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2016. 01. 29  
日本でいま流行っているようなのですが、女性装の東大教授が明かす、この国の「病理の正体」 というリンクをT氏に教えていただきました。現代社会は軍国主義をひきずっているホモマゾ世界、戦後それは立場主義に形を変えただけ、という安冨歩氏の主張はなるほど、と思いました。

軍国主義によって構築された「ホモマゾ社会」。それは、第二次世界大戦以降、日本が温存し続けている「立場主義」システムの一部だ。

「立場っていう単語は、他の言語に翻訳できません。日本独特のもの。それが日本人をがちがちに縛り付けて”自分でないもの”にしている」

立場を失くす、立場を守る、立場上できない……何の疑問も持たずに、私たちが普段使っている言い回しだ。しかし、「立場」とは何か、いざ考えてみると、上手く説明できないことに気づく。立場にいる“私”は“私”ではないのか?立場って、一体、なんだろう?

「『立場主義』システムは明治維新後に『家制度』に変わるシステムとして形成されたと私は考えている。それ以前は家単位で動員されたものが、徴兵制で個人単位になった。

「日本の男社会がこんなにも苦しいのはね、タテマエは自由、でも、腹ん中では未だに戦争やってるようなもんだからだよ。表面上は戦後民主主義を装いつつ、精神面では戦時中の靖国精神から脱していない。徴兵制から生まれた『立場主義』と、『ホモマゾ社会』が日本の男を死に追い込んでいる」


立場って、確かに翻訳できないなと改めて思いました。「お家」とか「お上」とかは死語になったと思っていましたが、なんのことはない、「立場」に形を変えただけだったのかと。

自我を前面に押し出して戦う西洋人に対し、良くも悪くもあなたあっての私である日本人。これはおそらくもうDNAに刷り込まれていて、ぬぐい去ることはできないものなんだなと。これで死に追い込まれる男性、というのは絶望的に明快な論理。

性差で私がよく感じるのは、男性は女性と違って、危険区域に達すると自動的に浮き上がる制御装置(ブレーカー)がうまく働かない。女性は(私だけか?)どんなに落ち込んだり体調崩したりしても、ある程度まで落ちるとお腹すいたとむくっと起き上がって台所で何かいそいそ作り始めたりする。男性はこれ以上いくとヤバイのボーダーが見えないのか、あるいは見えても、そのまま落ち続ける。

それからセーフティーネットの存在。女性はよくもう死にたい、と言いますが、多くの場合それは本当に死にたいとは思っていなくて、かまってほしい、という意味。こうしてもうだめとか死にたいとか、そこまでの域に達していないうちからアピールを始め、これを本気で言っていないとわかっている友達なり家族なりケアギバーに手当をしてもらう。手当といってもお互い明確な解決策がないと知っている場合が多いので、単に悪口や愚痴で延々と時間を費やす。女性はこういうことが許される。男性はこういう「無駄」をもつことが許されていない。弱みを晒し助けを求めるということが「立場」上できない。

安冨歩氏が女性装をしはじめたのは『女の子だから、戦争にいかなくっていいんだもん!』という解放感を得るため、自分でないもの”になろうとすることによるストレスと抑圧から解放されるためだったそうですが、その結果、マツコデラックスと同じように社会のピラミッドからはずれた「無縁」の世界に飛び出したことによって、社会から逆に賞賛された。うまい成功例だと思います。私たちの多くは所属願望がものすごく強くて、無縁の世界に飛び出す勇気はない。

彼の華麗な成功に魅せられて、よくこの苦しみを言い当ててくれた、自分も無縁の世界に飛び出そう!と思ってしまう無邪気な人がいるかもしれない。でもここにはトリックがあります。マツコも安冨氏も、無縁の世界は方便として利用している。2人ともそんなイロモノに頼らなくても本当はやっていけるだけの実力がある。中身があるからイロモノを利用できるのです。中身がないのにフリをしたって、蔑まれるだけです。

このサイトをちらっと読んだだけですが、この安冨氏というのはホメオパシーのレメディでいうAurumを連想します。
エリート意識、責任感、強迫観念、絶え間ないトップへ向かって走り続ける焦燥感、孤独感、あげくの自殺願望(飛び降り)・・

「東大教授なんて、高い高い断崖絶壁の上を走るレールを、ひたすら一人で登り続けているようなもの。レールを太くて頑丈にすればするほど、どんどんそこから外れることができなくなる。“レール”って、何のことか分かる? それは、『男らしくあれ』っていう強迫観念。東大教授の大半は男だからね」

「エリートにありがちだけど、高い目標を掲げて全力で取り組み、それが達成できたら“やれやれ失敗せずに済んだ”とホッとすることの繰り返し。達成の瞬間にホッとしても、喜びは感じられない。かといって、挑戦することをやめると気が狂いそうになるので、やめられない」

耐えられないほどの焦燥感。それは、子供のころから両親の教育によって植え付けられたものだった。

どんなに登り続けてもゴールの見えない断崖絶壁を、一人、延々と登り続ける孤独と不安。


Aurumの人は、あえてこういう無縁の原理を利用すると蘇生できるんだ!というのはおおきな発見。

今年はホメオパシーのユニットを1ヶ月に1ユニット進める予定で勉強に集中しています。来月早々Somatic Experiencingのトレーニングのためにカーニバル初日でごった返すケルンに飛び込みます。引っ張られて仮装させられないために奇抜な格好をして会場に向かうか。トレーニング直後からはいよいよホメオパシーの臨床に入ります。
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Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
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2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
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Contact me at:

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