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2013. 11. 02  
トレーニングに参加したあとはいつも充実感とともに心地よい疲れが押し寄せて、それがまたいいのですが、今回の疲れ方はいつもと違う。トレーニングは水曜日の夕方に終わったので普段ならもう色々な事を通常ペースでやっているはずですが、いまだ満身創痍の感覚が抜けきらなくて、例えるなら「復活の日」の予告編でボロボロの草刈正雄が浜辺を杖にすがりながらヨロヨロあるく、あれ。(古)

誤解を招くといけないので言っておきます。これはあくまでも私の個人体験です。SEトレーニングそのものがブートキャンプな訳では決してありません。参加者一人一人の受け止め方には個人差があって、さらっと終えた人もたくさんいるはずです。今回ここまでいろんな事に過剰反応したのは、確かにSEが引き金にはなりましたが、おそらくそれが今の私に必要だったからです。人は自分のフィルターを通してしか経験できないものゆえ、あくまでも個人の一例としてご容赦ください。


これをやると気分が悪くなるので普段はあまり深く探らないのですが、たぶんいまがそのときなので、この感覚とともにいます。

沸き上がるフラクタル

私は集合体
私は多次元にまたがっている
私は偽ってきた

私は分け御霊だ

シャットダウンを繰り返してあちこちに置き忘れて来た自分のピースを集めながら、吐き気や嫌悪感、喪失感・・その後おしよせる望郷感に身を任せる。

瞑想などでマインドフルネスという状態にいくと、このパタンを繰り返します。最後にユニティとつながり、幸せな気分に包まれ、1クール終了。でも、これが血肉になって、私がそのものになったかというとそうではなくて、また日常で舞い上がり頭に血を昇らせ悲しんで、といつもの状態に戻って行く。禅僧やマスターたちの、あのしんとした佇まいを見るにつけ、自分のありかたにがっかりする。

これでいいのかな、とも思います。ひとっ飛びにああなりたい、と思う図々しい浅はかさや、こういう雑多なものにいちいち振り回される感性を持ち続けることも。人間完全悟ってしまったら、人の胸を打つような歌が歌えないし。私はいま人間やっていることが楽しいので、別の存在達に、いいだろ〜、とあっかんべーをしながら、この探求を続けようと思っています。

私は自分の身体の感覚に頼ることを柱にしてからはじめて、色々な事をクリアに見る事が出来るようになったと感じています。それまでこの妙な体質が本当にやっかいで生きにくかったので、囁く声を聞かないようにセンサーを封じて押し込めて、一生懸命一般知識を身につけ(たつもりで)、やっとバランスをとっていました(と思い込んでいた。)理屈で理解しなきゃいけないと訓練するあまり、頭がヒートアップしているのにも気づかないようになってしまっていました。

私の魂は、この身体を通して語りかけてくれている。身体の声に耳を向れば、もう焦って他をうろうろ探しまわらなくていい。この身体が教えてくれる。いまやっとここに戻れて、心底ありがたい。

敏感なのはいい。でも過敏なのはまずい。現在生きにくい人はみんな、センサーが過敏になっています。センサーが発達しているのはむしろギフトなんだとわかると、一挙に楽になる。センサーの「正しい」使い方にはちょっとしたコツがある。

ちょっとした気づきなのです。
(この部分は、セッションでお渡ししてます。)

気づきは一挙にはやってこない。
振り返ると、すこしづつ、すこしづつ、芽が出ていたのがわかる。
焦ってもなにしても、結局準備が整ったときにしかそれは起こらない。

神の計らい。神の采配。
この宇宙のシステムの粋には本当にうならされます。

私はフラクタル。私は集合体。私は分け御霊。
これがさらっと言えるようになって、さらに楽になった。
妙にしょっちゅう体験する共時性(シンクロニシティ)も、
これで矛盾なく説明できるし。

今回滞在したホテルの部屋。
IMG_7545.jpg
まず目に飛び込んできたのがミケランジェロの「アダムの創造」
の有名な一部分でした。

説明するまでもなくバチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画です。
s20110731160347.jpg
父なる神が、アダムに命を吹き込む瞬間。

これで来たか。

バチカンは寒気のする場所で、あの絢爛豪華なサンピエトロ寺院とシスティーナ礼拝堂に行った時は、その威圧感に息が止まりそうでした。どうかしてる。あの場所と私、どっちがどうかしているのか分からなかったけれど、見上げていたからか頭がくらくらして酔ったようになり、時空がわからなくなり、ひっくり返らない様に正気を保つのがやっとでした。ものすごい芸術と建築の美が凝縮されたあの独立国家には3度行ったけれど、行けば行くほどその威圧感に圧倒され違和感は募り、3度目にしてやっと降参、もうここは私の来る場所じゃない、とはっきりわかりました。

システィーナ礼拝堂の威圧感はとくに凄くて、とくに最後の審判には縮みあがる。
image411vtt.jpg

空を埋め尽くすような肉塊。ルーベンスとは違ったはっきりとした質感があるのは、ミケランジェロが彫刻家だったからでしょう。彼は敬虔な信徒だったと言われていますが、カラバッジョと共にゲイだったらしいミケランジェロの絵から強烈に感じるものはむしろ「肉体礼賛」。この礼拝堂に満ち満ちているのは、キリストに対する信仰心というより、この地球で肉体を持った私たちのものすごくグロテスクな生の欲望。

教会に行くとたいていもの凄く気分が悪くなってすぐに逃げ出したくなるのですが、教会芸術そのものが嫌いな訳じゃない。ただそこに信仰心を結びつける事ができないのです。傑作と言われている芸術はたいていものすごいエネルギーを持っていて、ものすごく生なものを表現していて、それはたいてい依頼主の要望とはかけはなれている。

アダムの創造の、このあまりにも有名なこの部分も、嫌いじゃないのです。誰が見ても、この指と指の間に強烈なエネルギーの流れを感じるはず。確かに命が吹き込まれている。

トレーニング中ずっとこのモチーフといて、胸の悪くなるような邪悪さに次々襲われながらなんとか持ちこたえられたのは、眠りにつく度にこうやって命を吹き込んでもらっていたからかもしれない。

邪悪さは私の一部、これが私なんだ、それでいいんだ、
という、「神」からの愛。

私自身の浄化や参加者の浄化がマックスに近づいて来た晩、イギリスが嵐に襲われました。私はあまりの疲れにぐうぐう寝ていましたが、バケツをひっくり返したような雨が窓を叩き付け、あまりの轟音に眠れなかった参加者も。

翌朝ダイニングで朝食をとりながら、BBCがなぎ倒された木の下敷きになった車やバタバタ倒れた木で埋め尽くされや水びたしになった道路をレポートするのをぼーっと眺めつつも、まだ上の空でした。いつものように外に出ると妙に道が散らかっている。妙に視界が通って空が奇麗。あら、この街も浄化してもらったみたい、となんだか嬉しくなってそのまま35分の片道を歩いて会場に着いたら、みんなから大丈夫だった?と心配そうに聞かれ、初めてそれがかなりシリアスな嵐だったのを知りました。私の利用するはずの地下鉄も閉鎖になっていた。まさか私たちのトラウマボルテックスがあれを引き起こしたとは思えないけれど・・でもあれだけのエネルギーをあの場所から放ったら、ありだったかもしれない。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

・・・・・・・・
ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

・・・・・・・・

内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
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参加費用:
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受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

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Contact me at:

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