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2016. 01. 09  
今回の日本滞在中、面白い本をいただきました。あまりにも軽薄なタイトル、しかも著者が世界最強のビジネススクールウォートンスクールの教授、となると、「情けは人のためならず」ということでしょ、日本人なら当たり前、こういうのを今更鬼の首を取ったように「発見」するアメリカ人はこれだから、と鼻で笑ってスルーしたいが何か無視できない吸引力があって、一気読みしてしまいました。とてもクリアでわかりやすく、即使える実用性があり、しかも人間の真髄に触れていて、表向きの軽薄さと全然違う面白さでした。

著者のアダム・グラントによると人間は3つに分けられます。

ギバー(人に惜しみなく与える人)
テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)
マッチャー(損得のバランスを考える人)

それぞれの成功に対する捉え方は:

テイカー:成功は人を出し抜いて優れた成果を達成すること
マッチャー:成功は個人の業績と他人の業績を構成に釣り合わせること
ギバー:成功は他人にプラスの影響をもたらす個人的なもの

アメリカ人サクセスモデルから言ったら、成功するのはテイカー、負け犬はギバーだろうと推察します。実際負け犬は搾取されつづけるギバー。でもなんと最も成功するのもギバーだった、という事実がある。この理論を実例を交えて展開します。

もちろん人はどれか一つに固定されるわけでなく、シーンによって自動的に変わるし意識して変えられる。まあアメリカ人は総じてテイカー、日本人は総じて自己犠牲的ギバーだから、お国柄によって読者がどの章に飛びつくか差があるだろうなと想像するのも面白い。

夫がアメリカのビジネススクールに留学していた時代、ウォートンスクールは不動の一位を走り続け、2位だった夫の学校に大きく水をあけていました。トップエリートでない夫の学校のクラスメートたちはみんなやさしくて協力的で和気藹々だったのでこの内容は自然に入りますが、あそこは違う。だからこの意外性で手に取った人も多かったかもしれない。

このタイミングでこれいただくか、と苦笑してしまった私が真っ先に読んでしまったのがパート7の「気遣いが報われる人、人に利用されるだけの人:いい人だけでは絶対に成功できない」

ノーといえない日本人ゆえ搾取され続け、エンパス体質が拍車をかけ、燃え尽き寸前でした。本書の言葉にもうどれだけ蘇生させられたか。

以下ノートです。


自己犠牲型ギバー:
=燃え尽き症候群予備軍
「支援を受けることに居心地の悪さを感じる。(中略)彼らは助ける側の役割に徹しているので、他人に負担や迷惑をかけたがらない。自己犠牲タイプのギバーは他者思考のギバーより助けを受けることがはるかに少ないのを発見しており、そしてそれは、精神的にも肉体的にもダメージをおよぼすことがわかっている。(中略)社会的支援の欠如が燃え尽きにつながる。周囲からサポートを受けることこそ、燃え尽き防止の強力な特効薬」P277

克服方法:

自己犠牲から楽しみへと変える。

ボランティア活動の100時間ルールを決めておく。
このラインを限度に設定しておけば、大きなパワーが得られ、疲労感がもっとも少ない。

人助けはまとめてやる。
他人のことだけでなく自分自身のこともおもいやりながら、他者思考的に与えれば、心身の健康を犠牲にすることはなくなる。=相手に求められるままその都度バラバラ与えると、気が散る上疲労感も大きく、注意力と気力が失われる。

気づかいが報われる人、人に利用されるだけの人
男女を問わず多くのギバーを悩ませている3つの罠:
信用しすぎること
相手に共感しすぎること
臆病になりすぎること

共感によって踏みつけにされる。
→気持ちを想像するのではなく、考えていることを推察する
=相手の心ではなく頭の中に注目する
=人の視点でものを見る

誰かの代弁者になり関係説明をする。
チームに対しての責任を表現して、ノーという。

ギバーが人間の第一の転生であったとしても、成功できるか否かは、マッチャーを自分の第2の転生にできるかどうかにかかっている。

人との絆とは他者志向性
「共感の時代へ」フランス・ドゥ・ヴァール(紀伊國屋書店)
「利己的か利他的かで分けることは、根本の問題から注意をそらすためのものかもしれない。なぜ自己を他者から、あるいは自己から他者を引き離そうとするのだろう。この2つを一体化することが、人間の共同性に隠された秘密であるというのに。」


共感=ワンネスを、不都合とはとらえない生き方をしたいと思ってきました。相手の感情に入り込むんじゃなくて思考につながるんだ、というのはまさに天啓。まだまだ道の途中・・。

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プロフィール

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Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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