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2012. 03. 09  
Q.1回だけ試してみたいのですが

A.ロルフィング10シリーズとは離れた一回だけのセッションの提供もしています。ぎっくり腰、神経性の発作的痛み、偏頭痛の発作などに対する応急処置など。

ロルフィングシリーズの体験をご希望の方、時間的制約のある方には、現在もっとも気になる部分にフォーカスした1回だけのセッション、3回で完結の集中セッションを提供いたします。ただ、これはロルフィング10シリーズの効果と同じにはなりませんので、どうぞご了承ください。

10シリーズに興味はあるが、とりあえず一回だけ試してみたい、という方には、第一セッションを体験としてご提供します。この後、10シリーズをお受けになる決意をされた時は、これを第一セッションとしてカウントすることができます。


Q.用意する物は?

なにもありません。施術は肌に直接触れるものなので、服装は、できれば補正効果をねらっていないゆったりとした下着か水着でお越しくださると助かります。フィットネスウェアでも構いませんが、あまり締め付けのないものでいて頂いた方が、ご本人がリラックスして受けられると思います。


Q.10シリーズを全部受ける必要がありますか?

A.ロルフィングは、1つの体系を10回に分けたものです。この10回は、考え抜かれた順番に従って身体を包括的に捉え直すプロセスです。10回のセッション、そして必要に応じて加えるセッションをもってロルフィングとするので、10シリーズを受けていただくことが前提です。たとえばむち打ちでいらした方でも、ぎっくり腰でいらした方も、O脚の矯正でいらした方も、10セッションのテーマの流れは変わりません。しかしやむを得ない事情により、途中で中断せざるを得ないことはあるでしょう。中断される場合は、表層の完結第3セッション終了後か、コアの完結第7セッション終了後が望ましいです。特に第2、第4セッション後の中断は、非常に身体が不安定な状態で据え置かれることになりますので、お避けください。スケジューリングについては、それぞれの事情に応じて最善を探るようにしています。

10歳未満のお子さんは、10シリーズ全てを受ける必要のないことが多くあります。個人差がありますので、ご相談ください。

Q.10シリーズはどのくらいの頻度で受けるべきですか?

個人的には2週間に1度のペースをお勧めします。ロルフィングによる一回の施術は、心身の両側面に大きな影響を与えるので、このインプットに身体が反応し、同化し、おちつくまでに充分な時間が必要な方がいらっしゃるからです。ただこれに関しては個人差がかなりあります。ご自身のスケジュールを最優先させてください。遠方からいらっしゃる方で、限られた滞在日数の中で集中セッションをご希望される方には、4日間でコアセッションの4−7を連続で施術する、などということも多々ありますが、それぞれきちんと結果は出ています。大事なのは、セッション後に是非、一人でゆっくりできる時間をとっていただくことです。そのときに自分の身体にいま起こっていることを静かに観察し、身体と対話していただく事が、セッションの効果を何倍にも豊かにします。


Q.ロルフィングセッション後の注意点は?

A.まず、その日は一人でゆっくりできる時間をとっていただくことを是非おすすめします。ロルフィングセッション後は頭がぼーっとしたり、眠くなる方がほとんどです。だるくなったら無理をせず横になって、身体からの声に耳を澄ませてみてください。また、結合組織に長い間溜め込まれた毒素のデトックスを促すため、お水(できればお湯)を2リットルほど、一日かけて飲んでください。特に重金属類は水を飲まないと排出できません。コーヒー、アルコール類はできればお控えください。

運動制限や入浴制限などは一切ありません。

また10シリーズ中、特にコアセッション期間中は、感情が乱れたり、トラウマが噴出したりすることがあります。セッション内で対応しお話していきますが、トラウマとの付き合い方をご参照ください。

10シリーズ中、あるいは終了後しばらく経ってから、身体が痒くなったり吹き出物がでる方もいらっしゃいます。これはやはりデトックスの一貫なので、お水をたくさん摂って、ご自分の変化に対する観察をお続けください。

10シリーズ終了後に、枕が合わなくなり寝ると首が痛くなる方、靴が合わなくなる方が多くいらっしゃいます。靴に関しては、足のアーチが整うとまた自然に戻りますが、一時的にサイズが大きくなる方が多いです。思い切って靴と枕は今のポジションに合った新しいものに買い換えてください。買い替えのアドバイスについては、個々にさせていただきます。


Q.ロルフィングは痛いですか?

