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2012. 04. 12  
胸椎に思いを馳せる毎日。
ロルフィングでは実は骨のアラインメントに重点を置かない。これらはカイロプラクティカーにおまかせしています。ロルフィングにとって背骨はテントのスペーサーであって、支柱ではない。テントの帆布を支えているのはいつも互いに擦れあって動き合う内部組織だから。ロルフィングにとって、支えとして頼るのは内部の結合組織の一つ筋膜です。筋膜同士の引っ張り合い(テンセグリティ)は長年見逃されてきた大きな盲点です。

それでも単なるスペーサーであるこの背骨の様相による影響は計り知れない。

骨のずれはどこから来るか。なぜ起こるか。
整体の専門家に聞いたらそれぞれがそれぞれの最もな理由を言うはずです。ロルファーとしての私は、日常の反復運動や思いグセがある部分の筋膜の癒着を引き起こし、それが骨を引っ張って動かすと答える。骨が自分で歩いてずれるのではなく、骨のズレは引っ張られた結果であり原因は別にあると。だから整骨で骨は瞬時にもとに戻るけど、ひっぱっている要素が残る限り、3歩あるいたら元に戻るなどということが起こると。
(ところでなんで思いグセが筋膜の癒着を引き起こすのか、ということについては別の章で。)

ロルフィングでは胸椎のズレへのアプローチははもちろんダイレクトに背骨の調整もしますが、別の部分からの影響を考慮します。そちらがむしろ大事。

胸椎のずれはどこからおこるか。
どうも私はこの部分にはメンタルなものがとても絡んでいると思えてなりません。実際そうなんでしょう。この道20年30年のロルファーたちが、身体の歪みや痛みは感情からくると言っているのだし。だから解放する準備が出来ていた人は変化が早いけれど、メンタルなブロッケージを手放せない(手放したくない)人はすこし時間がかかる。

私たちには感情があります。これは誇るべきもので、排除しようなどと思わないほうがいい。ちょっと視点を変えてみます。睡眠という行為。

重力を重視して、日中立ち動いている間の重力との折り合いのゲートになる足首の調整に早期に乗り出すのがロルフィング的アプローチ。セッション2でこれに切り込みます。でも実は人間一日24時間のうち足首からの影響を受けているのはその3分の1もないはず。一日8時間も立ち歩いていない。そのほかの座っている場合の坐骨の様相に注目した骨盤調整で、座っている時間での重力との折り合いを補うのが足首を整えたあとのコアにあたる骨盤セッション。セッション6でここに到達します。

だけど、ロルフィングで盲点になっているところがあるとしたら睡眠かもしれない。一日の3分の1は寝ているのだから、これを日常の重要な動作に加えたほうがいいよなあ、といつも思ってきました。
重力の影響を受けて過ごす日中、感情をコントロールする日中のリセットを睡眠中にできれば、すごく大きなブレークスルーになるはずです。

以前から気になっていた西式健康法。コアになる金魚運動、毛管運動、合掌合蹠運動、背腹運動に加え、かまぼこ型の木枕を使って硬い平床で寝て背骨の調整をするというもの。
渡辺医院(東京)
西式甲田健康法(大阪)
NPO法人日本食養協会

健康のためには死んでもいいというくらいの気力を持って臨まないととても実践できそうにない内容に尻込みする人も多い元祖健康法です。断食については脇に置いておいて、まず睡眠について。

かまぼこ型の桐枕は、薬指の長さがサイズ選びの基準になります。それを首の後ろに当てて、一晩硬い床にずっと仰向けのまま寝るというもの。これは辛いだろうなあ、と今までずっと尻込みしてきましたが、でも頚椎~胸椎にかけての本人の意向(なぜそうなったか、なぜそうしていたいか)を無視した待ったなしの調整により、ある意味無意識下のメンタルブロッケージで解放ができない部分に切り込みを入れられるかもしれない。。。。

ロルフィング後、枕が合わなくなって相談を受けることが多かったのです。大抵枕がいらなくなるか、うんと低くしたくなる。ロルフィング後今までの枕で寝違えのようになって頭痛になったと、よく相談を受けます。

この枕をあてて、寝返り禁止、完全に仰向けで寝続ける(笑)
背骨は前後から見るとまっすぐ、横から見るとS字のカーブを描く形が正解ですが、これがいろんな原因で(遺伝、食生活、女性性と男性性の葛藤、歯科矯正etc)変則な形になります。本来前後にあるはずのS字カーブが左右に出てしまい、横から見るとまっすぐ、前後から見るとカーブがS字または逆S字になる側湾症。Sの出っ張り部分が極端に出てしまい(要するに猫背)うつ伏せ寝が拷問に思える後湾症、未亡人の瘤と呼ばれる、頚椎7番に出っ張りのあるタイプや、あるいはS字が消えて逆C字型になったりさらにはカーブがほとんどなくなってしまったような背骨もあります。前後にきれいなS字を描いている人はむしろ稀です。重度の側湾はやめたほうがいいでしょうが、普通の側湾症、狭窄症の調整はこれでいけるかもしれない。これに睡眠中足を3箇所ぎゅっと縛って股関節を整える磯谷式を加えたら?
磯谷式力学療法
ミイラも黙る最強エス。
注意しなければいけないのは、この枕を当てたばっかりにその後3年間半身がしびれたりすることもあるそうなので、身体のプロは気をつけなければならないということ。さもありなんと思います。ある意味とても乱暴な療法なので。究極の脊柱調整のためには長期のエスも厭わない覚悟ができた方向けです・・(そもそも3年もそれで耐え続け、それでも良くなっていると信じ続ける気力があれば、なんでも治るはず)

まずは自分で人体実験。実験結果報告お楽しみに。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(東京):

前期12月29日(金)18:00〜21:00
  12月30日(土) 9:30〜12:30
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後期12月31日(日)9:30〜16:00
        
      

直傳靈氣交流会(フランクフルト)




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Takami Kamata

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