圭二さんのところで書いたのですが、彼ら極めて似ている部分がある。圭二さんは今回お会いした時も、見るより触る時の情報量の方が圧倒的に多いとおっしゃっていましたがその通りで、ボディーリーディングでわかることは一部です。触って初めてわかることが圧倒的にたくさんあります。身体から入るとうんと簡単で早い。大塚さんはいままでは、触るより言葉を通してのつながりかたが主でした。言葉より身体の方が重要とと気づき、言葉でなく身体を選んだのが彼がロルファーになることを選んだ理由です。大塚さん曰く、心へのアプローチとしては、モノ(の整理)、身体、言葉の順番で効果がある。心の救済には言葉より身体からのアプローチが早い。これは私の実感でもあります。

当然見えなければいけないことが見えず、見なくていいものが見える不自由さを実感している人は多いと思いますが、「見なくていいものが見える」というこの実感は、私は人間に備わった本来の能力の一つだと感じています。錆び付いているだけ。我々が魔術、テレパシーや超能力などと呼んでオカルト扱いしている能力は、意識して訓練すればできるようになるしもともと開いている人は訓練で制御可能になる身体能力の一つだと思っています。

ここからが大事なのですが、この能力が使いこなせるとして、大事なのはその扱い方です。もともと持っていたが眠っていた能力が目覚めたとき、あるいはその能力を使いこなせると実感したとき、それを特別視してパワーゲームに利用するか、その能力を恐れてないことにするか、あるいはそれを人を幸せにすることに使うかが、霊性の進化につながると私は感じています。残念ながら、セラピストやヒーラーの多くが、謝ってこの能力をパワーゲームとして使います。全能者として相手を怖がらせ、小さくし、コントロールし、共依存の関係に持っていきます。エネルギーの等価交換としてお金(モノ)に還元するか、魂に還元するかの選択より、そこにある自分の中にある本当の意図を知ること、つまり私は本当にその人を生かそうとしているかと常に内省できるかのほうががうんと大事。

大塚さんはタロットを方便として使っています。ロルフィングもそうです。それらのツールを介した方がアプローチにバッファが持たせられるから。本当はタロットを使わなくとも見れば、触れば、情報のダウンロードは終えています。だから彼と目を合わせることを避け、怖がって逃げる人は多い。(もっとも、目を合わせなくてもそれはできてますが。)

私が彼のことを書くのは、彼のこの能力のことを取り立てて言いたいのではなくて、彼のこの能力についてのモラル感が極めて重要だと思うからです。彼はこの能力と長い時間をかけて向き合ってきて、いまそれを人を幸せにすることに使いたいと決めたと知ったからです。彼はニュートラルでいることをさまざまな方法で訓練して、雑音を減らし、これがパワーゲームにならないよう、その人の準備状況に合わせ、その人の受け入れられる分量だけを、極めて簡潔に、具体的に渡すことをこころがけているように見えます。いままではそれをコンサルティングやタロットでやっていたようですが、これからはそれをロルフィングを通じて行っていくようです。

それは、当たり障りのないことを言って問題から目をそらすことを容認することではなく、準備のできていない人に受け入れられないような分量をなげかけて潰してしまうことでもなく、必ず個々のキャパに応じた利益があるように持って行くさじ加減。一人に向かい合っているように見えて、同時にそのメッセージを届けたい他の人もちゃんと含んでいる。500人以上タロットしてきた、講演を多くこなしてきている、という経験もあるでしょうが、講習会と交流会を通じて彼が15人くらいの人(私を含む)を見事に手際よく捌いていく様子をずっと見ていて、彼はwise manだと思いました。それよりman of knowingという感じ。日本の原住民の末裔、古代の神官、戦国時代なら茶庵で一人お茶をたてながら戦局を占い伝える参謀。