A.ロルフィング=痛い、で通っていた時代がありましたが、それはもう過去のものです。ロルフィングは、創始者Ida Rolfの遺産を受け継ぎながらも改良を重ね、現代ロルフィングはむしろかなりソフトなアプローチが主流です。現代ロルファーとしての私が最も気をつけているのが、その方に合ったタッチを使い分けること。解剖学的矯正が必要な方と、神経性の痛みに苦しむ方へのタッチは全く別のものになります。強いタッチを好む方、皮膚感覚が敏感な方へのタッチも違うものでなければいけません。痛みの強い方、皮膚感覚に敏感な方(痛がり、くすぐったがり)、エネルギーに敏感な方、触られるのが嫌いな方、お子さんに対してはとくに、不快感を感じず安心して身体を預けていただけるように、配慮します。
ida baby


Q.ロルフィングでO脚やX脚が治るのですか?

A.ロルフィングには「矯正」というアイディアはありません。あるべき「型」に人を合わせる、という従来の意識とは逆に、その人の持つ素質を最大限に引き出すことを目的にしています。大抵O脚やX脚では重力が身体の一点に過度にかかり、痛みや能率の悪い動きに繋がります。ロルフィング・ロルフムーブメントを通して本来の歩き方、身体の使い方がわかった結果、自然にO脚やX脚が治っていくものととらえてください。またこれは非常に個人差があって、初回で劇的に改善する方もいれば、10セッション後一年かけて改善する方もいらっしゃるのですが、結果的に改善がなかった方はいらっしゃいません。なお、小さいお子さんについては、成長過程によるもので矯正が必要でないお子さんも多いので、気になる方は一度ご相談ください。(相談は無料です)

O脚やX脚は、今までの偏った身体の使い方に身体が適応した結果であるとも言えるので、この偏りに対する気づきがないと、そしてその気づきを維持していく姿勢がないと、この改善は維持できません。この維持は、日常的になにかトレーニングを継続することになる、ということでなく、いままでの無意識な動きを、すこし意識する必要がでてくる、ということです。この姿勢を作り上げた自分の行動パタンと思い癖を見つめ直す姿勢が求められるということです。これは、ロルフムーブメントで取り上げます。

Q.ロルフィングで本当にこの慢性の痛みがとれるのですか?

A.痛みは構造的要因を取り除くだけで解決できず、神経系の過敏化 (とくにcentral sensitization=CS:中枢神経系の侵害受容ニューロンの過敏化)や動き方、心理状況、記憶やトラウマとの関係で語らなければいけません。(痛みについての項をご覧ください。)

たとえばMRIでもレントゲンによる画像でも異常なしと診断されるのに耐えられない痛みがある場合。身体の使い方に問題があったり、神経系統の混乱があったり、ある心理状況(心の痛み)が身体に反映されていたり、ある記憶と結びついていたりします。ある痛みのショックによってある神経系が過度に反応する回路を作ってしまい、その回路がいつもハイパーに働いた状態(CS)が臨床では非常によくあります。こういう場合は「記憶の塗り替え作業」がとても有効です。動きには、発火点、伝達の順序がありますが、痛みを感じる場所は、この順序が混乱しています。この部分を解きほぐすのはおもにロルフムーブメントで行います。またそれがトラウマに結びついている場合はトラウマセラピー(Somatic Experiencing)により解決の糸口を探ります。

多くの方は、まず構造的統合(ロルフィング10シリーズ)をお勧めします。身体の構造が整うと、痛みの出ない動きは新しいポジションの身体が自然に体得することが多いからです。

ロルフィングでは痛みを他の部分との関係性で見ます。例えば頸椎ヘルニアなら踵の骨と脛骨の関係はどうか、骨盤の様子はどうか、肩甲骨、鎖骨、上腕骨の関係はどうか、それぞれのセッションで丁寧に位置関係をさぐります。それぞれのパーツがあるべき位置に収まり、全体に統合がうまれたとき、痛みが自然になくなっていたのに気づく、というのがロルフィングのプロセスです。

詳しくは痛みのメカニズムへ。


Q.ロルフィング10シリーズの効果はなぜ長く続くのですか?

