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2016. 12. 21  
ロルフィングで扱う筋膜は身体中をもれなく走るウェブ。ウェブというのは「つながり」。人々はいままでの人生で纏った古いパターン、振り払って楽になりたい記憶を捨てようと私のところに来ます。私は絡まりぎゅっとこり固まったそれをほどく。でも解かれたそれは、また新たな繋がりを求めてその手を伸ばす。なぜならつながりこそがこの筋膜の本質だから。この地球で哺乳類として生まれた私たちの宿命だから。

社会に含まれないと生きられない私たちが病む根源の一つが"disconnection"。大いなるわたし(=根源、宇宙)とのつながりを断たれた状態。遡って原初の記憶を絶って受胎した時、母とのへその緒を切られた時、社会に出て仲間はずれや失恋、裏切りなどでつながりを断たれたと感じた時です。多くの人がここで学ぶのは、この根源的ショックを二度と受けないように防衛する手段です。傷つかないように、バリアを幾重にも張り巡らせる、一定以上人を近づけないようにする、選択肢・替えをいくつも用意する・・。

私たちがこの世界を生きているのは、一度切ったつながりをもう一度つなぎ直すため。リコネクション。

いちど断たないと、つながる経験を実感できないから。断たれた状態が身を焼かれるような辛い経験であればあるほど、リコネクトした時の至福が味わえるから。

人間のコアを失わせるのは簡単だよ、というある精神科医の言葉:

「その人の境界線をちょっとだけ超えて、立ち去る。次の日、またやってきてもうちょっと超える、そして立ち去る。次の日、さらにもうちょっと超えて、立ち去る。3回やればその人はもうガタガタだよ。」

臨床を長く続けた人が発した言葉。人のコアなんてこんなに脆い。バリアーを幾重にも張り巡らせて、身長より高い石の壁を高く積み上げても、その先にたたずむ私はこんなに脆い。

こんなショックうけるくらいなら、外界とは関わらないほうがいい、と思う。閉じていたほうが安全だし、その閉じた空間に、好きなものだけを集めて悠々と過ごしたほうがいい。ファンタジーは現実よりはるかに魅力的。


でも筋膜を聴いていると、私たちはそれでもつながりを渇望しているとしか思えない。いま捨てるのは、新しい出会いを求めているから。いま終えるのは、新しい関係を求めているから。いま拒絶するのは、それでも超えてきてくれる人を求めているから。それでも受け入れてくれる人を求めているから。

大塚さんの自分軸講座を受けて、私は本当に他人軸、あなたあっての私、で生きてきたなとわかって、自分が人生においてどうやってガタガタになってきたかを一つ一つ思い出して、ああ、disconnectionだ、頭でわかっても体が納得していなかったとわかりました。血も凍るような体験が、もう生体反応を引き起こさずに自然に傍観できるようになるところまではSEを通してできるようになった。これらの体験で培った「学び」という呪縛、過剰に膨らんだ飛躍と妄想をとりだして、それは妄想だよ気づく作業はホメオパシーの奇跡に任せている。同時に日々できることが、この妄想を、一つ一つ意識して、新しいパターンにシフトさせる作業。稼働までをしっかり意識して見届けることが大事。そうでないと無意識の過去のループに入る(大塚さんのいう自動操縦状態に戻る)ようで・・・。

私はなにをそんなに寂しがっているんだろう。何を失うのがこわいんだろう。コアってなんだったんだろう。つながりについて考えるとき、ひとつだったものが分離したときのとてつもない喪失感に気が狂いそうになります。手塚治虫の火の鳥の「望郷編」に描かれている、ただただ愛していた人と2人で地球を捨ててある星に移住して、そこでその人を失ってからその子供達となんども交配を続ける女性の話。私たち(少なくとも私)はずっとこれをやっている。その片割れをずっとずっと恋い焦がれリコネクションを渇望するわたし。

