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2016. 01. 09  
去年から今年にかけて、ホメオパシーについて質問をうける機会が多かったです。今年は否が応でも待ったなしで真剣勝負せざるをえない状況ゆえ、私にとってのホメオパシーというのを改めて書いておきます。

ホメオパシーは同種療法と言われる波動治療です。日本ではとりわけ批判が多く、イギリスでも現在保険治療からはずす流れになっています。批判する側の常套句は、科学的根拠がない、というもの。これは面白いのですが、水や量子物理の研究に携わる人は実験の過程でホメオパシーの科学的根拠を証明する方向に行くのですが、きまってあと一歩というところでその研究は中止となっています。

日本ではかつて朝日新聞が一面で、助産師がK2シロップを与える義務を怠り代わりにホメオパシーという砂糖玉をあたえて新生児を死亡させた、という記事を記載していましたが、死亡した新生児の遺伝的素質と母親の希望についての記載をしませんでした。助産師を訴えたはずの母はまもなくその後の取材に一切応じず本国に帰ったことも伏せられています。この記者はホメオパシーはインチキだという立場を貫いていて、ホメオパシーを試したこともなければそれが有用だったという側面の取材も一切していません。

なぜプラシボであり、インチキであるホメオパシーをこれほどまでに叩かなければならないのか。

薬学博士であり製薬会社のマーケターとして長年活躍してこられた大塚さんがつい先日私と同じ学校に入学しました。彼のブログにはとても重要なことが書かれています。彼はホメオパシーを学ぼうと決意した理由を「批判が多いにもかかわらず、世界でこれほどまで使われている理由について知りたいのと(欧州で3,000万人、イギリスで7人に1人、ドイツ27%、フランス40%)、医療コストを抑制することができることについても何かわかるかもしれないからだ」としていますが、私はこれについて即答してしまいます。

効くから。
効くという事実があるのです。娘はまもなく16歳ですが、生まれてから一度も医者にかかったことがありません。本人曰く「呆れるほど効く」ホメオパシーで、精神的な問題、風邪の諸症状、嘔吐に乗り物酔い、魚の目に至るまで、母の「黒魔術」一粒でありえないくらい色々なことが治ってしまい、学校も休ませてもらえず医者にも行かせてもらえない。

ドイツではノーマルドクターがホメオパシーを併用して処方したり、MDをとってからホメオパスになったり、医学生が専門課程で自然療法をえらぶということも少なくありません。イギリスは市民からホメオパシーを遠ざけようとする一方で、王室では代々ホメオパシーによる治療が行われています。

ホメオパシーはフリーエネルギーです。コストは限りなく低く、実はきちんと学べばだれでも作ることができてしまう。これは石油由来の有機合成で作られる薬を主流に置きたい側にとって非常に都合が悪い。

「石油で財をなしたロックフェラー財閥及び財団が主導で、石油由来の有機合成で作られる薬を推し進めるため、対処療法以外の選択肢(特にホメオパシー)を排除していく歴史」について大塚さんはこれからも各方面で発信していくはずですが、これはかなり面白い展開になると思います。

Ida Rolfはスイス滞在中、スウェデンボルグと交流したりホメオパシーのマテリアメディカ(個々のレメディの辞典)をむさぼり読んだということはあまり知られていませんが、これは私がIdaに親近感をもつおおきな要素の一つ。

ホメオパシーの世界は完全無欠で美しい。全てが矛盾なくきちんと収まる。

以前も書きましたが、ホメオパシーは精神疾患へのもっとも安全な治療に結びつく可能性がある。患者の消し去りたい過去を根掘り葉掘り引き出してリトラウマタイズさせる必要がなく、こういうことについて語ることに抵抗のある日本人に向いている。なんだかまったく狐につつまれたような話をしているうちに変な砂糖玉を処方され、それで苦しみが和らいでしまい、以後再発もしない、というような信じられない話が、ホメオパシーが定着しているここではゴロゴロあります。

ホメオパシーとの出会いは15年前。なんだか測り知れない深遠さと可能性と真実の匂いを感じ取りつつそこそこの付き合いにとどまり、あらためて真剣に学ぼうとイギリスのSchool of Homeopathyの通信教育に申し込んだのが7年前。実はロルフィングよりも長い付き合いです。蓋を開けたらこの学校は世界屈指の難関で、今現在第一線で活躍するホメオパスはだいたいここの関係者か卒業生ということがわかりました。私はせはたたかよさんで有名なサンカランメソッドを極めたい、と、もはや関係者以外だれも価値を知らないアドバンスプラクティショナーのコースにいて、ワークロードの重さに後悔雨嵐のなかを溺死寸前でいます。途中でよそ見をして始めたロルフィングがあまりにも楽しく、またそれによってあまりにも忙しくなってしまい、去年は1年で一単元を進めるにとどまりました。

もうやめたほうがいい、と心ある人から何回も言われてきました。理由はわかります。そもそも適正に問題がある。学んでいるうちにしみじみ実感してきているのが以下の資質。

ホメオパスに求められる資質とは:

1)言語センス。英語力。(200年前の英語に対する感性と、現在目の前の人の言語をホメオパシー用語に翻訳する能力)
2)洞察力
3)冷静さ
4)整理整頓能力
5)俯瞰視力(大局で物事を捉える力)

逆に必要ないもの、妨げとなる資質:

−1)直観力
−2)共感力
−3)人情

これでいうと私はマイナス要素しかない。直感力というのは偏見につながる、もっとも邪魔な要素です。西洋人よりは物事を大局で捉える日本人ゆえ上げ底されていて、お人よしの日本人の典型というのはドイツ人には受けがよく、変なエネルギーを使うがこれも東洋の神秘みたいに大目に見てもらって、ロルフィングでは今の所こういうことはプラスに働いているようですが、共感力、人情などというのはホメオパシーでは逆に不利に働く。コンサルティングでクライアントの話に感情移入などしては失格。

じゃあなんでやるのか。

自分のためです。それでもやりたいのです。こういういかにも不適正という人間が焦がれ焦がれて必死にやった先に見えるものもあるかもしれないから。安定したセラピストになるため2から5は必要不可欠ですが、この勉強を通してすでに私は、この知識体系なくしては陥っていたはずの罠を幾度となく回避したし、人と接するにあたって拠り所になる基礎をもらっている。以前からあなたがやってることは本当にロルフィングかと聞かれることが多かったのですが、私はたぶん何にも収まりきらないものを持っていて、これを表現するためにロルフィングとホメオパシーと、それを結ぶSomatic Experiencingを使い分けられるようになりたいのかもしれない。







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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

・・・・・・・・

・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
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       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
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ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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