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2019. 01. 18  
内観というテクニックを身につけてから、生命力が上がりました。

面白いことに、神様のお導きで内観合宿に導かれた直後から、これなしでは精神の均衡を保てなかった、立ち直れなかった、というショッキングなことが立て続けに起こっています。
すごい、よく私保ってる、ちゃんと機能している。
ショックは1日でもう次の日に引きずらなくて済む。

人間が壊れて行く過程、壊れた人間が立ち直る過程に多く立ち会ってきました。
私自身もその気になればいつでも壊れる方に転べる。

生きる方を選んできたのは、命を落とすくらいの苦悩を背負いながら一人で恐らく何代分もの業を断ち切ることに成功した母に守られてきたことが大きいです。母は人生のロールモデル。母がいなくなったらどうしようという恐怖で毎日毎日寝顔を確かめていた子供の頃の記憶が蘇ります。

全ては自己責任、因果応報。

この認識をとことん確かめるのが内観。
これが欠けると苦悩の原因を外に押し付ける
被害者意識を育てる。

この被害者意識は甘い蜜なのです。ここにエネルギーを注いでいる限り自己責任という最も厳しい場所に行かなくて済むから。ここに向き合うのは身を千切られる。

もちろんきっかけは何か被害を実際に受けるわけです。それは
予期しない(つまり準備できず防げなかった)
精神が
感情が
肉体が
おびやかされる出来事で始まります。

ここからが分かれ道

これを内観を通して

被害者意識を

1)していただいた
2)させていただいた
3)ご迷惑かけた

に無理くりこじつけると

被害者意識にエネルギーを注ぐ暇がなくなる。
そうすると被害妄想無限ループに回すエネルギーを
生きるエネルギーに回せるようになる。
これはテクニックです。

そうなると
原因は自分にあったかもしれない
原因が思い当たらないなら、これは因縁断ちかもしれない
と思えるようになる。

そうなると、
期待と違ったことをした人を糾弾することでなく
自分が無意識にこういう期待をしていたから失望したんだという事実が見えてきて
こういう期待をしがちなんだという依存傾向が明るみになって
その依存傾向を分析する方にエネルギーが注がれるようになります。
これは相手を糾弾するのと同じくらい夢中になる作業。
試しにやって見てください。
xxのせいで、といういつものパターンと同じくらい魅力的。

1−18
1−18の2
1−18の3

!!!

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2019. 01. 17  
内観合宿から帰ってきて約2週間、電化製品に一切触らない、自分を下界から完全にシャットアウトする時間から日常生活に戻って来ましたが、まだ適応に時間がかかっています。もともと電化製品が極度に苦手な体質も合わさって、ご連絡しなければならない方にまでまだ返信が追いつかない・・・必ずお返事しますのでまだもう少しお待ちください。すみません・・・

ラインのサポートグループ チーム・内観はその後チーム・パンドラの箱と改名し、ちょっと目を離すとライン500越え、もともとそれぞれの重たい課題をずっしり抱えて人生の転換期に捨て身の行動を共にした安心感から、懺悔の雨嵐で溺れることなくお互い救命ボートを投げ合って進化を続けています。
チームパンドラの箱
内観は本当に物事をシンプルにする。重いものを散々背負い、どうしていいかわからなくなったときの棚卸し。

真面目に進化を続けていますがもちろん本人の地は健在です。
チームパンドラの箱2
チームパンドラの箱1


大塚さんは流石にこの間も淡々と深い洞察を続けていらっしゃる。

大塚さんのブログを読んでびっくりしたのが、彼はこの日常内観で人に迷惑かけたことが全体の60パーセントを占めるようになったということ。確かに彼の内観の投稿には迷惑かけたことが割とたくさん書いてある。あきちゃんはもっとたくさん。彼女は本当に素直である。そして私は・・・0歳から6歳までで母に迷惑をかけたことが合宿初日全く思い浮かばなかったという図々しさは業が深い。確かに内観日記をつけ始めてから絞り出すように出てくるのは夫にかけ続けている迷惑で、ここには踏み込みたくなかったなぁとしょげ返りながら懺悔街道をトボトボ歩き、迷惑欄を埋めていく・・・見守り続けてくださっている皆さんの存在は大きいです・・・。

