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2013. 08. 01  
今日は生きていてよかったと思うような晴天でした。(ちょっと湿度のある33度で、他の人は暑すぎると表現する日。)日本の「溶ける」暑さに較べると、こちらの「いぶられる」暑さの快適度といったら。汗をかいても即座に乾くし日陰に行けば瞬時にクーラーにありつけるし、真夏の真っ青な空と木々の緑と家の白い壁とオレンジの屋根のコントラストが本当に美しくて。子供の頃は、夏の音といえば風鈴だっけれど、昨今の日本は交通音やしゃべる電化製品やらが風情などというものをかき消してしまっている・・。

「夏休みの読書感想文」が続きます。毎日一晩で一冊がやめられない。今日はクライアントさんが貸してくださった「アナスタシア」。

内容はというと、メグレ氏がシベリア杉の効果(とビジネスの可能性)に興味を持ってシベリアのタイガを訪れたときに出会った道先案内人の原住民アナスタシアとの3日間に渡る体験を綴ったもの。不思議体験的な話には、大抵本人の思い込みがかなり含まれていて、普段はあまり食指が動かないのですが、この本の内容は、その系統の本とあまりに違うのでびっくりして一気読みしてしまいました。

著者のウラジミール・メグレ氏はペレストロイカ時代のロシアの代表的な起業家で、(本の印象からいうと)精神性も文学的素養も全くない俗物代表。(HPをチェックして、その佇まいがあまりにも想像通りだったので笑ってしまいました。)本当に彼自身が著者なのだとしたら、ここに書いてある内容は真実だと思いました。著者がちょっとでもこういう世界に対して下知識があったり文才があったりしたら、こんなにみっともなく情けない自分自身の俗物ぶりをここまで完膚なきまでに写実できないはず・・。彼の言うようにアナスタシアに書かされた、としか思えない。もしこれが誰か別の人の創作なのだとしたら、すごい小説家だと思います。アナスタシアとミグレ氏の噛み合わなさが増して行く様子の臨場感は、もう、息をのむほど。このあたりの緊張感などは、単なる小説としても凄く面白い。一冊読んだだけなので彼がその後どう精神的成長を遂げたかわからないのですが、何はともあれ、あの時点で自分のことをここまで正直に公開したメグレ氏になによりも拍手を送りたいです。

いえ、本題はアナスタシアが彼を通じて私たちに伝えようとした内容の凄さでした。極寒のシベリアで裸足、薄着で野生動物と暮らすアナスタシアは、完璧な肉体と知性を兼ね備え、信じられないような特殊能力をもつ恐るべき高度な「人間」で、彼女がこの本を通して私たちに送っているエネルギーは、読んだ人の人生を変えることを意図しているそうで、確かにその効果は予言通りとなり、いまでは20カ国語に翻訳されています。彼女が人類に伝えようとしている智慧は、私たちのレベルに合わせてできるだけ詳しく具体的に説明してくれていて、その努力にも底なしの愛を感じました。詳しい内容はぜひ本を手に取ってお読みください。

私がやっぱり興味を惹かれたのが、やっぱり伝説のリンギングシダー。この特別な杉の精油ってどんなもの、と興味津々になったところ、案の定ちゃんと商業主義にのっかったロシア製のシダーウッドの精油が日本で売られていました。

多分普通は本読んでこのオイルを買って、ご加護があった!と喜んで終わりになってしまうでしょう。こういうものにすぐ飛びついてはすぐ離れる日本人ですが、私はこの本には素通りしてはいけないものがあると感じました。メグレ氏関連を追いかけたり関連商品を買うという形でなくて、ちょっと静かに時間をとって、この本がもたらしてくれたものを自分ものにする消化作業をきちんととらなきゃいけない本ではないかと。

アナスタシアを特別なサイキック、と片付けて自分たちと切り離してはいけない。彼女が身を以て伝えてくれていること、これ形を変えた修身論に聞こえます。実は最近直傳靈氣を教えるに当たって、エネルギーワークについていろいろ考えているのですが、これ要するに修身だよな、とやっぱり思います。

直傳靈氣のところでいつか詳しく書くかもしれませんが、質のいいエネルギーワークができるようになる為には、一にも2にも3にも4にも、永遠に、地道な精神修行が必要だとつくづく思います。スピリチュアル関係の本で人気のある本はどうも努力なくして一挙にハッピーになる!みたいなお手軽さを売りにしているものが多くて、ため息が出ます。ちょっとお手軽に流れるとこてんぱんに怒られる私からすると、この世界は修身以外の何ものでもない。甘くない。

といいつつやっぱりシダーウッドが気になって(笑)、Young Living社のものにはそれほどこの本に書いてある程の特別さは感じないので、以前から気になっているアルケミストオイルを覗いたりしています。はい・・私自身がまだまだ修行中の身でございます。
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Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
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2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
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直傳靈氣交流会(フランクフルト)
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ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
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ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

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10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
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