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2013. 11. 24  
この2ヶ月ほど樹木系の精油にものすごくお世話になって、心なしか性格が落ち着いた気さえするこの頃。(はい、勝手な思い込みです。)今日と明日は完全にオフなので、やらなければならない事務仕事を丸ごと明日に回し、ずっとやりたかったこと:

ここ2ヶ月使ったオイル(杉、松、モミ、トウヒ・・)のおさらい!
この区別、つきますか?(私はつかなかった。)

この部屋の目の前にそびえ立っているこの木が杉じゃなくてもみの木だと、娘から教わりました。ドイツには杉はないそうなのです。この国にある針葉樹はモミで、クリスマスツリーももちろんこのモミの木。私の住むKirchgartenstraße(教会の庭通り)はとても小さな通りですが、通りの目印になる角の片方が教会、もう片方がそびえ立つモミの木です。

日本でスギ花粉症に悩まされて来た方が、ドイツに来たとたん花粉症がなくなった!というのはよくある話ですが、これ別に治った訳ではなくて、単に抗体に反応する杉がないから、というのはよく知られています。でもドイツにもちゃんと花粉症はあって、日本だとだいたい2月頃から始まって3月4月でひどくなる花粉症がドイツではすこし遅れてはじまって、ひどいと秋まで続きます。白樺やイネ科植物がアレルゲンのようです。ここに日本とドイツの花粉症についてとてもわかりやすく書いてあります。戦後、日本人になくてはならない麻の栽培を禁じ、伝統的食生活を欧米型に変え、集中的に杉を植えた結果の一端を垣間みる気がします。

ここのところ樹木系、特に針葉樹の精油に妙に執着し、いつの間にか樹木だけでこれだけの種類を集めていました。(集めすぎ)
IMG_8051.jpg

Fir=Tanne(独)=Abies(学名)モミ
IMG_8056.jpg
アドベントからクリスマスにかけて食卓に飾るモミの枝で作った飾り物がスーパーでも並ぶようになりました。これ部屋に置いておくと乾燥してホコリもかぶって独特の匂いになっていきますが、精油だと当然ですがすごくフレッシュな匂い。
私は3つの精油メーカーのものを使っています。

Idaho Balsam Fir(Abies balsamea) (YL)
ゲリー氏自ら毎冬収穫用の木を伐採しているそうで、高いが使った感じが一番強い。DNAを修復して身体のホメオスタシスを整えるそうで、抗癌、抗腫瘍、抗酸化、喉の感染症予防のため、とくに冬の間はずっと体調管理のために毎日ディフュージングすべきオイルのひとつ。あとこれは抗炎症として有名。痛み止めに欠かせないオイルで、関節炎や滑液嚢(のう)炎(膝に水がたまったり、40肩、50肩)を煩う方へのブレンドの中心的オイルです。
Balsamtanne=Abies balsamea (Oshadi)
オシャディだとファーだけでなんと15種類もある。使う部位と採取の場所で学名が変わるから。ストレートで癖がなく、使いやすい。
Abies sibirica (PRANAROM)
アナスタシアの影響でシベリアに反応して、つい購入。オシャディに較べるとちょっと焦げたような匂いが混じっている。これは葉(Aiguille)からとっているので、軽くて爽やか。

Spruce=Fichte(独)=トウヒここ
オシャディだとこのトウヒだけで9種類。色が黒、青、赤、白、とあり、採取場所によって成分が違うからです。真性スプルースと言われるのが黒。Fichte schwarz (echte Fichte) bio=Picea mariana(学名)

アラスカをこよなく愛した星野道夫さんのエッセイに常に出て来るトウヒ。人の手の全く入らない荒野の続くアラスカで最も存在感のある生命が、このトウヒ。

アメリカ先住民は、このトウヒを通じて魂、この世の「神」につながる、と信じ、この枝をいぶして匂いを嗅いだそうです。(同じ事をプレーリーに住む人たちはセージ、古代の人はフランキンセンスの樹脂を焚いて行っていました。)