大塚さんのブログでもう一つ気づいたのが、後半の「嘘と盗み」のワークのくだり。
これは自分を知る24項目の一部か、とはたと気づいたのですが、ここは自分がこの人生にどんなテーマを持って生まれて来てるかが浮き彫りになる時間でした。自分で自分に対して質問を投げかけ、自分がどんな性格かを自分で書き出す作業なのですが、これを分析発表した私たちに対する先生の反応がまるで違ったものだったのをあとで確認しあってびっくりしました。面接してくださった3人の方々は裏で打ち合わせしあっていて、質問や課題は同じなのですが、対応は各人に対して相当違う。

例えば私の場合はみなさんと全然違って、自分の性格を完全に誤解していたという事実がありました。
私の渾身の分析を聞いた中野先生が、あなたこうじゃないわよ、とノートの真ん中に

ええっ

生まれて来てこのかたずっと向き合って来た(と思って来た)自分が、たかが数時間か私と接した先生のもとで崩れ落ちる。例えば嘘と盗みのテーマで考えるというのは、自分が人からの言葉にいかに左右されていたかを知る時間になりました。自分のことがよくわかっていない。意見コロコロ変わる。カメレオンのように瞬時に変われる。自我が強い=自分を持っていると思っていたのは大間違い、自分は嘘つきと思っていたらそれは極度に自信がないからで、見栄っ張りでむしろ馬鹿正直・・・・あぁ書いていて痛すぎる・・・・占い師に自分を占ってもらう必要がもうなくなりました。中野先生は容赦がない。

日々進化が続きます・・・・
2019. 01. 15  
内観をやって得た大きなこと

1)自分の機嫌は自分が決めているとわかった。→自分の機嫌は自分で変えられるようになった。

私を傷つけ、落ち込ませ、怒らせ、悶絶させるのはある人ではない。その人に対する期待(空想部分)と実際に起こったことのギャップである。つまり自分のつくりあげた世界での出来事なので、自分でやめられる。

私はいつも感情で生きている。どんなイベントに対しても自分の体験したい感情を体験できるよう、事実をそのように自分の都合で解釈する。

おんなじ事件に遭遇しても受け取り方は人それぞれ。ある人は喜び、ある人は悲しみ、ある人は怒る。分かっちゃいるがこれをまざまざと体感したのが内観でした・・・。

今もそうですが、普段私は書く時に、自分の感情、心情、想い、といったものだけを書いている。振り返って思い出すのは感情が大きく動いたイベントばかり。事実でなく、自分が感情的にどれだけintoだったかが私の歴史を作り上げている。要するに主観(内観用語でいうと外観)の世界の住人。おまえがどう思ったかなんて関係ない、matter & factだけを、事実関係だけを述べよ、と求められるのが内観。こう言われるのは慣れていて、結婚してからこのかたいつも主人に言われて来ました。それを言われると毎度気が狂いそうになる。私は感情の部分を話したい、そこをわかって欲しいし受け止めてもらいたい。

埒があかないことをしているのは重々承知しています。感情だけを吐露してもどこにもいかないばかりかほとんどの場合自体をさらに悪くする。全く非建設的である。

わかっちゃあいるが・・・・

人の怨念を背負って怨念を歌にしながら聖女のような生活をしている中島みゆき(というのが私の彼女に対するイメージ)
彼女って感情の世界で生きるとどうなってしまうかを見せてくれている気がしていました。彼女って老若男女を問わない国民的歌手ですよね。(外国のmp3サイトやi-tuneで日本人歌手の曲を買おうとすると、松田聖子やユーミンは見当たらないが中島みゆきの曲は膨大に売られている。つまり恐るべし、歌詞がわからない外人が好んで聴く日本人歌手は中島みゆき)。日本国民の誰もが持ちながらも口に出せないドロドロの感情だけを取り出してマックスに強調し本人は膨大な怨念の塊になったこの人によって、自分の心情を吐露してくれたと慰められたりこうはなりたくないとカウンターバランスにしている人は多いと見ていました。ある意味彼女は内観へいざなってくれている。