私は直傳靈氣を通していろいろなことをお伝えしていますが、毎回参加者のカラーによって内容が変わります。最近は講習会参加者やロルフィング希望者に、私から何を持って行きたいか伺うことが多いのですが、今回は参加者のニーズを代表するような大塚さんがいてくださったので、彼に明らかに必要なチャネラーとしてのベーシスを強調しました。彼が靈氣受講を選んだのは、タロットをすると疲れるから。そしてこれから人を触るともっと疲れることを知っていたから。靈授でエネルギーのノイズを取るとともに、これらは悪い気をうけているのではないということ、この意識が変わるヒント、実際に何が起こっているかの理解が進むよう、私がやっている具体的なやり方を例にしてお伝えしました。講習会の2日目朝の3回目の靈授でもう彼自身のエネルギーのノイズはほぼなくなり、その感覚の誤解と対策が具体的にわかったら、もう欲しかったものは全部習得した、あとはおまけ、とばかり、あとはなんだか他の人(私も含め)のお世話がかりになってらしたような。(ご自分でも講習会半ばでもう習得したかったことは得たと書いてらっしゃいます。)

人と繋がることは村上春樹の言葉を借りれば共に井戸の底に降りていく作業。降りてくところまではわりと簡単にできる。難しいのは戻って来る方。河合隼雄はその作業をしょうもない親父ギャグでふざけることによってバランスを取っていたし、村上春樹は走ります。私は靈氣を通してやってきました。どうやってつながり、そこにいて何を渡し、何を残し(どの情報をスルーし)、どうやって戻って来るか。人と接するときに私がいつも心がけていることを整理し再確認するいい機会になりました。
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2015. 07. 27  
怒涛の日本滞在が終わり、昨晩ドイツに帰ってきました。最終日は荷物整理も買い物もまだ全然していない状態で夜11時まで直傳靈氣交流会参加者の皆さんと恒例ディナー、それで帰るつもりが「20分ほどお茶」のそそのかしにのり近所の友達の家に上がりこんだのが運の尽きでその後朝方4時すぎまでさらに話し込み(体力の限界に近づくと絶妙のタイミングで新たなお茶が出てくる)、3時間睡眠のあとフライトになんとか飛び乗り帰国、これから8月1週までにやらなければならない数々のことに目がまわりとにかく体を休めようと寝てみたら、連日の短時間睡眠に体がなれてしまっていて、長く眠れない。今朝も朝2時に起きてしまい2度寝ができず、物音を立てられる時間でもなく、諦めてこれを書いています。

今回の日本滞在でお会いした方々は、私も含めみなさん見事に転機に立った方々でした。1年ぶりに会った方々の多くは、1年前に行こうと決めた方向へ確実に突き進んでいて、久しぶりだから余計変化を目の当たりにしました。羅針盤だけ持って大海原に乗り出した私たち。1年経つとあのときの1度の角度変更がこれだけのことにつながったのか・・・という驚き。

大塚英文さんのことについて書きます。まず彼のことを語らないことには他のことがまるで書けないから。

大塚さんとは昨年彼がロルフィングフェイズ2の終了後、休みを利用してフランクフルトにいらしたついでに1時間ほどお会いしただけだったのですが、実は私は彼のその深く澄み切った目を見た瞬間、あ、もう何もいらない、と感じました。この人を知るにはもう後は何もいらないと。何の前置きもいらないとわかって、今後同僚として長い付き合いになるという当然の感覚があって、いままで他の人には話したことのない話をペラペラ話しました。ちなみにそのときの会話の内容は大塚さんは覚えてらっしゃらなかったそうで、むしろ世界一周旅行後にどうするか何も決めていない自分に私が何故当然ロルファーになるという前提で話をするのか不思議に思われたそうです。

