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2013. 09. 07  
日本で最近発売になった待望のアナスタシアの2巻目、Tさんから貸していただいていたのを、今回SE(Somatic Experiencing)トレーニングの一環でロンドンに持って行って、行き帰りの移動中に読了しました。ロンドンの交通は例によってハプニング続きで、おかげさまでバッチリ読み終える時間がありました。日本の交通機関の定刻遵守の精神を日本以外のどの国に求めてもいけない。(ドイツはかなり健闘しています。)

感想。1巻目よりずっと良かった。日本語訳というのは英語からの又訳で、最初の英訳に不満足だったメグレ氏の要望により、別の出版会社から再訳されたものを訳したのが日本語版なのだそうです。原本では9巻完結しています。(この体験自体はすでに1995年くらいのものだったそうで、そうなるとアナスタシアは今・・。)

私は翻訳の裏側を少し知っていて、これがいかに嘘つきか知っています。偉大な本というのはたいてい7色の表現をしていて、読んだ人がその人のキャパに照らして自由に解釈できるようになっているけれど、一度訳者の手を通過すると、多かれ少なかれその訳者の解釈というフィルターを通して読まざるを得ない。ヴィクトリアンイングリッシュとドイツ語などというように、すごく似た言語同士だと話は簡単なのですが、ちょっと言語体系の違う言語だとかなり意訳しないと読みづらくて、そうなると訳者の解釈がすごく前面に出てしまう。最初の英訳は訳者がかなり勝手に解釈したものだったらしいです。日本語訳が原文からの翻訳でないのなら、あとは全部英語版をKindleで読んでもいいかもしれない。

2巻目を読んで、1巻目で私も他の大多数の人と同じくメグレ氏を悪く言って申し訳なかったと思いました。私はむしろ彼のその正直さを高く評価していたのですが。メグレ氏がその後世界中から馬鹿者呼ばわりされ大恥をかき、13歳の読者にまで「そんなことしちゃいけない」と言われたと知って、気の毒に思いました。1巻目でも思いましたが、この正直な事実の描写はなによりも説得力がある。自分の関心のあるところを広げたり都合のいい事を膨らませたり、関心のないところや都合の悪いところを素通りする事は誰でもやる事で、こんな風に事実を淡々と写実するの実は難しい。

メグレ氏の文章だけでなくて、内容も一巻目よりさらに衝撃的でした。私はいくつかの箇所に魂が鷲掴みにされて涙がとまらなくなってしまった。たぶん、続く巻では、宇宙の叡智がどんどん明らかにされていくのでしょう。

付箋をつけておいたところの一部をピックアップ:

彼(創造主)の声がどんな声か教えられる人はいない。彼の答えは、人が自分自身の考えを突然発見するような形で現れる。結局彼は、すべての人の内にある彼の粒子をとおしてしか話すことは出来ず、その粒子は振動のリズムによって、情報をその人の内のすべての部分に送り届ける。

 だから人間は自力で多くの事が出来るし、人間だけですべてを行っているような印象を与える。結局人間は神に似た存在。人間は誰でも、その誕生のときに神によって吹き込まれた小さな神の粒子を持っている。神はご自身の半分を人間に与えられた。

 でも闇の勢力は、その神の粒子の影響をブロックするために、あらゆる手を尽くし、人間の気をそらして、それと接触させないようにする。そうすることによって、神との接触を阻もうとする。人間の内の小さな粒子は孤立しているとき、とくにそれが根源の力とつながっていないときには、闇の勢力にとってはとても闘いやすい。

 これらの粒子がいくつか結束して光を切望している場合、闇の勢力にとって、それを封じ込め打ち負かす事はとても難しくなる。また、たったひとりの人の内に住むたったひとつの粒子であったとしても、神との最大限の接触をもっていれば、闇の勢力は、その人を、そのスピリットと理知を、征服する事は出来ない。

・・・・
人間と人間以外の存在するすべてのものとの違いは、人間は意識の中で、最終的に物質化する形とイメージを創出することによって、現在と未来とを創り出すことができるということ。
 未来は、創造者である人間の意識の、鮮明さと調和の度合いと速さと意図が、どれだけ純粋であるかによって決定される。

・・・・
彼女達が授乳をとおして与えるものは、お乳だけではない。根源なるものから流れてくる本質に対する理解と、時代が積み重ねて来た叡智とを、自分の子供に与える事が出来る。


羅列すると意味不明(笑)ですみません。これらに共鳴した私の個人体験を書くと長くなりすぎる。

愛を送るのは今は本当にこの目の前の一人でいい。この目の前の一人としっかりつながることから始めよう、そう思っていたときだったので、溢れるものがありました。

ロンドンから帰る便で新聞を手に取ったら、イギリスでは生まれる前の子供達の4000人以上が、生後親から虐待を受ける可能性ありとしてすでに保護施設に登録されているという記事が目に入って、暗澹とした気持ちになりました。過去2年に13パーセント増加、というこの数値。この子達はお母さんから母乳をもらうことも、その母乳を通して宇宙の叡智と先人の叡智をもらうこともできない。ちょうどSEの会場で、孤児院で育つ子供の暗いまなざしに凍り付く思いをした後でした。私は娘に4歳半まで母乳をあげたけど、目をしっかり合わせて、叡智を送ろうなどと意図した事はただの一回もなく、たいてい片手で本読んでるか何か食べながらで、娘も大抵目をつぶっていて・・・いや何となくいけないなとは思ってはいたのですが・・だからこの子はこんなに食い意地が張ってるのか・・もう遅い。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com


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  12月30日(土) 9:30〜12:30
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