ちえさんに教えてもらったのですが、NLPの原則として、
「人間はいつも最善を尽くしている」

これ、内観の講話でもあったのですが、人は一瞬一瞬その場その時を全身全霊で生きているそうなのです。カンニングしている時は全身全霊でその行為に命を捧げている。1日中ネットサーフィンをしている時は、その時その時自分のアンテナに引っかかるものを見つけようと全身全霊集中していて、気がついたら1日経っている。しなければいけないことを脇に置いてよそ見をする時、そのよそ見の行為に全身全霊を傾けている。

そう、私は埒のあかないことに全身全霊を傾けるのが好きである。

そしてそれは埒があかないと冷静に的確に教えてくださるのが内観。これを日常にやってくださっていた夫を冷たい、非人間的だと糾弾していたのが私。
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2019. 01. 15  
ラインの内観チームで、この4人で内観日記をつけて毎日披露し合うようになってから、この合宿はすごい学びだった、終わってからがさらにすごい、そしてこのチームは心の支えになってくれる運命共同体であると日々実感しております。

日常内観をやるようになって、日々私が

誰に何をしていただいて
誰に何をして差し上げて
誰に迷惑をかけたか

を繰り返し自問することを習慣づけるようになって、今のこの一挙一投足に意識が向くようになりました。
無意識に雑にやっていた動作が、いちいちだれにどんな影響を与えるのか注意するようになりました。

私は今日は一日中一人でいたから誰にも世話になんてなっていない、と思ったとしたら大間違い。バリバリっと破いたラーメンの袋がこの形で私の元にやってくるまで、どれだけの人が関わってこの形にしてくださったか。そして私が買えるようにお店に並べてくださったか。それを作るために蛇口をひねったら水が出るように、コンロのダイヤルを回したら火が出るように誰がしてくださったか・・・・際限なくある。

私のこの何気ない動作がある人に大きな喜びをもたらすかもしれない。その動作は、その人から直接感謝されないかもしれない。感謝されるかどうかはここでは問題ではない。その行為はその人から見返りを求める心からするのではなく、エネルギーとして拡散させるのが大事。(これは靈氣の講習会で私がいつも偉そうに言っていることでした・・・)

私のこの何気ない動作がある人にひどい迷惑をかけているかもしれない。一瞬立ち止まれば避けられたトラブル、一言付け足せばよかったトラブル、一言言わなければ避けられたトラブル・・・・これに今気づけるか。日常の一挙一投足に待てがかかり、自分の衝動的言動が恐ろしくなるではないか・・・。



先日亡くなった樹木希林の遺作、日日是好日を行きの機内で観て感動して、飛行機を降りるまで時間が許す限り繰り返し見ていました。ああこれが日本だなと。

型から始める。そこに理屈はない。体が覚えて自然に動くようになるまで。これを飽きることもせずただ何万回もやっているうちに、それが一つの行為に全身全霊を傾ける、今を生きる生き方を教える作業なんだとわかるようになる。内観はちょっと別の角度からやっているだけで全く同じことです。

ちなみに私は樹木希林と言う人がわからなくて、画面の彼女をいつ見てもわざとらしい、大根、というイメージしかなくて、彼女のどこがそんなにすごいんだろうといつも思っていて、今回見てもやっぱりそう思ってしまって、でも見終わるとこの役は彼女しかできないと思えたのが驚きでした。