はっきり言って大塚さんは非常に写真写りが悪い。今回はお会いした開口一番、写真変えた方がいい!と言わせていただきましたが、公開してあるどの写真も本人が現れていない。たぶん相当用心深くてシャイだからだと思うのですが、直にお会いしないと彼のことはわかりません。魂の状態というのか霊性というのか、こういうものを写真で写すのは難しいのかもしれない。公開されている写真およびブログだけで受ける「まじめで頭のいい人」という印象は、彼のほんの一面です。一見無謀な組み合わせに見える肩書きの数々(薬学博士、研究者、製薬会社のマーケター、タロット、ロルフィング・・)ですが、彼の場合全方位に本当に適正があります。どこを切り取っても、その方面でやっていける。

日本では文系理系を分けますが、彼は本当に分けられない。超絶理系でもあり超絶文系でもあり、そうなると人間あらを探したくなるもので頭だけが異常発達した人と結論付けたくなるのですが、残念ながら身体能力・身体感覚も驚くレベル。アシュタンガマイソールをやっているとは伺っていたのですが、本当にシリアスアシュタンギーだし、ボディアウェアネスという、ロルファーとしては最も大事にされる資質が抜きん出ている。私はすでに教えられている。。。

語学力。小中学校の7年間ロスに住んでいたというだけでこれだけ英語がうまい日本人男性は初めてです。その後ベースは日本だから通常言語は日本語のはずで、何故落ちないのかわからないのですが、彼は完璧なバイリンガルです。むしろ英語のほうが話しやすそう。これ環境によるものでないのは私がそれ以上の年月を海外で過ごし常にドイツ語と英語を使わなければいけない状況に置かれながらも頑として上達しない実感でわかります。

直観力。相手にコネクトしたときの読み取り能力の正確さと適切なアウトプット。私が本当に心底驚いたのがこの部分。私が今後人生かけて追求していこうとしていた分野で、考えをシェアできるし教わることのできる人。

人間なにかが突出しているとある方位はおろそかになると私は信じてきたのですが、そうじゃない人というのがいるのですね。実際体質もpitta-vata-kapha全部持っているそうです。強いて言えばpitta-kaphaといいたくもなりますが、やっぱりvataもありそうで、こんなにいろいろ持っているとそりゃ一つのことしていられないでしょう、と、彼のロルファーへの転身を全面的に応援することにしました。別に私なんぞが応援しなくても、開業してわずか3週間でもう渋谷駅前にオープンした施術室は予約でいっぱいだそうですが。

こういった全方面に発達した大塚さんの特徴を一言で言えば水のような無形さ。本人ご自分のことをカメレオンとおっしゃっていましたが、場面場面で自分のカラーを見事に使い分けるし、ご本人も常に強く意識していらっしゃるニュートラルというのがそれにあたる。ニュートラルに戻れば全方向への舵取りを見失わない。私の場合ニュートラルというのは対一人に対して使っていました。それが証拠に、武道で全方向へ同時に意識を向けることが全くできない。ニュートラルでいるというのは対面だけでなくて全方向に対するニュートラルなのだということを彼から学びました。

彼の文章や写真から、彼が直観力に突出した人だとは感じにくいところが彼のカモフラージュであり計算でもあるはずですが、このあたりに私が彼はIda Rolfと似た人だと感じた所以があります。IdaはロルフィングにStructural Integrationという極めて差し障りのない命名をし(ロルフィングはのちに人がそう呼ぶようになったからで、彼女自身はそれに不満だった)、彼女の生化学者(PhD)としての肩書きで解剖生理学を中心とした教えにこだわり、彼女の別の側面での学び(エサレン、ヨガ、ホメオパシー)はあえて伏せていましたが、ロルフィングといい、靈氣といい、人の本質に迫ることを長く続けたいのなら、そして人に抵抗なく受け入れてもらうのなら、自分のやっていることが何かの宗教色を感じさせないようにする配慮は本当に大事なんだなと思いました。それがニュートラルでいること。自分がスピリチュアルであることは自分から語る類のものではないのだということを、こういう人たちを見てつくづく思います。