アイダホブルースプルース(Picea Pungens)は、ヨーロッパで発売になったとたん、あっという間に品切れで入荷待ちが続いています。
だってなんといっても周波数が、ぶっちぎりだったローズ(320mhz)をさらにぶっちぎって428mhz.生命力のボトムアップ、蘇生効果、がん予防では超高価なローズを抜く、とあって、匂いだけじゃなくて費用対効果の計算もあり、私もミーハーなので発売と同時に買いだめしてしまいました。

他にも:
筋肉痛
神経痛
男性のテストストロン値をあげる(これはカプセルで摂取します)
脊髄の修復(脊髄を通る迷走神経が修復され、自閉症の改善につながる)
減量(冬眠時に上がる褐色脂肪組織を下げるので、痩せやすくなる)
・・などの証言が続いています。

これはファー(モミ)よりちょっと甘い匂いです。
私はもっぱら塗っていますが、飲んでも美味しそうな匂い。これは本当にヘビーユーズになるオイル。伐採しすぎて生態系を壊さないようにしないと、と心配してしまうほど、使えるオイル。

Sacred Mountainにブレンドされてます。ディフュージングするとあっという間になくなってしまうので、ディフュージング用にはオシャディの大瓶。

Pine=Kiefer(独)=Pinus sylvestris(学名)
489px-Pinus-sylvestris-phenotype_3.jpg
いろいろ種類がありますが、学名Pinus sylvestris以外は肌への刺激が強すぎて、アロマテラピーに使うには無理があります。血行を良くし、身体を温めるので、足湯や半身浴に最適。冬にかかせないオイルのひとつ。

Cedar wood=Zedernholz(独)=Cedrus atlantica=ここ

ドイツで買おうとすると、この杉をCederといったりZederといったりJuniperといったり、本当にややこしい。例えばオシャディのサイトだと、同じZederで
Zedernholz (Atlaszeder)=Cedrus atlanticaアトラスシーダー
Zedernnadeln:Nadeln(独)=Aiguille(仏)=Cedrus atlantica
Zeder (Himalayazeder) =Cedrus deodara
Zeder (Texaszeder) =Juniperus mexicana
Zeder (Virginlazeder)=Juniperus virginia レッドシーダー
とありますが、レッドシーダーとアトラスシーダーは学名で解るように全く別の物です。
聖書に出て来るのはCedrus libani=レバノンシーダーで、アトラスシーダーはこれの近縁種なので、YLではこれを聖書の12のオイルの一つに加えています。

杉は寺院や船舶、宮殿の建造に永らく使われてきました。サンダルウッドのような防腐効果があるので、高価なサンダルウッドの代わりによく使われます。

腎気と脾気を補うので、不安や倦怠感、神経衰弱を取り除き、集中力と忍耐力、精気を強めます。閉塞状態から脱却し、自信を取り戻し、大地からのしっかりしたサポートを感じるよう促します。これもまた冬の間、大活躍のオイル。脂肪の蓄積を防ぎ、むくみ解消、抗感染作用があるので膀胱炎、尿道炎に。

ほかの針葉樹のオイルに較べてぐっと重たく甘い香り。スプルースがすごく上向きのベクトルも合わせ持ったオイルなのにくらべて、これは下へ下へと促す、強力な着地のためのオイルです。モミ、杉、松、ヒノキを全部混ぜてディフージングすると、まさにディープな森林浴。冬でも葉を落とさない針葉樹からいただける生命力は素晴らしくて、気持ちの滅入りがちな冬にはとくに欠かせない。

Juniper=Wacholder(独)=Juniperus communis(学名)ジュニパー (ビャクシン=ヒノキ科)ここ

写真にある特徴的な球果から抽出します。これは人類が太古から聖なる儀式に、治療にと、広く使って来た植物です。力の象徴であるヘラクレス、自信を司る火星になぞられるジュニパーは、パインのような突き刺す、ピリっとした匂いが特徴。(専門家だとバルサム調という。)ジュニパーは中世では万能薬としてよく知られ、ドイツ薬草学の祖である聖ヒルデガルド・フォン・ビンゲンは気管支炎の治療にこの球果をつぶしてお風呂に入れることを薦めていました。Juniperの語源はラテン語のjuniores(若い果実)から来ていて、ケルト語のgenprus(熱くて苦い小さな木)、フランス語のgenievreと転じました。有名なカクテル、ジントニックのジンもここから来ています。私はお酒が飲めませんが、隣でこのジントニックを飲んでくれる人がいると嬉しくてその匂いをクンクンしていました。今やジンが飲めなくてもジュニパーを嗅げばいいとわかった!

