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2013. 03. 12  
予報通りではあるけれど、今朝は猛吹雪。先週はあ〜春〜と細胞が緩んでデトックスモードになり身体中の節々が痛みだしたり花粉症がはじまったりした方が多くなったとたんこの天気。人の裏をかくこの天気も、なにかThe Forsythe Companyを連想する。今日の予約の方、大丈夫かしら。。

職業を聞かれてロルファーです、と答えるのですが、大抵それなに、と突っ込まれます。オステオパシーとか、筋膜リリースとか、重力とか、はたまたテンセグリティとか、ロルフィングを語る上で欠かせないキーワードを持ち出すと、一部のマニア以外は完全にそこで凍り付くので逆効果。これだけのツールなので、本当に広くみなさんに利用していただけるように色々言葉を尽くして来ましたが、結局語れば語るほどマニアしか惹き付けない世界に自分で戻って行ってしまう、という悪循環です。

ロルフィングスタンダードに則って料金を高く設定し、価値をご存知のクライアントさんだけをとる同僚から、自分のスタンスがはっきりしてない、ビジネスとしてなってない、この中途半端なやり方はやめた方がいい、とよくお叱りを受けます。自分でもそうだな、と思うこと多し。ロルファーは概してビジネスの方面はからきしダメという人が多く、私もその典型で、この素人臭さが見てられない、と親切に耳の痛いアドバイスをくださるビジネス専門家もいます。聞く耳を持たない人にむかって一生懸命叫んでも無駄だよ、という経験者の親切なアドバイスに何度もくじけかかって、でも完全に諦めるまでに至っておらず、もうすこし自分の納得のいくところまでやってみるつもりです。

最近は、妨げになっている部分を取り除いて楽に動けるように手伝う仕事、と説明しています。本当は、妨げになっている部分を取り除いた後に、眠っている部分にスポットをあてて、どうしたら「よりよく」動けるようになるか、というところまで導くのが仕事なのですが・・それが既に言い過ぎ。この辺りのテーマが全面的に出てくるのは8回目以降だし、どこまでを望むのかは本当に一人一人によって違うので。

妨げている部分が取り除かれて、身体が楽になると、人生が楽になる。ロルフィングをそういうツールとして使ってもいい。私としては、そういうツールとして使えるよ!と是非いいたい。でも、ロルフィングをうければ人生が楽になる、と保証はできない。なぜならこれは完全に各人の選択なので。だから、単にロルフィングは、身体の詰まりをとる仕事、と言っておけばいいのかもしれない。あるいは今まで通りに、ただ淡々と、誠実に、やることだけやってればいいのかもしれない。

ロルフィングは治療ではない、再教育だ、というのも本当にトリッキーです。本当に良くなる為には自分で自分のお世話ができるようにならないといけないので、真実であり普遍的事実ではあるのですが、あまりにも無責任な言い草とも言える。高いお金を請求しておいて、良くなってもならなくても、責任はとらない、みたいに響くから。診断、治療という責任を背負うドクターと較べてあまりにもいい加減に響く。

このあたりは法律とも深く関わってきます。診断、治療ができるのは、ものすごい高等教育を受けて国家資格をとったドクターだけ、というのが法律です。身体の専門家としてのロルファーができるのはasessment(評価)で、diagnosis(診断)ではない。なにがちがうんだ、と言われると、ほとんど違いはなくて(笑)病名を告げないだけなのですが。

実際ロルフィングにやってくる方の大部分は再教育云々等という事には興味がなく、とにかくこれをなんとかしてくれ〜〜!、と「治療」を求めていらっしゃいます。痛みがどうしようもない、とか、苦しくて仕方がない、とか。もちろんこういう場合には、あなたの自然治癒力を発動させて・・みたいなアホな御託を並べたりはしないで、とっととリクエストにお答えします。このあたりはロルファーによってかなり考え方の違いがありますが、私はこういうふうにかけこんでらっしゃった方には、なにはともあれそこの軽減を第一優先にします。

ロルフィングのベースになっているテクニックのひとつ、オステオパシー、クラニオセイクラルも、この国では独立して提供することはできません。この2つを独立したセッションとして提供できるのは、国家資格であるメディカルドクターとハイルプラクティカーだけなので。だから、やっぱりロルフィングはロルフィング、としか説明できない。

保険適用もできる国家資格をもつと、かなりの安定した肩書きになるので私も一通りツールを揃えた後はとるつもりだったのですが、ある同僚曰く、彼女はあえてそういう肩書きを持たない方を選ぶ、と。保険でカバーできる、となると、たいして決意も期待もない人も呼び込んでしまうから。この金額に正当な価値を見いだす人のみ扱いたい、と。経済の世界のエキスパートとしてガンガン働いて来て、親戚にメディカルドクターの多い彼女のこの発言は、そのバックグラウンドから言っても奇異でしたが、単なる理想論でなく、実際に抜かりなく目論見があるのです。何か、新しい価値観の出現か。今までのビジネスの常識とは違うやりかたも、ありかもしれない。

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Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

直傳靈氣交流会(東京)


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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