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2012. 12. 14  
双子座流星群の降り注ぐ新月の昨晩は特別な夜になりました。夜ご飯を洋子さんのお宅でごちそうになって、とびきり贅沢な2人の時間。

ところで洋子さん、ものすごく料理が上手!全部手作りの春巻き、インゲンの胡麻和え、ひじき煮、そして、自家製つみれまで入ったお鍋。こんなの日本でも食べられない〜っ!!!いそいそテキパキと台所に立つ姿は、まるでプロ主婦のよう。プロダンサー兼演出家として世界中を飛び回りながら、これだけしっかり生活してる。問題は、彼女あまりにも何でもできてしまうので、おそらく大抵の男性に対してはいずれお世話係になってしまい、男性はつまんないと思われたらいずればっさり捨てられるだろうということ。男性諸君、お気の毒です。心から同情いたします。。

洋子さん、舞台にたつと100パーセント感性だけの人になりますが、そしてその動きはなんだか自分もできそうと錯覚してしまうくらい自然で何気ない動きにみせてしまうのですが、ご本人は理屈の塊です。何せ3歳のときに真理を知りたいと決意した彼女、スーパー生徒としてものすごい師に恵まれて来た人生です。部屋中にあふれる哲学書、仏教書、思想書。この世とは、生きることとは、という大命題との格闘をごはんを食べるのを同じくらいあたりまえの習慣でやっている。本で学ぶ事と実践を分けてない。こんなに地に足をつけた状態で精神世界を生きている人、他に知らない。

今日ドイツ人のクライアントさんから言われましたが、仏教は感情を軽視している、とのこと。え、そんなことは全然ない、感じる事を禁じているわけでは決してない、感じる事を観察することに主眼があるだけだ、と言ってみたものの・・結局同じ事か?私は仏教を全然わかっていないので、とぼけた反論した気がします。出直すときに助けてもらいたい・・。

洋子さんを見ていて、仏教が感情を軽視しているとはとても思えない。だって彼女はとても生身で、私たちのもつ喜怒哀楽を彼女もまだ持っている。いや蔵書みてすぐ解りましたが、ねっとりした恋愛する人。選ぶ本の傾向が私とみごとに似ている。小川洋子とか川上弘美とかマルグリットデュラスとか、ザ・女を前面に出している作家に共鳴する。宮部みゆきや宮尾登美子や吉本ばななといった、濃い人間関係の隙間を愛情をこめて書く作家が好き。私は理屈っぽいけれどねっとりした人が好きで、他は例えばカミソリの様に人を理論で斬るけど本人は相当ねっとりしているはずの上野千鶴子、ふざけて軽い事ばかり言っているけれど本質はそうとうシリアスのはずの荻野アンナなどが好きです。思想書を読む私と実際の私はモードが全然違います。実際の生活は説教臭いのはまるでダメ。洋子さんも玄関に、私も好きなエゴンシーレの絵。

ちなみに、村上春樹を「読んでしまう」ところもそっくりですが、私は彼の文章のセンスと思考回路に惹かれているのであって、彼のどの本も男女のかかわりとして読む事はできません。彼の小説には他者がいない。人間関係のダイナミズムがない。完全に自己の投影。「恋愛の大家」渡辺淳一の描く女もそうで、まあ人には好みというものがあるのでそれでいいのですが、あれが恋愛というもの、みたいに言われてしまうと唖然とする。ま、ああいう方々は私のような女は完全にスルーするしょうからお互いご縁はないでしょうが。

話がだいぶそれてしまいましたが、この特別な新月に彼女と過ごせた私は本当に幸せでした。この日は、いらないものを手放し、これから必要なごく一握りのものを選択する日、そう知らされてきました。彼女に会うのは、私の原点回帰に彼女の助けが必要なんだろうと思ってました。

いや想像以上でした。いつも現実は想像よりぶっ飛んでいる。

人にコンタクトするときにその人のチャネリングをしている私を、逆チャネリングされた。いやあもう笑うしかなかった。私の感じたどったエネルギーの流れ、そしてそれをやる時の私の弱点をものの見事に指摘していただきました。エネルギーの流れを感じる人、実際に見て描写できる人、それを使える人は私の周りには大勢います。これは別にとりたてて特別な能力ではなくて、私たちひとりひとり持っているのですが普段興味がないから使わないだけで、訓練次第で使えるようになるものです。でも、これを特別な能力を授けられていると勘違いしてしまう人が残念ながらとても多い。ここは本当にトリッキーなのです。エネルギーを使うときには、あっちの世界に行きっぱなしではいけない。現実に台所の焦げ臭い匂いを察知し、床を横切る虫に気づき、遠くのサイレンに反応する、その自分を保っていないといけない。