彼女は本当に本音を見せないというか、いつも上の空というか、そこにいないようなイメージがあって、なぜその彼女が選りに選ってこれをおそらく自分の最後の作品、自分の人生の集大成にしようと思ったのか・・・・。彼女を通して見たあの主人公、あの花道の先生のあり方って、もうとんでもない日常の葛藤の雨嵐の中を泳ぎきった人間の晴れ晴れとした姿を見せることだったのかな、と思えました。毎日毎日同じことを文句も理屈もなく飽きもせず何十年もやることによってそこに心を育てていく文化を持った私たち。水の音・・・それがお湯になるか、雨となって外に降るか、いつ降るか、どうやって降るか・・・・水一つに五感と全感性と全人生をかけることができる豊かな文化を持った私たち。もしかして彼女も水と同様、とてつもなく複雑な人で、それをあんな形で見せていて、わかる人たちはその複雑さを無言で理解していたのかもしれない。私は単純すぎたのかもしれない。


内観・・・まだまだ続きます。
2019. 01. 15  
3日目から改心が始まりました。

最初の2日間は持参していた食べ物やお菓子を食べていつものカロリー摂取を保っていたのが(お菓子の袋をバリバリ開けてはポリっポリっと食べる音が響き渡って隣の部屋のちえさんを刺激していたとあとで判明)、3日目からそれが切れて、人生初の少食をする羽目に。(確かに合宿後は言われていた通り2キロ痩せてました。)

朝7時きっかりに館内に流れ始める起床の物悲しい音楽。それがだんだん大きくなる間も無く、待っていたかのようにテキパキと与えられた担当箇所を掃除し始める参加者たち。なにせ全然動いてないので超集中して動作に身が入る。誰も眠そうじゃない。

楽しみと言ったら3食のご飯と、ご飯時間に館内に流れる古いテープ録音。あきちゃんはこれを洗脳かこれは、やめてくれ、と思っていたそうなのですが、私は毎日地獄の仏のように心待ちにしていました。

文脈忘れたのですが講話で覚えている言葉が

愛の狩人
愛の落ち穂拾い

私日常でこれしてきた気がする・・・。


引き続き3人の面接が代わる代わる始まります。先生がいらっしゃるまでは畳に大の字に寝そべってたり窓の外を眺めていたりと態度の悪い私が慌てて正座するのを見届けて、石井先生は私に対して手をついて頭を深々下げて最大の敬語で話しかけてくださいます。偉い先生にこんなことしていただくなんて・・・・・質問の答え云々よりこの状況の居心地の悪さでもう頭が真っ白。神田さんもお坊さんのような綺麗な頭で同じことをしてくださって、私が以上です、と言うまで深々と頭を下げたまま頭を上げない。なんだかしょうもない話を聞いていただいた上、私ごときにこんなことしてくださっている・・・言葉はどんどん少なくなり、何かもう涙が止まらなくなりました。

そして2人の面接官の適度なローテーションの後にドカンと登場するのが中野先生。中野先生だけ妙に距離が近い。あきちゃんに対してもそうだったのですが、何か「問題児」の匂いを嗅ぎつけるとバシッと切り込んで来るのが中野先生なのかもしれない。いや参加者それぞれにカスタマイズされた面接なので、たまたまあきちゃんと私に中野先生がつっこむ役回りだったのか。いずれにしても中野先生がバッサリ、あっさり斬った私の人生、あの瞬間は鮮烈で・・・・Mの血がマックスに沸き立つと言うか・・・あれは本当にすごかった。あんなサイコセラピストは欧米には絶対に、絶対にいません。

日本て厳しい。この厳しさの背後にとてつもない愛を感じる。何かうわべの心地よさなんかで簡単に騙されない、本質を突き止めようとするのが日本人だったのかもしれない。


残りの日々の内容は体験した方のお楽しみ。普段は合宿は中野先生が一人で面接してくださっているようです。
囚人更正するわこれは、と素直に思いました。

内観研修所は日本にもいくつもありますが、確か5日目くらいの「自分を知るための24項目の質問」は中野先生のクリエーションなので、それができるのは信州内観研修所だけのようです。

