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2015. 07. 27  
怒涛の日本滞在が終わり、昨晩ドイツに帰ってきました。最終日は荷物整理も買い物もまだ全然していない状態で夜11時まで直傳靈氣交流会参加者の皆さんと恒例ディナー、それで帰るつもりが「20分ほどお茶」のそそのかしにのり近所の友達の家に上がりこんだのが運の尽きでその後朝方4時すぎまでさらに話し込み(体力の限界に近づくと絶妙のタイミングで新たなお茶が出てくる)、3時間睡眠のあとフライトになんとか飛び乗り帰国、これから8月1週までにやらなければならない数々のことに目がまわりとにかく体を休めようと寝てみたら、連日の短時間睡眠に体がなれてしまっていて、長く眠れない。今朝も朝2時に起きてしまい2度寝ができず、物音を立てられる時間でもなく、諦めてこれを書いています。

今回の日本滞在でお会いした方々は、私も含めみなさん見事に転機に立った方々でした。1年ぶりに会った方々の多くは、1年前に行こうと決めた方向へ確実に突き進んでいて、久しぶりだから余計変化を目の当たりにしました。羅針盤だけ持って大海原に乗り出した私たち。1年経つとあのときの1度の角度変更がこれだけのことにつながったのか・・・という驚き。

大塚英文さんのことについて書きます。まず彼のことを語らないことには他のことがまるで書けないから。

大塚さんとは昨年彼がロルフィングフェイズ2の終了後、休みを利用してフランクフルトにいらしたついでに1時間ほどお会いしただけだったのですが、実は私は彼のその深く澄み切った目を見た瞬間、あ、もう何もいらない、と感じました。この人を知るにはもう後は何もいらないと。何の前置きもいらないとわかって、今後同僚として長い付き合いになるという当然の感覚があって、いままで他の人には話したことのない話をペラペラ話しました。ちなみにそのときの会話の内容は大塚さんは覚えてらっしゃらなかったそうで、むしろ世界一周旅行後にどうするか何も決めていない自分に私が何故当然ロルファーになるという前提で話をするのか不思議に思われたそうです。

はっきり言って大塚さんは非常に写真写りが悪い。今回はお会いした開口一番、写真変えた方がいい!と言わせていただきましたが、公開してあるどの写真も本人が現れていない。たぶん相当用心深くてシャイだからだと思うのですが、直にお会いしないと彼のことはわかりません。魂の状態というのか霊性というのか、こういうものを写真で写すのは難しいのかもしれない。公開されている写真およびブログだけで受ける「まじめで頭のいい人」という印象は、彼のほんの一面です。一見無謀な組み合わせに見える肩書きの数々(薬学博士、研究者、製薬会社のマーケター、タロット、ロルフィング・・)ですが、彼の場合全方位に本当に適正があります。どこを切り取っても、その方面でやっていける。

日本では文系理系を分けますが、彼は本当に分けられない。超絶理系でもあり超絶文系でもあり、そうなると人間あらを探したくなるもので頭だけが異常発達した人と結論付けたくなるのですが、残念ながら身体能力・身体感覚も驚くレベル。アシュタンガマイソールをやっているとは伺っていたのですが、本当にシリアスアシュタンギーだし、ボディアウェアネスという、ロルファーとしては最も大事にされる資質が抜きん出ている。私はすでに教えられている。。。

語学力。小中学校の7年間ロスに住んでいたというだけでこれだけ英語がうまい日本人男性は初めてです。その後ベースは日本だから通常言語は日本語のはずで、何故落ちないのかわからないのですが、彼は完璧なバイリンガルです。むしろ英語のほうが話しやすそう。これ環境によるものでないのは私がそれ以上の年月を海外で過ごし常にドイツ語と英語を使わなければいけない状況に置かれながらも頑として上達しない実感でわかります。

直観力。相手にコネクトしたときの読み取り能力の正確さと適切なアウトプット。私が本当に心底驚いたのがこの部分。私が今後人生かけて追求していこうとしていた分野で、考えをシェアできるし教わることのできる人。

人間なにかが突出しているとある方位はおろそかになると私は信じてきたのですが、そうじゃない人というのがいるのですね。実際体質もpitta-vata-kapha全部持っているそうです。強いて言えばpitta-kaphaといいたくもなりますが、やっぱりvataもありそうで、こんなにいろいろ持っているとそりゃ一つのことしていられないでしょう、と、彼のロルファーへの転身を全面的に応援することにしました。別に私なんぞが応援しなくても、開業してわずか3週間でもう渋谷駅前にオープンした施術室は予約でいっぱいだそうですが。

こういった全方面に発達した大塚さんの特徴を一言で言えば水のような無形さ。本人ご自分のことをカメレオンとおっしゃっていましたが、場面場面で自分のカラーを見事に使い分けるし、ご本人も常に強く意識していらっしゃるニュートラルというのがそれにあたる。ニュートラルに戻れば全方向への舵取りを見失わない。私の場合ニュートラルというのは対一人に対して使っていました。それが証拠に、武道で全方向へ同時に意識を向けることが全くできない。ニュートラルでいるというのは対面だけでなくて全方向に対するニュートラルなのだということを彼から学びました。

彼の文章や写真から、彼が直観力に突出した人だとは感じにくいところが彼のカモフラージュであり計算でもあるはずですが、このあたりに私が彼はIda Rolfと似た人だと感じた所以があります。IdaはロルフィングにStructural Integrationという極めて差し障りのない命名をし(ロルフィングはのちに人がそう呼ぶようになったからで、彼女自身はそれに不満だった)、彼女の生化学者(PhD)としての肩書きで解剖生理学を中心とした教えにこだわり、彼女の別の側面での学び(エサレン、ヨガ、ホメオパシー)はあえて伏せていましたが、ロルフィングといい、靈氣といい、人の本質に迫ることを長く続けたいのなら、そして人に抵抗なく受け入れてもらうのなら、自分のやっていることが何かの宗教色を感じさせないようにする配慮は本当に大事なんだなと思いました。それがニュートラルでいること。自分がスピリチュアルであることは自分から語る類のものではないのだということを、こういう人たちを見てつくづく思います。



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Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
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Takami Kamata

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