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2015. 05. 29  
大塚さんがブログで何回かに渡って取り上げてくださっている「吉福伸逸の言葉」は、あまりにも私の関心と気づきを真っ向から取り上げていて、私がおそらく人生かけて学んで行くはずだったことを明快に教えてくれていて、本当に驚きました。最近いちばんびっくりした出会いです。本書がまだ手元に手に入らないのですが、ひとまず大塚さんのまとめを参考にして、ここでもご紹介させていただきます。

【RolfingコラムVol.96】セラピスト(1)〜心の4レベルでは、セラピストとしてどのようにして人を見たらいいのか、について。

「吉福伸逸の言葉」によると、人を見る際に「こころの4つのレベル」を参照しながらセラピストの仕事をすると、考えが整理されるという。

それは、

1Power of Becoming(関係性の力)
2Power of Being(存在の力)
3Power of Emotion(情緒・情動の力)
4Power of Brain(あたまの力)

上位であればあるほど重要度が増す。例えば、4番目の「あたまの力」は、3番目の「情緒・情動の力」が影響を与え、3番目の「情緒・情動の力」は、2番目の「存在の力」の影響がある。1番目の「関係性の力」は、2〜4番目の全体に影響を及ぼすという。



それぞれについては、直接大塚さんのブログに明快に解説されていますのでそれをご覧ください。

このヒエラルキーは私の実感に沿っています。

4 あたまの力について。

人は論理的に説明しているようで、相手がいかに悪いかを非難したいといった感情(気持ち)が先にあるケースが多く、自己正当化している可能性が大きい

ぐうの音も出ない。自我による思考の目指す先はいつもこれです。どれだけ失敗しているか。

3 情緒・情動の力

感情自体はニュートラルなのに、自我(思考)を通すと、とたんに別の色がついてしまう。自我によるストーリーの世界です。苦しみを苦しみ、怒りを怒る世界。

2 存在の力

これはセラピストのマントラとなっている、ニュートラルのことを言っていると感じます。自我は一度痛い経験をすると、もう痛い目には会うまい、とその道を排除しようとする。自我は一度うまくいくと、それが正解と記憶してしまい、それ以外の道を排除しようとする。毎回毎回それらのノイズを振り払って真っ白のニュートラルに立ち戻るのは果てしなく難しい。ホメオパシーでもう何年やっても未だに上手くいかないこのニュートラル、この完全に先入観から離れた状態、というのは、本当に本当に、果てしなく難しい。

吉福氏がこの状態に到達するためにいちばん効果がある方法として紹介しているのが「アイデンティティの破綻」(大塚さんのことばでいうとアイデンティティの明け渡し)。


具体的に書くと、何もしないままキッパリと仕事を辞めるというのが、その力を養う一つの方法。明日からどう暮らしていけばいいのか、わからないけど仕事を辞める。そして次に移るまで時間をかけること。それによって存在の力がつくという。肩書きや自分を守ること、他者に弱みや悪口を言われることに対して動じなくなるからというのもある。が、状況に追い込まれてこれを行うのではなく、自覚的にこれを進んで行うことがミソで、捉え方が変わるんだそうだ。


実は今年、自らこの道を選んだ人が周りにたくさんいるのです。彼らから、ものすごく学んできたのです。そして私自身は、思い切ったことをしていたようで全然していない、このレベルでは全然ない、と痛感してきたのです。数々の決断を迫られているまさにいま、試されていると感じています。

1 関係性の力

会う方会う方が、言葉を変え、教えてくれること。今年に入ってからはとくに、この言葉が直接、会う方会う方から飛び出します。言われてみると再び、私はどうやって人と会い、どうやって人と別れるか、ということを、人生かけて探ってきた気がします。過去に書いている記事も、結局そればっかり。

そして大塚さんが次のコラムで取り上げる【RolfingコラムVol.97】セラピスト(2)〜コンテキストでは、セラピストが現場で経験する3つの要素が紹介されています。

吉福氏によると、それは
コンテキスト
プロセス
コンテンツ

そして最も重要なのがコンテキストだそう。

へ、コンテキスト?文脈?となるでしょうが、どうも読んでいると私がスペース(場)と表現しているもののことを言っている気がします。

セラピストはクライアントに対して本質的に何もできないのだ
セラピストがクライアントを誘導する際には害にならないとはいえ、プラスになることはない

セラピストがお金をいただきながら、クライアントと対峙しているわけだから、治癒したり、導くことを考えている人にとって意外に感じるかもしれない。しかしながら、治癒したり、導くことを考えれば考えるほど、自分のエゴという面が強く出て、相手を見えなくなってしまうということが起こってくる。

「人が生きていく上で遭遇すると思われるあらゆる形の艱難辛苦、あるいは苦しみのようなものを、できる限り自分自身でも経験して、それによって人間観に大きな歪みが生じず、妥当性のある人間観を持っていられるような人生を生きていれば、セラピストやカウンセラーとしては最高だ」


これ以上ないというくらいに、明快に言っていただきました。

いま様々な方々との出会いで繰り返し、これでもかこれでもかと向き合わされる課題に対して、これだけはっきり道標をいただいた偶然にただ驚いています。ただ、知ったからといってできるようになるとは全然思っていません。これからの道標としてせいぜい頑張りなさい、と言われたんだな、と思っています。
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Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

・・・・・・・・

内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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講師にお招きします。

参加費用:
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受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Takami Kamata

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