全てが終わった後、世界中で活躍されている石井先生の著書や内観の本を紹介していただいて、
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参加者それぞれを駅に送ってくださった先生方と最後に穂高神社で初詣して、
happy new year
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お蕎麦を食べて(めっちゃくちゃ美味しかった!!!!)
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注)私が両先生の間に割って入ってまるで中野先生を押しのけるような形で座っているのは、石井先生に今年のヨーロッパのご予定をお聞きできるよう石井先生がここに座りなさいと言われたからであって、断じて厚かましいからではありません・・・!


その後先生方は私たちのあずさ3号が発車するまでホームで見送ってくださいました。あきちゃんはあんなに怒っていたのに中野先生との別れに涙をポロポロこぼしていました。

そして帰りの電車の中でそれぞれの体験談炸裂!!この食事で仙人のように痩せてしまった大塚氏、なんだかめちゃくちゃ地の面白さとその才能をあまねく出すようになったちえさん、なんだかんだとやっぱり可愛くて変わらないあきちゃん・・・・がラインでチーム内観グループを作ってくれました。

そしてその後も続く日常内観。日記内観。
ネット環境が整わなかったり時差のある私以外は皆さん1日も欠かさず日常内観記録を投稿。めちゃくちゃクリエイティブな試みが毎日起こる。そして日々進化している。若者の才能すごい〜〜〜〜ラインてすごい〜〜
今や心の支えです・・・・・

つきものが落ちたような私。
今も実は半分浮いてます。あまりの変化に思考が追いつかない。
いや古い思考を捨て、新しく書き換えをする思考回路の繋ぎ換えをやっているみたい。
人生の棚卸をこの年末年始でするように神の計らいがあったと思えます。

皆さんとの出会いとこの一連に心から感謝です・・・・
2019. 01. 14  
以下に登場する方々についてここに書くことは全部ご本人からご了承をいただいています。


2日目は脱走者が最も多いそうで、それは大いに頷けた。

朝起きたら信じられないくらい腰が痛い。寒かったからな・・。大昔にギックリをやった時の古い記憶が蘇る。やばいことになった、という不安がどんどん膨らみ、もう再起不能な形で這いつくばりながら研修所を去る自分の姿を細部まで視覚化しつつも、いや今なら自分で治せるとばかりヨガを真剣にやり始める。課題のことはすっかり頭から消えている。

この場所、この状況は決してヨガをやっていい場所ではないと知りつつも体が勝手に動いて・・・・笑
だんだん楽しくなって調子に乗って逆立ちした時にそこにかけてあったハンガーをバラバラバラ!と床に落とし、とてつもない大きな物音に別の部屋の人たちが息を飲む気配を感じた。

隣の部屋にいるちえさんがしきりに鼻をかんでいる。あら彼女も寒かったのね、風邪ひいちゃったのね、と思っていたら、後でご本人に確認したところそれはお祖母さんのことを回想して涙が止まらなくなっていたからだそう・・・
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ちえさんのありがとう日記 
耳なし法一真っ青

家族に対する、ある時期の自分に対しての同じ3つの質問を続ける一日・・・・・・これに10時間集中できるんならどんなことでもできるだろうとさえ思う。

とつぜん、ドタン、バタバタ、と大きなものが転がるような音がしてあきちゃんが泣きながら廊下を駆け下りて行く。その気配からただならぬ様子を察し、まずい、転んだか、怪我したかと急いで廊下に確かめに行くも、彼女は無事階下の先生に収容された模様。ホッとして部屋に戻ろうとすると、同じく様子を確かめに部屋から出て来た暗〜い顔をした大塚さんの横顔が目に入る。奥さんにさぞ申し訳なく思っているであろうその苦悩に満ちた横顔に心から同情した。

