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2012. 10. 20  
海外で暮らす日本人の方々の食卓はいつも現地人の憧れの的で、持ち寄りパーティなどでは日本人の持参品はダントツで人気が高く、すぐ売り切れます。私も市場やスーパーでよく、それどうやって調理するの、と(売ってる人からも)聞かれます。いや私には聞かない方がいい、とは答えず、その時はスタンダードな調理方法を教えてあげていますが。

子供が幼稚園の頃までは、それはそれは食材にこだわりましたが、彼女も中学生になり、いまや見る影も無いジャンク生活。Bio食品をむしろ避ける彼女にはかつてよく食べさせていたものを買いにいく機会はもうなくなってしまいましたが(泣)、本当は今でも大好きなのがここ。↓
Dottenfelderhof
フランクフルト郊外にあるBad Vilbelにあるシュタイナー農場で、フランクフルトからは車で20分ほど。農場内に豚や地鶏を放し飼いにしていて、農場見学もさせてもらえます。小さな公園もあり、併設のお店で新鮮な野菜、パン、乳製品を買うことができます。小さいお子さんを連れた人たちで週末は込み合います。わざわざそこに行かずとも、木曜日はBockenheimerwarte,土曜日はKonstablerwacheの市場に市が立つので、パン、卵、乳製品はそこで買えます。またナチュラル系のスーパーに常時卸しているので、私も家から歩いて3分のところで買うことができます。

ちなみにBad Vilbelは温泉地でもあり、フランクフルトと違って水がものすごく美味しく、Bad Vilbel Quelleというお水のブランドの生産地でもあります。ここに住む友人は台所の水をブリタを通さずそのまま料理に使っています。水道水なのにめちゃくちゃ美味しくて私もうらやましい。恵まれた土地です。

シュタイナー農法(バイオダイナミック農法)はとてもマニアックな有機栽培法で、月の満ち欠けに応じて肥料を調合するなど、ちょっと変わったテクニックを駆使するのですが、そのあたりは専門家の説明におまかせします。シュタイナー農法で作られた野菜や化粧品などはdemeterで知られています。demeterブランドで美味しいのは乳製品。牛乳は非加熱なのにさらっとしていてびっくりするくらい淡白で美味しい。生クリームも。アイスクリームは日本人にはちょっと甘すぎる気がするのが残念ですが、種類豊富なチーズはどれをとっても美味しいし、放し飼いの地鶏の生んだ卵も、臭みがなくて美味しい。当然ここのケーキは美味しい。でも私が何より好きなのがパン。石臼で引いた粉を、天然酵母で膨らませるのですが、ここのパンに慣れてしまうと、イーストフード入りのパンが食べられなくなります。ただ軽い食感のパンを好む日本人にはなじまないようで、賛同される日本人が今までいなかったので、お勧めするのは控えます。。

今回スーパーでみかけたdemeterのレタス(Zuckerhut)IMG_2636.jpg
そう、ときどきとてつもなく大きなものが出てくるのです。これも笑えて、思わず買ってしまいました。味は本当に普通のレタス。苦みも甘みもぐっと詰まっていてものすごく美味しかった。

大好きなFenchel(日本名でウイキョウ)。ウイキョウが日本でも古くからあったのと同様、薬用植物(Heilpflanzen)として古代ローマ、エジプト時代から栽培されてきました。植物療法(Phytotherapie)で使われます。整腸作用があり、呼吸器系疾患に効きます。Fenchel Teeは子供の疝痛に効くので有名で、Kinderteeには必ず含まれているし、赤ちゃんに最初に飲ませるお茶もこれ。ちなみにハーブティでは種子を使うようです。種子はスパイスコーナーでKummel(キャラウェイシード)として売られ、同じセリ科のAnisとともにケーキやプリン、パン、ザワークラウトの香り付けに使います。最初私はこのKummelの入ったライ麦パンだけはどうしても食べられなかったのですが、ドイツ人にDottenfelderhofのWürzeroggen(スパイス入りライ麦パン)を勧められたらこれは別格で、あれを食べて以来やみつきになりました。主張の強いパンですが、これにgut zum lebenのザワークラウトとペースト、それにラディッシュとSchnittlauch(チャイブ)をのせて食べるとハマる。漬け物にはうるさい私が一押しなのが、gut zum lebenのザワークラウト。ザワークラウトはなんといってもここが一番。(ついつい熱くなりましたが、これ日本人には全く受けない話なので、お勧めはしません。。)

