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2013. 05. 10  
途中からになりますが、Tさんの体験談6回目を、ご本人のご了承のもとに転載させていただきます。お尻の開放にむかう臨場感あふれる悶絶体験と、気づきの過程は、同じ悩みを抱える方の大きな励みになると思います。

今日6回目のロルフィングに行って来ました。

前回に引き続き、激痛。痛すぎて、もう声も出ない…。
必死に痛みの無い場所へのアプローチへ移るよう、ひたすら耐えてたんだけど、今日は最初から最後まで痛かった(笑)

主に下半身へのアプローチなのだけれど、全身に力が入っちゃって、後半なんてどうやって身体の力を抜いていいかが分からなくなって呼吸するのも忘れてました(苦笑)

引き続き、私の問題児である骨盤(と足・脚)へのアプローチは続いています。
今回、衝撃だったのは、お尻。

痛くて痛くて、全身が震えました!!!
この痛み、過去に何度も経験した事ある。。。なんだろう?と考えてたら、突然18年前の光景(映像)が浮かびました。

新体操の選手をしていた子供時代。
難度の高い技がいくつかあって、ボールを高く投げて、その間に前転とかジャンプして、最後に足でボールキャッチとか、色んな事やっていたのだけれど、それをひたすら何度も何度も、何か月も練習するんです。


上手くいけば良いけれど、失敗したら突き指や捻挫はもちろんの事、お尻から床に落ちた時は、悶絶する位お尻が痛い…。
私は身体が柔らかい方じゃなかったし、器用じゃないから、何度も失敗しては怒られ、また挑戦しては失敗し、何度お尻を打った事か。
そしてその時のコーチが、ほんとにスパルタで、物凄く怖かったです。
精神的なダメージも、今考えたら大きかったな(苦笑)

今回のロルフィングの痛みは、その時の痛みとほとんど同じでした。
20年近く前の映像が鮮明に蘇る位だもの、相当の痛みです。

中学では器械体操で、平均台から派手に落ちたり、跳馬で失敗して、お尻から落ちたりもしていたね…。
私のお尻ちゃん、けっこう傷つけられていたのね。ごめんよ。

ロルフィングって、整体やマッサージと違って、ロルファーさんに一方的に施術してもらうだけでなく、受ける側との共同作業で成り立っている部分も沢山あります。

よく、「○○を意識して、力を入れてみて」とか「△△の力を抜いて」って、指示をされるんだけど、自分ではやっているつもりでも、実際は出来ていない事もよく有って、自分の感覚って当てにならないな…と思うのでした(苦笑)

こうやって、自分の身体を知る、自分の間違った感覚を正しい感覚へ戻していく作業って、大切だなと思います。
身体だけでなく、日常生活のありとあらゆる事にも当てはまるよね。
「みんながやっているから、私も。」「みんながそう言っているから、間違いない。」って思いながら生きてきた部分が大きいけれど、生活スタイルも価値観も、生まれ育った背景も、人生の目標も、1人1人違う。違って当たり前なのだから、私は私らしくいれば良いんだよね。

…と、話が大いにずれましたが、ロルフィングを受け続けて、そんな風に思うようになりました。

あと1つ衝撃的だったのは、「お尻にぎゅっと力を入れる必要は無い」って事。
私、今までずっと正しい姿勢は「お尻にぎゅっと力を入れて、背筋をぴんと伸ばして、上から引っ張られているようなイメージで立つ事」だと思っていました。
と言うより、そう叩き込まれていました。新体操時代に。

小学1年生の時に始めたので、それ以来、ずっとずっとそれが正しいと思って、続けてきた行為が、実は間違っていたという・・・ショックorz

お尻に力を入れる事が定着し、自分では当たり前の事だったのに、それが今回のアプローチで完全否定&解放されちゃったもんだから、身体がパニックを起こしています(笑)

セッション後、歩こうと思ったら、フラフラまっすぐ立てない!!!
お尻に力が入らないし、正しい歩き方&体の動かし方が分からなくなって、頭の中もパニック!!!