一方あきちゃんはもうやってらんない!とその日はそのままボイコット、着の身着のまま散歩に出かけ、中野先生と美術館&カフェでお茶を楽しんだそうだ。そのオプションは美味しすぎる。こういうことをやれてしまうのが彼女なんです。だから彼女っていつも人の羨むような人生を歩んで来たのね・・・・。私って我慢してるな〜、言えないことが多すぎるな・・・行動できないことが多すぎるな・・・と彼女を心底羨ましく思う。

隣の部屋ではちえさんが傑作を次々生み出していた。
(一部しかご紹介できないのが残念です)
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2日目は
しまった、とか
帰りたい、とか
こういうことを思う人が最も多い日なのだそう。身を持って体験いたしました。



2019. 01. 14  
初日
恐れ的中、最初で最後の貴重な講話のために石井先生がご登場したタイミングで眠気のスイッチが入りました。石井先生の穏やかな語り口はヒプノ以外のなにものでもない。先生がお話を始めて1分後に私はご本人の目の前で見事に寝落ちしたのでした。
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わざわざドイツからはるばる私は何をしに来たんでしょう。。。。

講話を聞き逃しただけでなく、ご飯はおかわりしていい、という超重要事項も聞き逃してしまい、7日間非常にひもじい思いに耐えることに。


その後の初めての内観はお母さんについて6歳までの私が
1していただいたこと
2して差し上げたこと
3迷惑をかけたこと
について調べました。


何にも知らずにただ始めたから、よくある間違い、これやってはいけないタブー、全部やりました。
人の話聞いてないのね、事実だけを取りだせって言われたじゃない、分かっちゃいるが・・・・・
具体的行為だけを取り出す、て信じられないくらい大変。
小学生の日記を思い出せ。
記憶がブロックされて全く言葉にならない。
先生が来てくださった時に絶句して何も喋れませんでした・・・・

1時間なり2時間なり、この質問に
ずーーーーーーーーーーっと、
じーーーーーーーーーーーーっと
集中するってありえない大変さ。
この質問だけでなく、座ってじっとしていなければならない環境がもう死にそうに大変で、己の最も向き合いたくなかった習性(回遊魚)と向き合うことに。
2分と耐えられずに廊下にこれは飲放題の薬草茶をいただきにいく。多分私がほとんど一人でポット1瓶ぶん空けたんじゃないか・・・そしてなくなったポットにお代わりのおねだりに行く。ああ歩ける・・・。
「孝美さんはどこの部屋にいるかすぐにわかりましたよ」
「存在感ありましたね」
「マイペースですね」
要するに自己中、人に対する配慮にかける、すぐに周りが見えなくなるというということだ、と内観で知りました。



2019. 01. 11  
向かった先は信州の穂高、白馬を背後に抱いた信州内観研修所。天然温泉、毎日完全手作りの酵素玄米菜食付きの7日間に渡る合宿です。今回は10名の参加者に対し、中野節子先生、毎日炊いてくださった酵素玄米の他研修所の切り盛りを一手に引き受けてくださっている神田真介さん、そして普段は海外を飛び回って年末年始とゴールデンウィークの内観合宿しか来ていただけない石井光先生の3名が代わる代わる面接して下さいました。
naikan15.jpg

改めましてここで初めて、内観とは。

内観とは文字通り自分の内側を観ること。私たちは普段物事を外観しているそうです。つまり、自分を中心とし、自分の色メガネを通して、自分の先入観でもって、自分の都合のいいように物事を捉えている。たとえばお母さんだったらこうしてくれるはず、という先入観が先にあって、お母さん自身をみず、自分の期待するお母さん像と実際のお母さんのギャップに勝手に腹を立てていたりする。

この合宿では、非日常空間で1週間時間を止めて、自分の人生を別の角度から振り返るということをします。この一方的なものの見方から離れて、自分中心のものの見方を別の視点をもつ見方に変えて行くために。

