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2013. 05. 06  
Progessence Phyto Plus

Progessenceは天然のプロゲステロン血清で、ゲリー氏がDan Purser, MDと共同開発しました。このシリーズには2つあって、一つがドイツでも手に入る上記Progessence Phyto Plus,もうひとつがまだドイツでも手に入らないProgessence Plus Serum。(こちらはアンチエイジングのコーナーで扱っています。)Plusの方について説明します。

ここに掲げる女性に必要な精油の中で、最も効果が高くバランスもいいのがこのブレンド。エストロゲンレベルとプロゲステロンレベルがどういうバランスになっていても使えるというのが特徴。初潮を迎えてから閉経後に至るまで、すべての女性に適応します。

一般の合成ホルモン治療はホルモンの正常値を基準に、数値を上げる・下げるということを目的としていますが、このProgessenceはプロゲステロン・エストロゲンの数値の高い低いを問題にしていません。ホルモンバランスが自然に整うようにする、という包括的な意図を持っているところが大きく違います。ホルモン受容体をクレンジングするのです。受容体が整うと、ホルモンバランスは自然に整うようになります。ホルモンバランスが整うと、以下に紹介するように一見まるで関係ないように見える数々の全身性の疾患に広く作用します。

ホルモンバランスの乱れによる諸症状に対し合成ホルモン治療を始めると、最初は調子が良くなりますがいずれバランスが逆に振れ、再び調子が悪くなったときにはもう退化した副腎はそれをゆり戻す力を失っていて、一生合成ホルモン投与から抜けられない、というのが従来の治療でした。さらに合成ホルモン治療の副作用はオリジナルの病気よりさらに深刻になる事が多く、危険なのはよく知られています。

Progessenceは一般のホルモン治療やピルの摂取と違って、月経周期にきっちり合わせてとる必要がないというのも特徴です。ホットフラッシュが悪化したりすることもあるようですが、その場合は自然に収まる過程に応じてさらに量を増やしたりします。めんげん作用(好転反応)や長年のプロゲステロン低下症へのゆさぶりとして、頭痛やめまいが起こったりすることもあります。また皮膚に湿疹がばっと出る事もあるようです。でも以前好転反応のところで説明した通り、精油は蓄積したケミカルや毒素を排出する力が強いので、その反応だと思ってください。

Progessenceは野生のヤマノイモから抽出した天然のプロゲステロンを人間と同一の血清にまでマイクロナイズし、ビタミンEに最良の状態でブレンドしたものです。プロゲステロン血清は市場では今のところprogessenceでしか手に入りません。動脈の通るところに皮膚の上から塗り込みますが、フランキンセンスとベルガモットのリモネン、ペパーミントのメントールにより肌へすぐ浸透し、動脈に届きます。

ドイツではこのヤマノイモYamswurzelはナチュラル系ホルモン剤として信頼を得ていて、安心なサプリメントとして摂る女性は多いです。血液凝固、癌などの副作用は、化学合成したホルモンによるものです。Progessenceではプロゲステロンは血清になっているので、サプリメントよりずっと吸収率が高くなります。

Dr. PurserのQ&Aを見ると、癌患者や癌サバイバー、子宮筋腫、子宮内膜症、全身性エリテマトーデス,甲状腺機能障害へのホルモン治療中の方、PMS、更年期障害に悩む女性たちなど、治療法がない、あるいはコンベンショナルな治療の副作用に悩む、などの方々にとっての画期的な治療法として注目を浴びて以来、臨床では主に自然療法士によって処方されています。

適用:

子宮内膜症
子宮筋腫
子宮のポリープ
頭痛、偏頭痛
顎関節症
線維筋痛症
分娩後うつ
躁鬱、ヒステリー
心臓病
高血圧
高コレステロール
不眠
メタボリックシンドロームX(インスリン抵抗性症候群; マルチプルリスクファクター症候群; 内臓脂肪症候群; 危険因子集積症候群)
更年期障害のホットフラッシュや不眠
PMS症候群
多嚢胞性卵巣症候群
抜け毛
リビドー低下
筋力低下
体重増加
骨粗鬆症
神経損傷
だるさ
プロゲステロン低下による松果体の損傷(膿腫など)
ぎっくり腰(ぎっくり腰は松果体を損傷し卵胞刺激ホルモンの低下をひきおこします。)
脱髄の修復
膀胱炎

さてではこれが自分に必要なのかどうか。Dr.Purserによると、ソルトレークシティに集まった女性のホルモン値を計ったところ、全員が必要なレベルだったそうです。列記した中のものが一つも気にならないという方はいらっしゃらないのではないでしょうか。

