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2012. 05. 30  
今日は本当に面白いものをいろいろ見たし体験しました。最近の投稿を読み返したら自分では明確極まりないつもりでいながら完全にイってしまっている文章の羅列でやはり私はいま変なのだと実感しています。

そもそも今回のトレーニングはロルファー且つサイコロジストのPeter LevineのSomatic Experiencing®が基礎になっています。Peter Levineと長く付き合ってきたLaelが、このトラウマヒーリング療法をロルフィングと結びつけ、ロルファー向けにアレンジしているもの。ロルフィングはストラクチュアルワークがベースではあるけれど、次第にSEよりになったりクラニオセイクラルワークよりになったりします。私は明らかにこちらのタイプで、第一世代の超痛いクラシカルロルフィングとはかなり違ったアプローチです。
日本ソマティックエクスピリエンス協会
これについて説明をすると長くなるので詳細は協会に譲ってしまいますが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やパニックアタックに悩んでいる方への強力なツールです。残念ながら日本ではこれを患っていることを公言することは非常に憚られるので、治療法が分からず強い精神安定剤に頼ったり、外出もままならない状態に置かれている人が多いのが実情です。東日本大震災を経験した方が、20年30年後にこの症状に悩む可能性は非常に高く、このツールを存在を紹介することは不可欠だと私は強く思っています。

今日は昨日の続きでOrienting Responseを誘導する練習。定位反応などと日本語に訳すと意味不明だけれど、要するに「おや、これは何?」という反応。自分の気を引くものに対するこの反応を引き出しながら、自分の身体が本来持つリソース(あるいは強さでも自己治癒力でもいい)を拡大していくというもの。ある予期しないショックが自分のキャパを超えてしまってフリーズ状態になった状態がトラウマなので、自分のキャパを採寸し直してトラウマを超えるものに仕立て直す練習と言ってもいいかもしれません。いつもいつも、本当にいつも思うのは、人間には本来自分で自分を癒す力があるということ。ロルファーはセラピストという言い回しに根源的な抵抗があり、私も自分がだれかを治療するなどとは昔も今も思っていません。治療者は常に本人です。身体は本来自分で自分を癒す力がある。ただ余りにもそれを封じてしまっていて本人は気づかない。私の追求しているものは自分自身も含め、本人がそこに気づくきっかけなのです。

今日の午前中最初のトレーニングが、2人1組で自分の過去最高に幸せだった瞬間、全方向、一点の陰りもなく幸せだった瞬間を思い起こしてその身体感覚を味わってから、人生で最も怒った出来事を思い出してトラウマのイエローラインまで踏み込み、そのときの身体感覚で自分のパートナーにどうしてほしいかを言うというもの。これが本当に面白かった。目は魂を映すもの。過去世退行すると、今と全然違った人種で別の性別でも、目を見るとそれが自分だと必ずわかるように、目には魂が住んでいる。私のパートナー役のあまりに正直に感情を写した目に感動しました。彼はいつも穏やかなので、これは密かに衝撃だった。やっぱり普段シャッター閉めてるんだ、と。私も一瞬にして涙が溢れ出し、身体が硬直したり揺れだしたり、剥き出しになった私はパートナー曰くものすごくもろくなった。これの前段階で日野武道でもやる正面向かい合わせ、要するに面と向かってじっと見つめ合うということ、これをやってパートナーとしっかりコネクトしたのが私にとってはなにより大きかった。これは単独では絶対できない。家族でも恋人でもないけれど全信頼を置けて100%安全な存在として、傍らでずっと支えてくれる存在、この存在のあるなしは生存に関わる大きな問題になりうる。ところでこのペアリングは、誰とでもできるのだろうか。。。私にとって、今のクラスで彼より安全な人はおそらくいないので、ここは大きな謎のままです。

実はこの2日間で、大昔の変な記憶が生々しく蘇ってきて奇妙に思っていたところでした。本当にその時には何の強い感情も残していなかったどうでもいい記憶が次々と現れてくる。私はどちらかというとおめでたい人間で、他の横綱級トラウマ経験者達に比べれば私の小さなトラウマ体験など全く語るに値しない戯言だと思っていたけれど、身体は私の認識とは全然別の反応をするので驚きでした。実はトラウマはその事件の大きさに比例するのではなく本人の捉え方による。同じ誘拐体験をうけた児童達が数十年後トラウマの後遺症に悩む人とそうでない人に分かれた事実がこれを裏付けます。私たち日本人は、自分自身の感覚を抑圧して信じないようにする訓練をあまりにもしてきているので、トラウマ否認に陥りがち。身体の超硬いマッチョな欧米人よりも華奢な日本人の方が凄まじく力が抜けない状態を保持しているのをいつも面白く思ってきたけれど、このメンタリティは大きく関わっていると思います。

続く午後の初めてのテーブルワークで、クライアントになった私は自分の体の不自由さにまず衝撃をうけた。左は私たちがキャラクターノットと呼ぶ慢性的コリが負の電流を撒き散らしていて、もう全くあちこちがショート状態。そして自由だったはずの右側を終えたらものすごい攻撃的な怒りの感情がこみ上げてこれにもショック。でも全部終えると予想を全然していなかった平和な結果になっていてこれにもびっくり。マジックはなにもつかっていないのだけれど、そして普段はロルフィングはマジックではないといろいろ苦労して説明しているのだけど、実感はマジックなんだよなー、とまたしても思うのでした。

明日は中日で休日。ワークショップ中の休日は大抵不評だけど、今回に関しては全身全霊で待ちわびていた人が本当に多いとわかります。私も個人的な宿題をもらったので、それを一日かけて探検するチャンス。夕飯を共にしながら、ワインも手伝って完全に飛んでここには決して書けないような内輪話をしまくった先生達と明日は川辺のデートです。明日のオフもまたものすごく楽しみ。

ところでロルファーは遠くから見ても、面識がなくても、この人ロルファーだとすぐわかる。一言でいうと、存在感。それがいわゆる影響力があるという一般的な意味でなく、「今ここに、自分と共にいる」という意味での存在感。常に身体と対話をしているからこういうたたずまいになっていくのでしょうが、これはとても尊い感覚で、本当は大声でこの大切さを言って回りたい気分です。そしてロルファーが数人集まると会話のマニアックさと熱意がまた異常な雰囲気を醸し出す。世間一般の関心とかけ離れているところに情熱と人生をかけている私たちはたしかに変人なのだけど、これが楽しくてなにものにも変えられない。。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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