(だからこんなに抵抗が強かったわけね・・・・・)

では実際に何をするかというと、自分が周りの人に対してどうだったか、ということを3つの質問を通して調べて行きます。

それは、自分にとって最も近い人、つまり母、父、祖父母、兄弟、パートナー、子供、という順番で、その人に対し

1)していただいたこと
2)して差し上げたこと
3)迷惑をかけたこと

を(おそらく年齢に応じて)一定の期間、例えば生まれてから小学校入学まで、小学生時代、中学生時代、などというように区切って、それぞれについて1時間から2時間かけて調べていくというもの。これを7日間ただ延々と続けるだけなのですが、知られている効果は甚大で、体験者の多くが人生の大きな転換になったと言っています。(実際わたしもその一人)現在石井先生の功績でドイツにも10の研修所があるのですが、囚人の改心(刑務所で実際に実施され効果が出ている)や依存症からの脱却への効果がよく知られていて、他にも

・うつ病
・依存症
・不登校
・引きこもり
・摂食障害
・恋愛問題
・膠原病

などに対する効果が報告されているようです。


なんでこんな単純なことをするだけでそんなことが起こるのか。

この質問は実は私たちの視点を変えるための、盲点をつくものなのです。

普段私たちは「してもらわなかったこと」ばかりを覚えている。特に身内、母親などには、xxしてもらって当然と思っているから、取り立てて母にしてもらったことなど記憶に残らない。つまり、私たちはしてもらわなかったこと=妄想の世界にいて、実際の行為としてしてもらったこと=事実の世界を見ていないのです。

これは面白くて、ホメオパシーはまさにその逆なのです。本人のこだわり=苦悩と病気の源は事実とは違う妄想の世界にある、という着眼点は同じなのですが、ホメオパシーでは個々の妄想の世界にフォーカスして、その妄想の核を取り出してレメディで映し出す作業です。

Somatic Experiencingでは感情や抑えきれない体の動き(混乱した神経系)にフォーカスして、制御不能になった感情や神経を鎮めることを目的とします。

でも内観は違う。ホメオパシーやSEが何より大事に扱うこの2つのトピックを「埒があかないから」と葬り去る。かつてドイツ人に日本(の仏教)は感情を軽視すると言われ、それについていつも考えてきたのですが、今なら日本人としてこう答えられます。

「そう、埒があかないから。」

日本は実践的。

この内観では、事実を話すことを求められます。つまり、お母さんが実際の行為としてわたしに何をしてくれたか、そしてわたしが実際の具体的行為として何をして差し上げたか。そこに、わたしがこう思ったとか、こう感じたとか、そういうことは一切必要ありません。

これやろうとして愕然としたのですが、わたしは一言言おうとすると
・・・というのは、とか
なぜなら・・・とか、
・・・と思った、とか、
・・・と感じた、とか、
すぐに付け足してしまいます。

これを取り払った行為だけの世界を口に出すと愕然・・・・・わたしが体験していたことは、事実とまるで違ったことが見えてしまう。これには愕然としました・・・・・。


ドイツを拠点にするようになってから日本を外側から見るようになり、年々痛感しているのですが、日本は欧米で1000ページ、100時間費やす内容をほんの1ページ、一言で言ってしまうところがある。直傳靈氣を習った時も衝撃だったのですが、いちいち言語化していないだけで、背後に整然とした知識体系がある。そして、物腰は柔らかいのだけれど実は問題の切り口は鋭くて、問題の核心に直接行く。実践的。速い。

日本、恐るべし。

2019. 01. 10  
あけましておめでとうございます。今年日本にとっては元号の変わる大きな年ですね。みなさまの2019年が素晴らしい年になりますように!
happy new year