特筆事項としては、これが顎関節症の治療に使える、ということ。首筋に塗ると痛みがなくなりスムースに調子良く動くようになるので一日も欠かせない、という報告は、自分で試して本当にそうなのでびっくりしました。松果体は三叉神経の支配も受けているので、プロゲステロンが松果体を修復することによって下顎神経も鎮めるのかもしれません。下顎神経は咀嚼筋などの運動神経繊維を司るから、顎関節症の方はここへのアプローチが必須なのです。歯ぎしりの癖があって寝るときにマウスピースを欠かせない方、朝顎が動かしにくい、とか、かむときに音が出る、という方は、使った翌日から効果を実感します。ロルフィングでは7セッションでここに踏み込みますが、頸椎〜頭蓋骨のアラインメント+天然ホルモンは、長年の辛さを抱えてきた方の生活の抜本的な改善につながると思います。

使い方:
個人対応になりますのでご相談ください。反射区に塗布して反応を確かめて適量を判断します。効果はたいてい2、3日ですぐ現れますが、実際は少量を長期にわたって使うのがお勧めで、この間に体質がどんどん変わることもあり、経過と反応をよく観察する必要があります。

注)塗布専用です。飲用不可。妊娠中の使用はお避けください。また男性は決して使用しないでください。お子さんは初潮を迎えた12歳頃から、生理痛の軽減などに使えます。


Lady Sclareol

以前はローズウッド、ベチバー、ゼラニウム、アイダホタンジー、オレンジ、クラリセージ、サンダルウッド、スパニッシュセージ、イランイラン、ジャスミン、というブレンドでしたが、一新しました。今はゼラニウム、コリアンダー、ベチバー、オレンジ、クラリー、ベルガモット、イランイラン、ロイヤルハワイアンサンダルウッド、スパニッシュセージ、ジャスミン、アイダホブルースプルース、スペアミント、ヒノキ、というブレンド。ヨーロッパではタンジーの不足でvalor15mlがもう1年も入手不可能になっていて、心底参っています。これのブレンド変更にも影響しているのでしょう。

豊富に含まれるフィトエストロゲンがエストロゲンレベルをあげ女子力をあげるとのこと。これはなにより圧倒的に華やかな匂いが特徴で、香水として使えます。一日何回でも好きなだけ塗布できます。お勧めポイントはおへそと子宮のリフレックスポイント(下腹)。このブレンドの効果を一番引き出すのは、排卵前後におへそと子宮のリフレックスポイントに塗りこむこと。排卵日はむしろ避けた方がいい。


Endo Flex
スペアミント、セージ、ゼラニウム、ミートル、ナツメグ、ジャーマンカモミールのブレンド。キャリーオイルはごま油。女性のホルモンバランスを整えます。とくに甲状腺に親和性の高いブレンドで、ディフュージングやバスにも使えますが、お勧めは甲状腺に直接塗布すること。1回3滴を3回、甲状腺、足裏の甲状腺と副腎のポイントに塗りこみます。あとは一滴を直接舌下に垂らすこともできます。

甲状腺の問題を抱える方は、Thyrominとセットでとるといいと言われています。更年期障害でホットフラッシュに悩まれる方で、これをとりはじめて2、3日で効果を実感するという方が多い。

clary sage:(ドイツ語だとMuskatellersalbei

PMSと閉経期の症状に悩む女性の強い見方。クラリセージは天然のフィトエストロゲンを含んでいて、エストロゲンとプロゲステロンのレベルを自然に上げてくれ、ホルモンバランスを整えます。抗酸化作用、リラックス作用が高く、コレステロールを下げます。甘く温かいハーブの匂いで気分のリフトアップ効果もあり。

内分泌系、循環器系
→喘息、喉の炎症、百日咳、気管支炎
→高血圧

その他

不眠、鬱
偏頭痛
疝痛、痙攣、消化不良、腹部の膨張感

脂性肌、脂性髪、ドライスキン、ふけ、頭髪の減退
にきび、吹き出物、炎症、潰瘍、しわ

虫さされ

腎臓機能の低下

ディフュージング、飲用(コップ一杯に1滴)、塗布、と使えます。

このオイルはLady Sclareolに比べ匂いも強く作用も強いです。エストロゲンレベルはProgessence Phyto plus, Lady Sclareol, Sclaressenceの中で最も高く、従って短期集中でがっと数値を変えたいときに使うといいようです。お勧め塗布のポイントは、子宮のリフレックスポイント(下腹)、内くるぶしーショパール関節ー外くるぶしにかけての婦人系のリフレックスポイント。

SclarEssence

クラリセージ、ペパーミント、スパニッシュセージ、フェンネルのブレンド。腺と内分泌腺に親和性のあるミックスです。男性にも使えるのが特徴。

これもフィトエストロゲンを使ってエストロゲンレベルをあげるためのものですが、これが必要な人なエストロゲンレベルの人は臨床ではあまりいないようです。1から10滴をカプセルにV6と共にカプセルにいれ、一日一回摂取する、と辞典には書いてありますが、実際の臨床では使用も一日一回から一週間に3回くらいでいいようです。