こういうことを一つ一つ取り出して意識する作業はとても夢中になる魅力的な作業。

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2016. 12. 13  
10日、11日と2日間に渡り、大塚英文さんに自分軸セミナーをやっていただきました。打ち合わせのスカイプで毎回数時間(日本時間の夜なので勢い彼の睡眠時間が犠牲、そして流れから毎回実質私の個人セッション)そしてドイツ到着日の夜もご飯に誘って友人を交えて夜中までつい話し込み、セミナー二日間は交換セッションも含めると初日朝9時から夜中0時、2日目も朝9時から23時まで、休憩時間もお昼時間もずっと話し込んでいて一歩も外に出ず、滞在中は実質ホテル往復と睡眠時間以外軟禁。12時間のフライト後の人にやっていただくことじゃあないでしょう・・大塚さんというのは本当に優しい人です。


自分軸セミナーというのは、大塚さんの提供するサービスのバックエンド(最も力を入れた高額の商品)にあたるもので、彼の生い立ち、社会人経験から得たずばり成功の法則の開示です。いやこの言い方は正確じゃない。この世界はどういうしくみで出来上がっているかを知り、私はこの世界でどう生きるかを決断させてもらう場。

東大で理学博士を取得した人がまさかその後ロルフィングなどというもので独立自営をし、わずか1年たらずで大企業のマネージャー級の収入を得るようになるとは一般には想像できませんが、彼にとっては全部この結果は計算済み、用意周到なシナリオに沿っただけでした。その種明かしを見せてくれる場。

この講座は
  • 独立自営を目指す人
  • 人生の転機にいる人
に特にインパクトが強いと思いますが、この講座の存在を知って興味を持つ時点がすでに人生の転機になったのだろうなという気がします。この講座は最後の決断をする場。知識で知っていたことを、体験する場。

私自身は本来自己啓発セミナー系、マーケティング系のものはスルーで、それは内容がだいたい専門書数冊を超えるものではないことが大半だしプレゼンテーターに人間的魅力をあまり感じることがないのが大きな理由だったのですが、今回はこの講座にかなりマーケティングの内容(売れるしくみの作り方、お金の稼ぎ方)が入っていて、初めて受講という形で習ったことが面白いと感じました。理由はこれが大塚さんのフィルタリングを通した大塚印だったから。つまり彼の経験と膨大な知識と、その中で最も現実的で速攻使えるものだけを厳選したコンサイスなものだったから。彼の料理でなければこんなにシンプルじゃないでしょう。

内容は35歳独身女性をターゲットにしているようですが、私はむしろ男性にぜひ受講してほしいと思ったし、どの年代の人でもどこかには大きく反応する内容だと思いました。


私が大塚さんにびっくりしたのは今回が3回目。最初に出会ったのは2年前私たちの共通の教師ジョヴァンニを通してでした。一目見て、目に吸い込まれました。こんな綺麗な目をした人が製薬会社にいるんだとびっくりしたのが最初。2回目が私の直傳靈氣講習会受講中に、人を触るところを見た瞬間。あ、この人私と同じものを見ていると目を疑った。そして今回のセミナー。ここまで細胞が激震した体験て、初めてです。恋愛でも、ものすごく憧れたひとでも、その人の言葉が、ここまで芯には届かなかった。予想はしていたものの、バックエンドなだけの破壊力でした。・・・凄かったです。人生のちょうど折り返し地点で、ポイントゼロに戻りました。心からの感謝を捧げます。そしてその能力に敬服です。4次元体験でした。

今回6ヶ月コースをわずか2日のダイジェスト版でやっていただいたわけですが、受講者の我々がどう変化するかは、半年後にまず成果として現れるのが彼の法則の一つ。私は早速宿題全部一気にやりました。ここから先がとても楽しみです。
2016. 12. 02  
今年はとにかく時間が経つのが早くて、早くも師走に入ってしまいました。きちんと夏のご挨拶をしていないのに、もう年末のご挨拶をする時期に・・!

