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2016. 06. 09  
だいたいにおいて、失敗例は都合が悪いので関係者は口をつぐみ、公になることはありません。ホメオパシーの売りは、アロパシー(一般の対処療法)の薬と違って副作用がないから誰でも気軽に手軽に大量に摂れること、ということになっていますが、実はあります。それをホメオパシー的抑圧といえばいいのでしょうか。

ホメオパシー的抑圧と検索してもヒットする記事はないし、英語で検索しても私はネットでは見つけられませんでした。私の所属する学校の学長ミーシャがケンティアン(精神に働きかけるレメディを一つだけ処方して長く待つ手法をうちたてたアメリカ人ケントの処方を継承する人)で、一年生のときにケントやロバート(Thte Principle of Art of Cure by Homeopathyの著者)をさんざん読まされ脅され震え上がったから大量投与に抵抗があるのだ、現代にそぐわない古臭い処方に縛り付けられているのだ、と長年悩み、ここを卒業したら日本人に処方できるようにプラクティカルの学校に入り直そうとずっと考えていたのですが、アドバンスに進み、本当に芯をとらえる練習を続けてきた今、古臭く時代遅れのはずのクラシカルホメオパシーのコンサルティングそのものに、人を開かせるキーが潜んでいることに気づきました。ただただ、ひたすら、話を聴いているだけなのです。こちらのやることはただ場を保持し、五感をフルに活動させて、それが起こるのを待つだけ。

とくにセンセーションメソッドにおいては、変な質問をされてただしゃべらされている人の中には、怒って途中で席を立つ人もいると聞きました。誰に対してもできる手法ではありません。でも、多分いろいろなものが組み合わさってその時その場で起こるダイナミズムにより何かが動くと、そこからすでに治癒は始まります。レメディが処方されるよりも前に、すでに。私の眼の前でそれが何回か起こりました。

その時、そのわずかに始まった胎動を尊重せずに複数のレメディを処方したときのその後は、一般の学校では教えられないし、そんなことをされる人もまずいないし、いてもそれほど影響を受けない方がほとんどなので、ホメオパシー的抑圧というのは幻想、過去の遺物、古臭い人たちのパラノイア、という記憶に塗り替えようとしていた時でした。

実際にその抑圧を経験した方に出会ってしまいました。その人は本当に魅入られたというか、一般には何の問題もない、むしろ非常に評価の高いメソッドによる治療をうけた結果、エネルギー的に壊滅的な絡まり方をして、ホメオパシー的antidoteがすでに効かない状態になっていました。現代にこういう人がいるということに本当に驚きました。

ホメオパシーは100パーセント誰にでも効くものではないし、100パーセント安全なものでもありません。現代医療に幻滅した人を惹きつける魅力がたくさんあって、今後ホメオパシーのポテンシャルは計り知れないものがある、ともう何年も前から確信して勉強を続けてきました。本当はロルフィングよりうんと早く出会っていたしプロになるための勉強もロルフィング以前に始めていた。それなのにこれだけ時間をかけているのは、ホメオパシーはそんなに簡単なものではないと実感しているからです。背負う責任はロルフィングの比ではないし、失敗した時の影響もロルフィングの比ではない。今まで一度も使ったことのない医療保険を使う事態に陥るかもしれない。

もうやめようかなとも思ったのですが、その一方で、これはもうやれと言われているとしか思えない「お働き」というか「お導き」が、やめようと思うたびに起こるのです。これはペイしないし、大変すぎる。その一方で他の何にも代え難い魅力を感じるし、やれと言われている気もする。ホメオパスという看板を出す前に、知っておかなければいけないレアなケースにばかり出会うのはやっぱり偶然ではないとも思います。

今後もこの影響力と私のキャパの問題もあり、ホメオパシーを広く一般に知ってもらいたいとは思いつつ新規クライアントは取りませんというスタンスは続けると思います。じゃあ何でホメオパシーのことについて書いているんだろうと我ながら不思議ですが、きっとご縁をいただいた方に対し、ロルフィングその後、靈氣その後のさらなる飛躍のお手伝いができるようになりたい一心でいまもこれからも精進を続けます、とお伝えしたかったのだと思います。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

・・・・・・・・

<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
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2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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