2015. 07. 15  
言ってはいけない、してはいけないことばかりしてしまう人。この痛い言動は憐れみや共感、同情心や親切心を呼び起こすので、世の中にはきっと必要な役回りなのだ、と最近自分のことを客観視するようになりました。このブログも書かなきゃよかったとあとで後悔することばかり書いているので、基本過去記事は読みません。日野先生はいかに自分がアホだかを知る為に書くとおっしゃっていましたが、つくづくその通りだと思います。このブログは都合よく忘れた過去を後で指摘していただく為に書いてきたのかもしれない。

こういう深い洞察をしみじみしながら今後は静かに過ごそうと思っていた矢先、大塚さんが不意打ちでその格式高いブログに私のことを書いてしまい、まだ若干ロルファー4年の若輩でありながら知ったようなことをいい、10シリーズとはかけはなれた変則セッションを日常的に行っている、しかも英語で、ということが白日の目に晒されることになりました。

ロルファー5年までは10シリーズに固執しろ、ということを優れたロルファーや指導者は必ずいうのです。基礎こそが大事、それを身につけるのには何年も何十年も1人生どころでなく必要だ、という当たり前の事実が見えてきて、ああ軽率だったな、わかってなかったな、と思っていた矢先。

ところが一昨日荒和尚さんとお会いして、今日高田圭二さんとお会いして、このお二人が揃ってそんなに時間は必要ないとおっしゃったのに驚きました。彼らは実際そのとおりの進化スピードなのです。1年前とまるで違う。道に入った人間は同時間かけなきゃ先人の域には達せられないと納得したとたんに、またその前提が崩れてしまいました。

常人と違うと思わせる方というのはとにかく時間を無駄にしない。目標がどれだけ遠いかを知っているけれど、いつもそこから目を逸らさない。彼らはおそらく睡眠中も含め文字通り24時間「それ」を追求しています。圭二さんもカズさんも、気がつくと無意識に手が練習している。日野先生も奥様の和子先生も、稽古の動作が癖になっているのが印象的だったのですが、日常一瞬一瞬が稽古というのはこういうことかと、彼らを見ていて思います。たぶん私は40年かかることでも、彼らは本人のいうとおりその4分の1くらいの時間でやるんだろう。

私はこういう人たちを見るにつけこの域にはいかないだろうなとあっさり思いますが、大塚さんとの出会いは大きな発見でした。非の打ち所のない経歴と貴公子のような品のよさを醸し出す大塚さんが、バックグラウンドだけ見たら絶対に道を誤ったと人に思わせるロルフィングに身を置くことになった経緯に、アメリカで受ける予定だったフェイズ3もヨーロッパに残るよう強く引き止め、当時ロルファーを目指してはいなかった彼に同僚になってほしいとお願いした私の存在も絡んでいるかもしれません。

ロルフィングには道と違う一側面があるのです。サイエンティストとしての立場を貫いたIdaと大塚さんはかなり似たところがあるのです。サイエンティストでありつづけることで守りつづけた別の側面。

いまロルファーの間でロルフィング10シリーズはチャネリングで降ろされたという話題が持ち上がっていて、これをやっぱりと思い、直傳靈氣といいロルフィングといい、出来過ぎた体系のルーツはひとつだと密かに確信してきたその裏づけが立て続けに与えられている今、このタイミングで大塚さんのことを書くのは面白い流れだなと思います。

大塚さん曰く、ロルフィングはタロットと同じなのだそうです。その一言でなぜ彼が今ロルファーでいることを選んだのか分かってしまいました。タロットを展開してもらって、その側面を目の当たりにしました。

・・・という、大塚さんが決してご本人では触れないであろうダイジェストの焼き直しをしてみました。

ところで直傳靈氣の交流会は25日(土)3時から6時、そしてその後打ち上げの予定にしたところ、何を押してもこれにだけは参加するという方の多さに驚いています。たぶん今年私が日本に来た大きな理由の一つがこれ。私はたぶん面白い方々のご縁繋ぎをするお役目を仰せつかっているんだろうなと思います。

プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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