ドラゴンタイム

クラリセージ、フェンネル、マジョラム、ラベンダー、ブルーヤロウ、ジャスミンのブレンド。

これは若い女性向け。若い女性のPMS症候群といえばこれ。生理前のイライラ、気持ちの浮き沈み、やけ食い、等々を穏やかに鎮めます。足首や腰、下腹部へ一日2、3回直接塗布。 V-6 オイルで薄めて全身マッサージにもできます。


ローズ

最も高価な精油と知られるローズ。ザ・贅沢。周波数も堂々の320MHz。生命力のリフトアップ効果はそれはそれはすごいものがあるだろうとは思いますが実は私も値段に引いてまだ手に取った事がありません。ブレンドオイルにはいろいろなものに使われていて、ローズが配合してあるものは決まって高いが、匂いがものすごくいい。香水の定番です。鎮静効果、収斂効果が高く、しみとシワをとるので、化粧水にはおなじみです。この原液を直接肌に塗布し続けたらどれだけ美白・若返り効果があるかと妄想は膨らみますが、未だに想像の世界。

Ylang Ylang

酔ってしまうような甘ーい香り。催淫性があるので媚薬として有名。私は概して甘い香りが苦手で、Ylang Ylangはその代表でしたが、YLのYlang Ylangに出会って認識のコペルニクス的転換を経験しました。フレッシュな百合のよう。血圧を下げるのでかつて低血圧だった私は苦手だったのかとも思いますが、YLのオイルは他のオイルにある、ちょっと気持ち悪くなる甘ったるさがなく、ストレートに身体の隅々に入ってくる。とにかく華やかな芳香で、この香りを知ったら下手な香水はもうつけられなくなってしまいます。これはディフュージングによく使いますが、私は香水代わりに一滴をうなじにつけたい。何につけ一滴で十分なのでかなり長持ちする。女ぶりが一発で上がるのでお勧め。

ホワイトアンジェリカ

私の一本。香水代わりに使っています。セッションとリチュアルに欠かせない神聖な香りです。ゼラニウムやサンダルウッドと上記イランイランやローズの絶妙な配合で、ローズの威力を垣間みれます。首筋と頭頂部に塗るのがお勧め。(光毒性があるので、日中アジュナチャクラ(第3の目)や髪の毛を上げているときの首筋塗布はしないでください。)



ちなみに最近とても相談の多い、めまい。床が揺れる、部屋が回る、頭がグラグラして気持ちがわるい、等々。メニエールも同様です。まずは上記Progessenceが一押しですが、他のラインナップからだと:

フランキンセンスメルローズHelichrysumを耳の後ろに塗布する(耳の穴の中にたらさないように!)

もっとも浮遊間や回転性のめまいを持つ方で、頸椎3番と4番の間が狭窄している方は多い。偏頭痛や目の奥の痛み、立ちくらみ、(ひどくなると脳溢血)を持つ方で頸椎2番がずれたり狭窄している方も多い。この部分のリリースにロルフィングによる介入はかなり有効です。

薄着に向け、痩せたい・・。(ダイエット、デトックスについては項を改めますが、まずはこれ):

スリーク

お楽しみください。
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Re: 女性のための精油について教えてください。
井上さま

はじめまして。お問い合わせありがとうございました。とても残念なのですが、ご希望のprogessence phyto plusはヨーロッパでも長期欠品になってしまい、今後もどうなるかわからないのです。このまま発売中止になると推測しています。私自身も個人的にものすごく頼っていたオイルなのでショックで、1年ほどアメリカのアマゾンで購入してアメリカの親戚経由で入手したりしていましたが、今はあきらめ、ホメオパシーによる治療に切り替えました。日本からの個人輸入はむずかしいのではないかと思います。(少なくとも私はやり方がわかりません。)お役にたてずすみません。井上さんに合ったいい治療がみつかりますように、お祈りします。
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Re: お返事ありがとうございます。
> ご回答くださり、ありがとうございます❗
> びっくりしました。でも精油がてに入らないのは残念ですね。
> 私は尋常性白斑も患っているので、子宮内膜症と免疫系を整える精油にフランキンセンス、ベチバーなどをドテラのものを重宝しています。
> ただ、あまり頑張って使用しますと、肝臓に負担がかからないか、時々きになります。これからもblogを楽しみにしています。

井上さん、
この内容はずいぶん前に書いたもので、いまだいぶ知識も経験も増えて私の処方もずいぶん変わりました。何につけ過剰摂取はよくないので、いまは現物質の摂取は最小限に抑えるようアドバイスしています。ブログ見てくださってありがとうございました。今後精油についての記事を書く予定はないのですが、ご縁がありましたらまた覗いてください。回復をお祈りします!孝美
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
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・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
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       14:00〜17:00 
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10月23日(月)16:00〜18:00

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10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

直傳靈氣交流会(東京)


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
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SourcePoint Therapy® Practitioner

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