A.これがロルフィングの特徴で最も大事なところなのですが、ロルフィングプロセスそのものが気づきのプロセスで、自己治癒力のめざめにつながるからです。ロルフィングは、ロルファーが治療する、という一方向のものではありません。受ける方の意識の変化を引き出す事を目的にしています。あなたがセッションを通して経験する事は、ご自分のこの身体は自分で良くする事ができる、ということを学ぶ機会です。ご自分では気に入らないと思っている部分も含めて、この自分と寄り添い、この身体と付き合うということを学んで行きます。ロルフィングは身体の内側に眠る可能性を目覚めさせます。この気づきは意識を変え、今までの行動や思考パターンを変え、変化の方向性を生涯示しつづけます。

反復動作の要求される職業に付いている方の職業病(Repetitive Motion Syndrome)、四肢麻痺の方や重度の脊柱側湾症、怪我や外科手術により、対になる骨の大きさや長さが違う、などの例ではもちろんやはり定期的なメンテナンスが必要ですが、一般的には、ご自分の身体に対して、日常的に意識を向けるということが維持のポイントになってきます。今までの無意識をちょっと意識してみる、というだけのことですが、この効果は計り知れません。最初はぎこちない気がしても、身体は自然にこの学び直しになじんでくれるので、結果的にこの効果は自然に年単位で続き、どんなにナマケモノを自称する方でも、以前のポジションに完全に戻ってしまうということはありません。

ロルフィングを通して最も多く感想を頂くのが、ロルフィング10シリーズを通して、直感を信じられるようになってきた、ということ。これこそがロルファーの願いです。乗り物である身体を運転するのは私なのだ、という自信は、今後のパターンすべてに影響します。

ロルフィングの効果を長持ちさせる一番の方法は、自分の身体を作り上げるのはこの自分だという意識を持ち続けて、常に身体のサインに敏感であること、不調を感じたらそれは身体からのSOSだと受け止めて、立ち止まり、観察する機会を持つことです。定期的にリフレッシュメントをお勧めしますが、「そのとき」はどうぞ直感の声に従ってお決めください。

Q.10セッション後時間が経って元に戻る、ということはないのですか?

これもよく聞かれる質問なのですが、元に戻る(以前のパターンに完全にもどる)ということはないです。なぜなら、ロルフィング後のほうが「元に戻った」状態だからです。でも、人生かけて以前のパターンを築き上げた自分がいますので、その部分にたいする気づきがなければ、また今後も人生をかけて以前のパターンに戻ろうとするかもしれません。ただロルフィングを受けるきっかけがそもそもこのパターンに不都合があって嫌なわけで、ロルフィングを通して、こっちじゃなくて本来はこっちだったんだ、こんな楽でいい道があったんだ、というものを知った後に、あえてまた以前と同じ間違った道にいこうという気には普通はなりません。

こう申し上げると、じゃあ自分と向き合うとかいう努力を常にしないと「元に戻ってしまう」のかと思われるかもしれませんが、気づきというのは無理な努力ではないのです。ああ、そうだったんだ!というその一瞬のことを言っています。これはセッションを通してずっと一緒にやっていくことなのですが、あれ、こんな楽なポジションがあったんだ、と身体が気づくと、もう以前に戻る必要がないのです。

これは、身体が教えてくれます。頭で理解するよりも先に、身体が変わります。

Q.フォローアップはどのくらいの頻度で必要ですか?

完全に個人差があります。通常は10シリーズ終了後の6ヶ月後に1~3回をお薦めしますが、上記のように「なにかおかしい」、あのすっきり感がなくなった、と感じられた時にはいつでもお受けいただけます。また、10シリーズ後の健康維持とポジション維持のために、あるいは単純にリラックスのために、定期的に受けられる方もいらっしゃいます。また、身体を使うプロの方は、10シリーズ終了後は、怪我によりパーツを痛めた、バランスを崩した、などの理由で単発セッションにより維持を行います。また毎年10シリーズを受けることによりさらなる進化をめざしている方もいらっしゃいます。(すべての10シリーズは、別の旅になります。)


Q.生理中に受けられますか?

A.問題ありません。ただ第4セッションは骨盤底のワークがあるので、短いスパッツなどを重ね着していただけるとご本人はリラックスできるでしょう。


Q.妊娠中は受けられますか?

A.安定期になるまでははおすすめしません。骨盤底や内臓へのワークがあるからです。ただ胎児の動き始める6ヶ月以降は、胎児のポジションの移動により重心が変わり、腰痛、坐骨神経痛や胸部痛が起こりやすくなり、この場合は数回のロルフィングがむしろ痛みの軽減に役立ちます。10シリーズは改めて出産後2ヶ月以降にお受けください。



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ロルフィングとトラウマ   痛みは主観である  
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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