エネルギーを降ろし、宇宙とつながることを日常に何十年もやってきた洋子さんは、エネルギーを通している自分の中心を、自分の肉体からずらす事ができるのです。そしてその肉体を観察する事ができる。私はエネルギーを通すときには完全に自分は導管になってしまい、私は消えます。それじゃいけない、と知らされた。その瞬間、私はいなくなる。

え、それじゃいけないの、それをずっと訓練して来たのに。ここでまたずっとぐるぐるやって来た自分との折り合いの問題に直面する事になりました。自己とは、エゴとは、これが本当にどうしてもわからない。一生懸命理屈で解った気になっても、実感で解ってないので結局また同じところでおんなじようにつまづく。

もっと自分を大切にしないといけない。人に奉仕をするお役目、というのは、自分をなくす事じゃない。私はある。自我として。自分をなくして100パーセント人に奉仕、というのは、結局巡り巡った傲慢な自我の体現、とのことでした。

そう、私は在る。20年前からどこに住んでも必ず持ってくるニサルガダッタ・マハラジのI AM THAT.なんど読んでも解ったような解ってないような、いや結局わかっていないこれ。言葉としては言えるのです。でも実感できない。実感がどうしてもできない。

ここは洋子さんも同じなのです。まだ人間だから。解ってないから人間やってるのです。洋子さん曰く、「いまこの瞬間、私がここにいる、そのものが奇跡なの。どうぞそれを感じて。それは本当に悲しくて泣けてしまうような感覚。」

私はやっぱりぽかんとしてしまう。実感が・・できないから。

でもここのところ本当によってたかって私に教えてくださっている方々から言われるのは、あなたは今そこにあなたとしていていい、ということ。瞬間瞬間揺れまくるし人の言う事に左右されるしおちつきないし、でもその揺れている自分を、否定してなきものにするんじゃなくて、いたわる。「あなたが人にしている事を、なぜ自分にしないの?」

え、自分のチャネリングを自分にする?びっくりしました。考えた事なかった。でも言われてみれば、やれるはずのことです。意図すれば一分でものにできる。今まで自分以外の人にばかり、自分の含まれない外の世界にばかり、関心があった。そうだった、私は、答えは私の中にある、内側にある、と言葉で呪文のように唱えながら、これは理屈として引き出しにしまい込んで、外に探しにいっていました。自分探しゲームをしていた20年前から、結局変わってない。。

軸を脇におく自己チャネリング。これは今回洋子さんから学んだものすごく大きな発見の2つめ。

夜ご飯を食べた後夜中1時くらいまで話し込んで、(というより彼女が降ろしているものに追いつくのが精一杯で)こぼれ落ちたもの多数。拾えたものこの2つなり。いやいや、エネルギーを降ろす洋子さんを拝ませていただいた事こそ大事な事で、それを感謝せねば・・。実際あまりのブロウにふらふらして朦朧。お土産にエゴンシーレのポストカードとひじきとポッキーをいただいて、これが一番リアルかも(笑)
IMG_4376.jpg

帰り道は、零下が続くここにあって、珍しい小雨。いつもの道を通りながら、不思議な事にいつもとは違う道に入っている。暗かったからだと思うけれど、いつもの道が、いつもと違う道に続いている。え、ここどこ。そこを何分走ったか、どのくらいの距離走ったのかがまったく解らなくなり、そのうちなんだか銀河鉄道の夜みたい、と焦るのをやめて結構楽しんでいたら、間もなくいつもの道に戻ってきた。バージンスノウが降り積もったままの脇道はやっぱりいつもと全然違う風景。普段は見ない数の野うさぎたちがが、私たちの時間!といわんばかりに駆け回っている。パーティの邪魔してごめんね、とつぶやきながら、これもこの世なんだよなーと思ったのでした。

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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(東京):

前期12月29日(金)18:00〜21:00
  12月30日(土) 9:30〜12:30
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後期12月31日(日)9:30〜16:00
        
      

直傳靈氣交流会(フランクフルト)




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参加お申し込みを受け付けております。
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Takami Kamata

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