強力な強壮剤。身体を温めるので、やっぱり冬のこの時期に欠かせない。腎氣を養うので、うっ血除去、浄血作用、利尿作用、リンパ鬱滞除去作用があり、不安や憂鬱に打ち勝つ強さを与えてくれます。腎臓の精油治療には欠かせないオイル。

Hinoki =Chamecyparla obutusa=ヒノキ 
いわずもがなのヒノキ。アロマテラピーのロングセラーの著者Valerie Ann Worwoodが靈氣する時にはヒノキとゆずを焚くといい、と書いていましたが、靈氣=日本=ヒノキとユズ、というのはあまりにもお手軽な発想。温泉じゃないんだから。。。

Cypress=Zypresse(独)サイプレス
聖書の12のオイルの一つ,死と再生のオイル。レインドロップテクニックでも使います。肉体と精神双方に深く働きかける、私の一本。古代エジプトでは棺に入れ、墓地に植え、古代ギリシャ人はこれを黄泉の国の王ハデス(プルトーン)に献上し、キプロス島はこの木を崇拝し国名にまでしました。キリストの十字架がこれで作られたという伝説もあります。血を動かすので高血圧、痔、静脈瘤、月経症候群によく、抗菌、抗感染、鎮痙、デオドラント、穏やかな利尿作用、神経強壮作用があり、リンパ液の対流を促すので、喘息、百日咳、リュウマチにも有効で、ものすごく用途がありますが、まずいまの自分を受け止め、流す、という生き方の基本を教えてくれる、ありがたいオイルです。

実はホメオパシーレメディのThujaはこの一種です。
生命の樹Thuja=Thuja plicata, Thuja orientalis, Thuja occidentalisは本当に面白い、深く作用するレメディで、私たちが祖先から受け継ぐ根本体質の一つ、淋病の治療に使います。もっともっとといろいろ欲しがり、果てしなく続く貪欲さが淋病マヤズム。アメリカに引っ張られる資本主義がまさにこれ。私たちに足るを知れ、と教えてくれます。

このThujaはマザーチンクチャーだとイボをとるのに有名。淋病に特徴的なイボですが、これに直接ぬると、なかなかとれないイボがポロっととれます。年季の入ったイボはわかりませんが、比較的最近出現したものだと、短期間で跡形もなくポロっととれるのでびっくりします。(実証済み)

体質としては、どこか脂ぎった顔で太っているか、逆にすごく顔色が悪く腺病質かで、人に言えない秘密と罪の意識を抱えているのが特徴。はっきりとした2面性があります。自分を偽り隠す事を人生においてずっとしてきているので、ストレートに本心が語られることはまずない。施術者もよく欺かれます。

予防接種の害を取り除くのにも有名なレメディ。これ私たち誰もがもれなくとるべき、と思うレメディのひとつ。

Copaiba=コパイバ←すごくそそられることが書いてある。匂いとしてはそれほどの特徴がないですが、万能オイルのひとつ。この時期セッションではよく使います。

Aloes=Sandalwood=Sandalholz(独)=白檀
これはもう抱きしめて寝てたくらいお世話になりました。こんなに高い5mlのボトルをこんなにふんだんに自分のためだけに使うって、じぶんにとってのものすごいご褒美でした。

ふんだんに使っているうちに少し正気に戻って、あまりにも高い、と反省し値段が5分の1のプラナロムで代用しようと試しに買ってみたら、えっと思うくらい香りが薄い。弱い。う〜〜〜んこれでは・・。たぶんYLのは開けて1年近くたってたからよけいこうなったとは思いますが。やっぱり今は私は蘇生が必要だ、と思いなおし、贅沢を続けました。過去との決別に、これを超える支えはなかった、と実感から断言します。

