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2015. 01. 27  
毎日の気づきを全部ブログに書けたらすごいなと思うめまぐるしい昨今ですが、時間の制約があるのでできるだけ。

今日アメリカ在住で同じく言葉の壁や自分の立ち位置について日々模索を続ける方から、すばらしいヒントを頂きました。彼女が教えてくれたのが養老孟司の「運のつき」と「考えるヒト」。

私は単行本では「バカの壁」しか読んでいないのですが、この人の本はいずれゆっくりまとめて読もうと思ったまま通り過ぎていました。それが、「運のつき」は私がなんだか一人で格闘しているつもりになっていたことに対する気づきをたくさんくれている本らしいということを教えてもらいました。以下彼女のノートを借ります。

曰く
日本人は読み書きが中心という世界でも例外的な日本語を使っているため、言語教育に関するノウハウは読み書きのノウハウ。おしゃべりのノウハウにはならない。しゃべるのと書くのとは違う。


柳美里が、緊急時に電話がどうしてもできずFAXを半狂乱になって送り続ける描写をしていて印象的だったのを思い出しました。スマホが発達して、目の前にいる人とさえ文字で会話する現代人。なぜ言葉を発するより別の媒体を間に置きたいのか。ここをさぐると現代人の心理構造がわかって面白い。読み書きと話し言葉では脳の情報処理の部位が違うといわれると、現代人は脳のある部分を退化させている、あるいは退化させられていると捉えることもできる。

日本語は読み書きが中心だった、というのは現代人が坪内逍遥→二葉亭四迷の言文一致運動以降の流れの中にいるから、昔の思考にまだ囚われてると言ってるのでしょうか??よくわからない。

・英語と日本語の壁
日本語で書くのと英語で書くのとでは、基本的に違う。
千年以上、抽象思考は仏教漬けできたのだから、日本語を使ってものを考えたら「仏教寄り」になるのは当然。


日本語で書くのと英語で書くのとでは違うと私も思います。日本人の書く英語で、日本語で思考してそれを英語に訳したんだなという文章はまったく意味が通らない。英語で書くときには本当に完全に英語モードに切り替える必要がある。そして、英語モードに切り替えると実は英語で書くのはそんなに難しくない。

日本語を使ってものを考えたら「仏教寄り」になるってすごく面白い。
仏教が輸入される以前の日本語にむしろすごく興味があるのですが、古代の日本語はどんな音で、どんな「思考」があったのだろう。もしかして古代日本語は神との会話に使われていて、邪魔な思考がなかったのかもしれない。


・「変わらない私」と「変わる私」
キリスト教の世界では霊魂は不滅、だから「変わらない私」が存在できる。日本人は「諸行無常」と「無我」。私は毎日変わるんだからそんなの定義するのはめんどくさい。「無我」=「変わる私」。国際世論では「日本人は生きていない」そうだけれど、「個人が生きる」ことに対し、「世間で生きる」日本人。


霊魂の不滅=「変わらない私」ではないと思います。そもそも霊魂を「私」ととらえる前提がおかしい。「私」というものを持ち込み、それにしがみつきだしてから世界は変になっている。

個人vs世間ですが、これは日本人vs諸外国人の問題というより、そもそも私たちは世間で生きることを学ぶ為に人間やっていると思っています。ひとと繋がることによって、もともとは私たちは一つだったと再発見するために。

彼女のレヴューだけではたぶん著者の言いたい芯には届いていないだろうから、ぜひ本文を読んでみたいと思いました。
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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
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受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Takami Kamata

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