今年はなぜこんなに忙しいのかというと、通常のロルフィングセッションに加えSEとホメオパシーコンサルを提供するようになったからで、わかってはいましたが1つのセッションに対するコミットの時間とエネルギーの桁が変わり、一種体力と能力の限界に挑戦してきました。好きでやってるのですが、とくにホメオパシーのケースではインスピレーションが決まって朝の4時に降りてくるので、24時間どこかが覚醒している状態・・クライアントさんに、決まって私は元気かとしつこく確認されるのは、社交辞令じゃなくて本当に何かを察しているのかもしれないと最近薄々感じてはいました・・・

冬のセッションにご興味をくださった皆様、本当にありがとうございました。9月中には枠はほぼ埋まってしまい、現在ウェイティングリストで受け付けております。ご興味がおありの方は、来年の予約を開始する時にお声かけさせていただきますのでご連絡ください。直傳靈氣講習会はまだ申し込み可能ですので、年末にお時間の取れる方はどうぞご検討くださいませ。直傳靈氣は今年は欧米人受講者から学んだ文化比較も織り込んだ、面白い内容になりそうです。

ホメオパシーを体験された方。お疲れ様です。スムースにグライダーのように治癒に向かった方も、嵐のような体験をされた方もいらっしゃいました。個人対応に忙殺されてここに書く時間が全くとれませんでしたが、体験者に対するメッセージをここでシェアさせてください。

レメディっていろんなものを見せるんです。
封じていたところをこじ開け、
思いがけないものを見せて、本当に動転させる。
ある人は言葉にできなかった、
向き合えなかった感情をもろに体験したり
ある人は自分の言動に絶対にこれは私じゃない、ひどすぎる、
と思います。

実際にそれはわたしじゃないんです。
わたしがしがみついていた妄想の部分です。
ホメオパシーではthe other song
(私のじゃなくて、他者の歌)といいます。
私の人生を生きているのでなくて、
他者の歌を歌っているときは人はつらいんです。
それを、ああこれはthe other songだと気付くのを
手伝ってくれるのです。

気づいたら、条件つきの愛じゃなくて、
本当にまるごと自分を抱きしめて
ああ私これでいいんだ、
このままで私は受け入れられるしやっていける、と思う。
まず私が私を受け入れられるようになります。
自然に。呼吸のように。

私はこれを生で、ガチで体験してもらいたくて、
お手伝いしています。

ロルフィングでも SEでも靈氣でも実は同じことをしています。
あなたに繋がったときに、それはおこります。
それまでは私にも何もわからない。
あなたに導いてもらいます。私はあなたに従うだけ。
ホメオパシーをご希望の方にロルフィングをしたり
ロルフィングがホメオパシーコンサルになっていたり
ロルフィングがいつのまにかSEになっていたりします。
ツールは自然におりてきます。

あなたの本質に届いたときにそれが起こるのを見届けたい

たぶん、私はずっとそれだけやっています。
ただ繋がる、そして待っていると、あなたから導かれる
だからいつもセッションは相互作用で、ダンスです。
そしていつの間にか離れた私は、あなたの舞台を見届け
あなたは旅立つ。

私の大切にしてきたことはこのブログを書き始めたときから変わっていなくて、変えずにやってこれた幸運に感謝しています。

今年もたくさんの幸運な出会いがありました。まだ年末にも初めてお会いする方がいらっしゃるのでまだこの1ヶ月の間にもいろいろあるでしょうが。

・・と前置きが長くなりましたが・・・実は今年のハイライトはこれからで、来週大塚さんが来週9日から11日までフランクルトにいらして、自分軸セミナーをやってくださいます。彼のような方をお迎えすることは興奮以外の何物でもなく、やっと今日からこの準備にかかれる、このときを待っていた!目の前に立ちはだかる税金処理、また大幅に遅れたレポート提出はいまは見ないふりします。直近のご案内ですが大塚さん体験ご希望の方はご連絡ください。