甘い、深い匂い。もう自分のために調合するのは何もかもサンダルウッドがベースでした。それにベチバー、ネロリ、ローズウッド、パチュリ、ゼラニウム、パルマローザ、サイプレスなどを混ぜて、少しずつニュアンスを変える。

上級アロマセラピストであるロシア人の友達が自分へのご褒美、と言ってロンドンで買っていたアロマテラピーアソシエイツのバスオイル→Relax Deep
バスオイルにしてはめちゃくちゃ贅沢なお値段。今サンダルウッドにことに敏感になっている私はこの匂いに瞬時に強く惹かれて、よし自分で再現しようと燃えて、結局素直に一本買うよりはるかに高くついてしまった。ベースのココナツ油に、ベチバー、カモミールローマンとカモミールワイルド、サンダルウッド、安息香、ゼラニウム、レモンなどのブレンド。

ちなみにカモミールは気の流れを促し、鎮静させるオイルですが、ローマンカモミールとジャーマンカモミールは、まるで違う匂いと色です。ローマンカモミールは透明で、大地の林檎を意味するギリシア語のkamai melonに由来するとおり、林檎のような芳香がします。YLのは透き通るような繊細な香りで、Oshadiのはすこしつんとしてもっと林檎っぽい。ジャーマンカモミールはねっとりとした青で匂いがうんと強く、薬臭い。ちなみにカモミールワイルド(Chamomilla recuita, matricaria chamomilla)もあって、こちらはマトリカリアがラテン語のmatrix(子宮)に由来するとおり、昔から婦人系の不調に使われてきました。ワイルドの匂いはすごく華やいだ芳香です。匂いとしては3種の中では一番これが好き。いかにも婦人系によく効きそうな緩む匂い。

カモミールはホメオパシーでも痛くて痛くて我慢できず、イライラしていて手が付けられない、という症状に処方します。人が傷つくことをつい口走ってしまうのも特徴。こういう人の神経を鎮め、痛みを和らげます。この作用はローマンカモミールの方が強くて、ジャーマンカモミールは皮膚病治療にぐんと強い。ラベンダー、ゼラニウムと合わせて、強力な皮膚病対策になります。

カモミールといえば日常で気軽に広く飲まれているハーブティですが、精油になるとボトルも小さいし妙に高い。なんでカモミールがこんなにもったいぶるんだ、といぶかしがってましたが、色々わかると納得です。周波数(生命力)でいうと、乾燥したハーブと精油は全く違うものになってしまう。

ジャーマンカモミールはジャーマンと名乗りながらドイツで売っていなくて、アメリカからの取り寄せという奇妙なことになっています。(ヒノキが日本で未発売なのと似てる。)なんだか悔しくてオシャディで試したところ、素晴らしい品質のものが手に入りました。(→Kamille blau)値段はオシャディの方が高い。

このブレンドのベースになっているココナツ油についての本がいまアマゾンのKindleで無料ダウンロードできるので、つい手がのびてしまい、もうココナツ油も買う気になっている。もう私にこれ以上買わせないで。淋病マヤズム、結核マヤズムの因果のせいにしてごまかします。

というわけで、近年にない落ち込みを経て生命力アップをこれでもかと続けた結果、寒がりで冬が嫌いな私でも今極北にでも行けそうなくらい蘇生しました。精油はここぞというときにはかなり集中して使うと、効果を実感します。

参考文献:
スピリットとアロマテラピー ガブリエルーモージェイ著 フレグランスジャーナル社
アロマテラピーのための84の精油 ワンダーセラー著 フレグランスジャーナル社
Essential Oils Integrative Medical Guide, D. Gary Young, ND, Essential Science Publishing 2003.
The Fragrant Pharmacy, Valerie Ann Worwood, Bantan Books 1991.
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Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

・・・・・・・・
ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
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受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Takami Kamata

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Certified Rolf Movement®Practitioner
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SourcePoint Therapy® Practitioner

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