私はこの本体のFenchelはArtichokeと並んで数年敬遠していましたが、ドイツ人がオレンジとあえてサラダにしてもりもりそれはそれは美味しそうに一個まるごと食べてしまうのを見て考えを改め、挑戦し、確かに美味しくてハマりました。スタンダードなのは、薄切りにして、オレンジとともにオイル、ビネガー、塩こしょうでサラダにする食べ方。香りが広がって、ものすごく美味しい。ただし、セリ科で、タマネギ化したセロリみたいな味なので癖が多く、娘も夫もこのレシピでは食べてくれません。一つを買うと一人で食べきれないので、知恵を絞り、今回やってみたのがぬか漬け(笑)
IMG_2641.jpg
子供の頃からずっと母のぬか漬けで育ち、世界のどこに暮らしてもぬか床を手放さない私です。(引っ越しのときにはスーツケースで運ぶ。)最後の晩餐は父の銀ダラの照り焼きと母のキャベツのぬか漬けと決めています。(てその頃は2人とも亡くなっているだろうけど・・)私のぬか漬けだけは、家族もよろこんで食べてくれる。そこでぬか漬け。ここまで控えめに切れば、ごまかせるか、と思ったのですが、喜んで口に入れた娘が一言「リンゴみたい〜」(大丈夫か?)それ以上食べてくれませんでした。ダメだったか。たぶんセロリ代わりにトマトソースに入れれば、家族全員喜んで食べるはずです。でもセリもセロリも大好きな私としては、この独特の香りを満喫するためにぜひ生で食べたいので、残念。。。

(その後夫には、2、3日便秘ぎみというところにつけ込み、薬だと思ってと食べさせました。薬と思うとまずければまずいほど効くような錯覚を起こさせるので、よく使う手です。お勧めです。)

近くのスーパーにSeeteufel(アンコウ)を見つけ、これも思わず購入。幼少期からあん肝大好きだった私としては肝もくれと言いそうになりましたが、ここはドイツと断念。ここに住む人たちがこのSeeteufelをどう調理するのかわかりませんが、私は大好きなアンコウ鍋にしました。
IMG_2643.jpg
塩もみして最初に湯通しすると、臭みが消えて美味しくなります。この骨周りのコラーゲンが美味しい。残念ながら夫も娘も鍋が嫌い(理由は見た目が悪いから)で、小皿に一品づづ盛った料理でないと喜びません(怒)。ご所望がトンカツからあげハンバーグばかり、アンコウも唐揚げにすれば喜んで食べるでしょうが、私の好み&都合にもちょっとは近づいてほしい。好みのかけ離れた3人家族は今日も折り合いを模索中です。


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Comment
No title
フェンネル、、、うちも子供達は嫌がります。でも、お腹が痛いときは好んでフェンネルテイーを飲みますよ。私は、生でバリバリといけちゃいます。(もちろんオリーブオイルとバルサミコ酢必須ですが)それと、イタリアではフェンネルのフリット(天ぷらみたいの?)美味しいです!
No title
みかさん、フェンネルのフリット!美味しそう!ズッキーニの花みたいなのかしら。今度食べてみたいです。フリットといえば、意外と美味しかったのがカリフラワー。どう調理しても今三の中途半端な主張をするカリフラワーですが、レストランでカリフラワーのフリットが主役になったお皿を注文したら、すごく美味しかった!
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
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Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
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