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2013. 01. 16  
7回目を終えられたApfelteeさんご夫妻にFocusingのリンクを紹介したのですが、この訳が難しいようなので、私の解釈で以下に再翻訳します。ロルフィング日記に書いてくださっていますが、お二人ともそれぞれのテーマでトラウマと思われるものが浮上して来て、大事な局面を迎えています。ご主人は肉体にある古いトラウマ。奥様の方は精神的なトラウマです。このFocusingは肉体と精神どちらにも応用できます。

フォーカシングとは、自分の身体の声に耳を傾ける練習です。これの優れたところは、「感覚」(フェルトセンス)を大事にするところ。普通、トラウマ体験は、言葉で解釈して理性で納得させようとします。あるいは見たくないから、その体験(感覚)自体をなかったこと(記憶喪失)にします。

でも、トラウマ体験は、脳で解決させても、細胞は覚えている。死ぬ瞬間動物には麻酔がかかりますが、ショックを受けた時の凍り付いた記憶は、細胞に麻酔の残渣のように残っているのです。凍り付いたエネルギーとして。ロルフィングで皮膚を通してこの細胞のもつ記憶にアクセスすると、頭ではとっくに忘れていたはずの凍り付いたエネルギーが浮上してきます。トラウマ克服のチャンスです。

ここで大事なのは、ここでまた健在意識を介在させない事。頭で解釈しないで、感覚そのものにフォーカスするのです。頭で解釈しきれない部分の開放をしているので、理屈によるストーリーの組み立てや解釈はかえって邪魔になります。

大事なのは、まず場を設定する事。静かな場所。何にも気を使わなくていい場を設定します。瞑想に慣れていない方はまずこの場づくりをなにより大事にしてください。

あとはこのステップに従って事務的にやるだけです。

・・・・・・・・・・・・・

1Clearing the Space(場をクリアにする。)

場の設定で大事なのは、スペースです。広さの事ではありません。静かな場所。静かな時間。そして自分自身に対するスペース。今からやろうとしていることにすぐさま飛び込まないこと。大きく深い呼吸を2、3回して、同時に2、3歩下がる感じ。

2Felt Sense(感覚に焦点を合わせる)

今自分がもっとも気にかかっているものに焦点を合わせる。でもここが面白いのですが、この時の焦点は、「ぼかし」です。わざと目をぼんやりさせて、選んだものをぼんやり眺めます。ここに何があるのか、とか、この問題は何か、と凝視してつっこんで考えないように。

3Handle(ハンドルをみつける)

なにかセンセーションがわきあがってきたら、その手触りを確かめてみます。フラッシュバックに対する「イメージ」をつかむのです。真っ先に思いつくのは言葉ですが、それを分析しないこと。擬態語、擬音語、なんでもいい、そのセンセーションにぴったり来るものを探ります。粘っこい、とか、重いとか、うきうき、とか、きつい、とか、絶望的、とか、そういうものです。あるいはそれをちょっと描写してみる。箱におしこめられたような、とか、沸き立つような、とか。いくつか組み合わせるとぴったり来るかもしれません。例えば恐ろしくきつい、とか、ぴょんぴょんした落ち着きのなさ、とか。あるいは色でも映像でもいい。大事な事は、一つ一つを分析しないこと。わき起こる感覚すべてを一瞬にしてつかめるようなイメージを探すのです。

ここは大事な局面です。頭での分析を脇にどけると、当初の問題が違う手触りになってくるからです。理性(健在意識)で片付けて来たものとは別のものが立ち現れて来ます。ちょっとした違いだし、最初はなんだかヘンに感じられますが、これが探していたものです。これが立ち現れるとボディシフトと呼ばれるものが起こります。これ以外のものは全部脇に置きます。

自分の感覚とそれを描写する言葉や映像がぴったり合ったら、それが「ハンドル」になります。このハンドルを手にすると、まるで身体が「そう、そのとおり!」と言っているかのように、その感覚が動いて、楽になります。

4Resonating(共鳴させる)

自分の感じているその感覚(フェルトセンス)と、自分の選んだイメージや言葉(ハンドル)が一致しているか、確かめます。だからここでもういちど、自分のフェルトセンスと言葉をぼんやり眺めてみます。この作業の間にも刻一刻と感覚とそれを彩るイメージは変わり続けるので、ぴったり来る感覚とそのイメージがつかめるまでこの作業を続けます。自分の感覚と、そのイメージが一致するときには、身体にサインがあるのでわかります。

5Asking(尋ねてみる)

ここで自問します。「なんでこの感覚はこのイメージなの?」この感覚は、一瞬一瞬変わるので、いまこの瞬間思いつくそのイメージに向かって問いかけます。「何がこの感覚をOOにしてるの?」あるいは「今のこの感覚の中にあるものは何?」

瞬時に思いつく答えは見送ります。頭で解釈しているからです。それよりも、自分の身体が送ってくるシグナルに耳を傾けます。

身体の奥からわき起こる感覚がつかめたら、その感覚に寄り添います。しばらくすると、何かが動きます。何かが動いて、なにかを受け取ったり、何かが開放されたりします。

6Receiving(受け取る)

このシフトとともにやって来たものを受け取ります。それがほんのわずかな開放だったとしても、焦らずしばらくそこにいます。一回にやってくるものはわずかなもので、劇的なことが起こるわけではないので、この開放がすこしずつ波のように打ち寄せるのを楽しみます。

このプロセス中に、身体全体が、何かを感じ、何かに触れた感覚があったら、フォーカシングは成功です。これによってボティシフトが起こったかどうか(身体が変わったかどうか)はどうでもいい。それは勝手に起こることで、私たちが意識でコントロールできるものではないからです。

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ただ静かな場所で、目を閉じて、わき起こってくるセンセーションをひとつひとつ確かめていく、そういう作業です。そこにまつわるものの解釈や意味付けは今は全然しないで。

人はこの感覚を受け取るのを怖がります。ここまで深く入っていくと、トラウマのドラマを再現するから潜在意識でブレーキをかけているからです。でも、ここはブレーキをかけている限り、未放出のエネルギーは出口を求めて常に負のスパイラルの口をあけて、呼び続けます。

まずは、自分の感覚とともに居て、その感覚を受け取る事ができるようになる事。まずはそこ。そこに立ったら、あとは受け取る事に集中します。

フェルトセンスにフォーカスするのは、トラウマの記憶が内側から自分で出口に向かって動き始めるのを助けてくれます。いまこの瞬間に身体に起こっている事を見つめる、というのは、自分の内側にどんどん入っていく作業です。実はその作業じたいが、解決にむかって前進しているということなのです。身体には自分で自分を癒す機能が備わっているので、ムリに締めてしまった蓋を取り外してあげれば、自然に開放は起きるのです。このとき大事なのは、焦らないこと。観察者でいること。

自分のトラウマは何か、とは考えなくていいし、
具体的なリンクをムリに作る必要ない。
言葉によるストーリーは必要ないです。
そこにあるのは単なる「感覚」です。
それを大事にしてください。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com


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2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(東京):

前期12月29日(金)18:00〜21:00
  12月30日(土) 9:30〜12:30
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後期12月31日(日)9:30〜16:00
        
      

直傳靈氣交流会(フランクフルト)




直傳靈氣交流会(東京)


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Profile:

Takami Kamata

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Jikiden Reiki® Shihan
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SourcePoint Therapy® Practitioner

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