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2016. 06. 11  
Jan Scholtenホメオパシーとエレメントの著者で、この本は高いのですがSOHの2年生のときからかじりついて読んでいた本の一つです。周期表がこんなに生きた面白い世界だったんだ!というのを教えてくれた本。サンカランとはアプローチが違うものの2人は仲が良くて、ずっとお互いに刺激しあいながらそれぞれのメソッドを深め合ってきました。

実は私がサンカラン以上にこんなに重たい本にかじりついてきたのは、この本に描かれるレメディたちの描かれ方が本当に魅力的だったから。何か他の本には書かれていない実体があって、処方するレメディを確認するときには最後にもう一度この本を開きます。これを開けば必ず確かなものを掴めるので。SOHの記念祭のときにミーシャがショルテンにしたインタビューは私にとって珠玉の内容で、実はやっぱりホメオパスになろうと思ったのはこのインタビューがきっかけだったと言っても過言ではありません。

まず、彼の佇まいだったのです。彼の眼差しと、その静かさと、その笑顔。一声を聞いて、その笑顔を見た瞬間にその目から目が離せなくなって、恋に落ちたというか、もうひきこまれてボーッとしてしまいました。ああこの人はヒーラーだ。人を根治に導く。目指す世界に憧れる人がいるかというのは、私にとってはものすごく大事な要素なのです。恋に落ちて、焦がれて、追いかける。動機はこれで十分。

彼はこの途方もない大業を成し遂げる過程について、最初の5年はただ先生たちから習ったことに没頭していたけれど、5年経ってふと何か自分のやりかたをやり始めたことや、彼がとても大事にしていることについて語っていました。それまで何か自分の適性とか、本当にこの学校でいいのかとか、未だにグズグズ悩んでいた私にとっては脳天を直撃する内容でした。

それはどんなメソッドでもいい、(ケースをとるとき)大事なことは3つだ、と言っていたこと。

ひとつは、共感

2つめは、好奇心
(というより、君がどういう人なのか知りたいんだ、という気持ち)

3つめは、そこにいること

ああ、やっぱりこれでいいんだ、と思いました。色々な治療家を見てきて、その後自分がそれらしきことをするようになってから、どんなセッションでも、それがロルフィングでも、Somatic Experiencingでも、私はいずれここが着地点になる気がしていました。ありふれた3つなのかもしれないけれど、本当に色々躓いて悩んだから実感を持ってこれでいいんだと思えたのは良かった。私はこれならできる、いや今出来ているなどとはとても言えないけれど、これなら常に、本能で、やろうとしている。

ショルテンも言っていましたが、治癒には2種類あります。
ひとつは(一時的でいいから)この痛み(不快)から逃れること
もう一つは本当に問題の根底にまで行って、それを捉えること

クラシカルホメオパシーでは、緊急時やリクエストがなければ主に2つめにアプローチします。コンサルテーションでは普段患者が自分では決して向き合いたくない、怖いから、痛いから、避けて通ってきた部分に向かって降りていきます。村上春樹流にいうと2人で一緒に「井戸を降りて」いきます。そしてその根底に一緒に到達した時は(そのペインボディに出会った瞬間は)、ミーシャは恋に落ちるような感じだと言ってました。ショルテンも、毎回起こることではないけれどやっぱりそれを目指している、と。ショルテンはそれを神聖なこと、と表現していました。

これは別にホメオパシーコンサルテーションでなくてもいいのです。サイコセラピーでも、ヒプノセラピーでも、できるはずです。でもそこに到達するには、安全な空間があって、導く人と導かれる人の間に確かな信頼関係があって、そして導く側の技術や知識はもちろんですが何かそれ以外の何かが働いて、それらが全部上手く重なった時にそれが起こる。ミーシャはその感覚を彼からイメージで引き出そうとしていましたが、ショルテンはなにかバイブレーションだ、バイブレーションとしか言いようがない、と言っていたのが印象的でした。

私は人生で何回かそういう神聖な瞬間に立ち会ったことがあります。ラッキーだったと思います。ただ意図してできることではないので、運任せでした。これを技術として身に付けたいと思い始めてから、悩みに悩んで、最後にはまた同じところに着地したのかと思うと笑えますが、でもこれが原点だと思えて良かった。こういうことをしている人が揃って口にするのが、表現はすこし違うけれどだいたい同じだというのはとても面白いです。これを口だけで言っている人と、本当に体現している人は、恐ろしいくらいはっきり分かれてしまいますが。

井戸の底でそれに出会った時。そこで見るものは、あるいはバイブレーションとして感じるものは、

そこには何もなかった

という事実。これだけ私の人生に影響してきたと思ってきたものは、私でなかった。私をこれだけ苦しめてきたもの、これだけ痛めつけてきたものは存在しなかった、ただのイメージだった、ということ。

ホメオパシーはこれを「直接」知る体験です。

それがコンサルテーションの中で起こるか、レメディを摂取した後に起こるかは、わかりません。ただ、ホメオパシーがめざしているのはそこだということ。

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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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rolfertakami@gmail.com


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2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(東京):

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  12月30日(土) 9:30〜12:30
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直傳靈氣交流会(フランクフルト)




直傳靈氣交流会(東京)


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Takami Kamata

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