さて年末年始弾丸で信州内観研修所の合宿参加のために日本に行って参りました。直前に決めたので、お会いすることができなかった皆様、ご迷惑をおかけしました。日を改めて、また出直して来ます。おととい帰って来ましたが日本でもドイツでも時差にやられて明日からまたベルリン、真夜中に目を覚ましては1時間おきに時計を確認する作業をもう年末からずっとやっている気がします。体の芯が覚醒していてどこでも3時間以上まとまって眠れない。

ことの発端は大塚夫妻とスカイプしていたときのこと。大塚さんという人は何か私のエネルギーに黒いもやがかかるのを見計らうかのようにいつもゾッとするタイミングで連絡くださるのですよね〜。暗いドイツで人生の棚卸しについて暗く考えていた時に例によって「スカイプしませんか?」

もうご夫妻の新婚旅行にも同行(+同室)して、真夏のひまわりのような奥様の亜希子さん(私より一回り以上年下)にはお風呂で長々身の上話を聴いてもらったという実質裸の付き合いなので、年末年始内観合宿に誘われたときも即断即決。他にも実は本当にあり得ないような偶然が重なり、こんなこと初めてでしたが年末年始がこの時期になっても人払いにあったかのようにスケジュールがぽかっと空いていて、夏に熊野古道〜伊勢のお誘いを受けた時もそうでしたが、ああこれは運命だと直感しました。電話切った後は研修所の返事も待たずして航空券の手配をしてしまいました。内観のなの字も知らず、29日まで数日あったにも関わらず別にどういう内容なのかも調べもせずの参加でした。

注)非常識を地で生きる私ではありますが、別の部分ではどうしようもない引っ込み思案で非常に人に気を使うところがあり(これ本当に本当!!!)人の新婚旅行に割り込んだ上に新婚の奥さんを捕まえて身の上話披露などという厚かましさは本来持ち合わせておりません。これ全部成り行きで、大塚夫妻の新婚旅行同行のお誘いにはまさか幾ら何でも私でも、ともちろん辞退しましたが、お二人から本当に構わないからと強く勧められ、ではとお言葉に甘えたら後で日程表を頂いた時に「同室ですが構わないですよね」(笑)

夏の熊野古道〜伊勢神宮の冒険旅行。本当はぜひともあの奇跡的機動力で楽しんだ体験をブログに書きたかったのだけれどその後怒涛の渦にさらわれ叶わず・・・

ということで、全面的信頼を置く大塚夫妻に再び便乗・寄生しての内観合宿でした。

内観がVippasana meditationの一種だということは大塚氏からちらっと伺いましたが、ヴィッパーサナの合宿なんて何が悲しくてお金払ってまでそんなものに行くんだと思っていた頃もあり、まあ今までだったらまず絶対に行かない系統のものであったのは確かです。人は変わる。そして、何か内観という言葉に全細胞がひっくり返るようなただならぬものを予感していたのか前日はなんと一睡もできず、当日朝は眠れなかった焦りと絶望でイライラしての出発でした。

新宿駅で落ち合った大塚夫妻と2年ぶりのちえさん。大塚夫妻は意外なことに約束の時間より遅れての到着、そして普段絶対に感情的にならない大塚さんがイライラしている。その横には電車の中で喧嘩してもう帰る!と言い放ったあきちゃんが涙をポロポロこぼしている。そしてちえさんもやっぱり前日にひどい食あたりと蕁麻疹で悶えていた。これは一体全体何が起こるのか・・・・・ 

続く








プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

・・・・・・・・
ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
ホメオパス(RSHom)でもあります。

ロルフィング
ホメオパシー
SE(トラウマ解放ワーク)
エネルギーワーク
を複合したセッションで皆様のお手伝いをしています。

・・・・・・・・

内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・英国登録ホメオパス(RSHom)
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー施術者
・ソマティックエクスペリエンス施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・



.................

Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Registered Homeopath
(RSHom, SOH Advanced Practitioner)
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner
Somatic Experiencing® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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