「あれ?私が私じゃない!何?何が起こったの??」って、帰り道ではひたすら混乱していました。

もしかしたらこの身体と頭の混乱は、暫く続くかも。。。
これから1~2週間の間に私に会う人、挙動不審だとしても、ビックリしないでね(笑)


開放=信念の喪失。いい姿勢はお尻に力をいれるもの、と「勘違い」されている方がすごく多いのです。女性はお尻を上げること=お尻を固める事との思い込みで、お尻を固めるあまりハムストリング(腿の裏)の筋肉まで硬直させて、結果的にお尻を下げている人がとても多い。日本人はO脚が多く、O脚の人は体重が脚の外側にかかっている。この状態でハムストリングを縮めると間違いなくお尻は下がるのです。こうなると骨盤は後傾して、丹田には力が入らなくなります。下腹部は緩んで冷え性になり、子宮後傾にもつながるだろうし、この冷えは不妊にもつながる。このパターンの冷え性の方はとても多いです。

男性は我慢=お尻を固めることにしている方が多い。物心ついて「男の子でしょ、泣いちゃいけません」と言われた事がきっかけだったかどうだかわかりませんが、泣くのをこらえるとき、人はお尻を固めます。強くなきゃいけない、感情を表に出す事は恥ずかしい、と教育される過程で、ストレスはお尻にたまります。男性で腰痛や肩の痛みを訴える方でお尻の力を全く抜けない方は珍しくありません。

いい姿勢、というのはまず足がちゃんと地面を捉えている事です。足がきちんと地面を押せていると、上半身はむしろふわっと緩んで、デコルテがきれいに広がります。背筋はぴんと伸ばすことがいい姿勢ではありません。自然なS字を描く事が必要です。ヨギーの陥りやすい罠として、コアを強く=体幹に力を込める癖のあまり、本来のカーブを許さず背骨をむやみに真っすぐにする事を追求していることがあります。これは呼吸を浅くし、首にエネルギーのスタック状態を作ります。首をすぼめる姿勢をすると解りますが、肩を上げると腕は前に行きます。胸は縮まってむしろ貧相な姿勢になります。ストレートネックは偏頭痛や慢性の首・肩こり、しびれを引き起こします。人間は他の動物と違って直立歩行だけをするので、それを安定させる為に他の動物にない捻れ=対角線の動きが必要なのです。S字カーブがあってはじめてその動きが可能になります。きれいなS字のカーブがあり、動くときには腰椎3番を軸に腰がきれいにまわることが大事。首も自然なロードーシス(前にへこんだカーブ)を持った上で耳が肩の上に揃ったときに、頸椎5番がスムースに動くようになります。自然なカーブと緩みがあってはじめて美しい姿勢になります。

私らしくある、ということ。これがロルフィングの最終目的なのですが、この私らしく、ということから今の自分がどれだけ遠く離れて来てしまったか、10シリーズの間に一度愕然とする気づきをなさる方は少なくありません。人生を生きる事、社会で生きる事は自分の苦手を克服する事(嫌な事を我慢してやり続ける事)じゃない、自分のもつ本来の資質をのばす生き方をしてもいいんだ、と私はロルフィングを通して知りました。こんなに好きな事ばかりやって許されるのか(いや許されていないかもしれないが)と知ってしまったのはコペルニクス的転回。Tさんも、心身のパニックを経て、本来の泣きたくなるような尊い「私らしさ」を取り戻すことをぜひなさってほしいと応援しています。

ところで、ご紹介する方はほとんどが「激痛」を強調していらっしゃって、またロルフィングのゴシップに追い討ちをかけているかとおののいていますが、決してセッションは痛いばかりではありません。どうも体験談を快くシェアしてくださるのが悶絶体験をなさっている方ばかりなので、こういう形になってしまっていますが、本当に半分以上の方は夢の中のように深いリラックス状態に入って、体が不随意運動をしているうちにするするっとよくなっていってしまう、という過程をたどっているのです。(自分で言っても全く説得力がない・・)
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

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2017年冬 東京セッション
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直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
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内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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