大塚さんというのは何か不思議な人で、人の人生に関わる決断を一瞬でさせてしまう能力がある。私は自分のやりたいことは変わっていない、軸はあるはず、と思っていたのが、彼の前に出ると私は軸がなかったんだという真逆の気づきに感動していた。今回の自分軸も私こそ必要だそうで、なんだか恐ろしい事件になりそうな予感がしますが、どうせ何を取り繕っても全部お見通し。せいぜい料理されるのをとても楽しみにしています!!
2016. 12. 02  
昨日ベルリンをベースに活躍するダンスオンアンサンブルWater between Three Handsを観にSchauspiel Frankfurtに行ってきました。このダンスオンアンサンブルは40歳以上の男性3人、女性3人からなるダンスカンパニーで、うち3人(クリス、アマンシオ、ヨネ)は元フォーサイスカンパニー出身です。この6人はそれぞれ華麗な経歴とカリスマ性を持ち、現在世界中からワークショップや教師の依頼で引っ張りだこなのですが、特記事項は何と言ってもこの人たちが現役ダンサーとして舞台に立つという実験的試み。

通常40代後半〜50歳を過ぎたダンサーが舞台で踊りっぱなし、ということはしません。どこまで身体的限界を超えられるか。お腹が出て頭の薄くなった同年代の我々が、失った、叶わなかった、あるいはかすりもしなかった人生の向こう側を見るちょっとほろ苦い体験。憧れと同情、親近感を共有する場。今回はEurope cultural daysの一環としてドイツ銀行やヨーロッパ中央銀行がスポンサーに入っていたので、ホテルビュッフェのようなサービスがついて豪華なイベントでした。

11月30日の7Dialoguesは各ダンサーのオムニバスで、すでに人気の定着したプログラム。あれは毎回同じことをしているように見せながらそこは彼ら、観客にはわからないマニアックな試みを何かしらしている。ディレクターのクリスの金髪のカツラに赤いルージュ、ハート模様のパンツで踊るソロは前回ベルリンではセリフと振りをわざとシンクロさせずずらす、という、脳に対する挑戦みたいなことをやっていました。前回ベルリンで2回見たので、今回は見送り。

さてWater..の内容ですが、これは凄かった!!!やっぱり彼らは格が違う。とにかく面白い。そして今更ですが、やっぱりうまい。練習中のダンサーと違う完成された個性があって、それを出す自信があって。落語の達人の噺を聞いてる感じ。とくにクリスはとにかく華があって、他のダンサーも見なきゃと思いながら目はつい彼を追う。一歩足を出すだけで、止まるだけで、こんなに人を感動させる人っているだろうか・・何をやってもとにかく美しい。彼は選ばれた人、舞台で死ぬ人だろうな、とぼんやり思う。

筋は私が云々いう必要ないくらいわかりやすく(そしてありえない)設定でしたが、なんかこのばかばかしさって人生。ゲラゲラ笑った後にホロっとなるのも彼らのお得意。振り付けをやったRabinは本業が振付家というよりアーティストなので、そこはダンサーたちの個性が存分に出たのだと思います。もう思いっきり自分たちのやりたいことをやっているという感じで、練習の時の素顔や本人の持ち味がそのまま舞台に出てる感じでした。でもそのオフ感満載の舞台そのものがやっぱりベテランにしかできない観客の惹きつけ方をしている。何もかもうまい。

男性陣は全員ハゲ(のモデラートな言い方が思いつかない)ですが、首から下は20台のダンサーと全く同じに見える。そして動きの自由さや優雅さも全く年を感じさせない。やっぱりプロってすごい。この年齢で現役でこれだけのことができる・・こんな生き方してみたい。彼らに夢のありかたを見せてもらったようでした。
プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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