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2016. 06. 17  
SOHの学長ミーシャノーランドは世界的に知られる著名なホメオパスですが、現在世界の一線で活躍するホメオパスを多数育て上げた功績でも知られ、いまも世界中のホメオパスから慕われ尊敬されています。

彼は世界大戦の最中である1943年に、アーティストの両親の元で生まれました。(いまでもお父さんの描いた絵がミーシャの家に飾ってあります。)お父さんはボヘミアのユダヤ人で、お母さんはドイツ人で、大戦前にイギリスに逃れた二人の間に生まれたのですが、ユダヤ人レフュジーでしかもドイツ人の母を持つミーシャの少年時代は、世間の冷たい眼差しに晒されたものでした。少年時代からアーティストぶりを発揮し、その後プラトー、ピタゴラス、フロイト、ライヒ、ユングなどに親しみ、詩を書き、ヨガや瞑想を行い、ドラマの脚本を書き、病院のラボでリサーチアシスタントをし、映画作りに携わり、その過程で家庭を設けましたが、生活のために自分のアートを切り売りするような人生に嫌気がさして、人生の方向転換を探している時にホメオパシーに出会いました。

彼が師事したのはJohn Damonteで、ミーシャは彼によってかねてからあった心理学に対する興味を呼び起こされ、錬金術師やギリシャ哲学者の叡智を現代医療につなげることを学びました。Damonteの教えは占星術、神智学、ユング、4大元素、チャクラと現代の内分泌系の関係に及び、ミーシャが魂、精神、感情、肉体の統合をしていく過程で大きな支えとなりました。

ミーシャは1975年に北ロンドンのヒッピー地区で駆け出しのホメオパスとして治療に乗り出したあとは数々の奇跡的な治癒や慢性病の治癒をもたらし、一躍有名になりました。その時の多くの臨床の経験が彼のホメオパシーに対する屋台骨となったそうです。1978年にはThe Society of Homeopathを設立し、1979年にはThe College of Homeopathyの教壇に立ち、1980年に今の奥さんと再婚し、1981年にThe School of Homeopathyを設立し、1984年に現在の自宅兼サマースクールの会場となるYondercott Houseを設立しました。ここに移り住んだ時に空にかかった虹のことを、今でも鮮明に覚えているそうです。2008年には校舎をより大きなHawkwood Collegeに移しました。

ミーシャはイギリスの大学入学制度であるGCEのAレベルで6科目合格したという秀才ですが、経歴はご覧の通りかなり自由というか、アーティストの血が全面に出ている感じで、理路整然としたものの言い方はしません。いつもトリッキーで煙に巻かれてしまう。彼の言っていることは入学してしばらくは右から左に抜けていき頭に定着してくれず、コンサルもあまりにも高度で見ていても何が起こっているのかさっぱりわからず、ものすごいワークロードをこなしながらも実践的なスキルがとても身についたとは思えない数年、私は一体全体こんなに苦労をして何をやっているんだろう、とんでもない回り道をしている、この人についたのは大変な失敗だったのではないかと後悔し続けていました。ただ、彼の著書、彼の世界観、彼の繰り広げるコンサルは他の誰にも真似できない魅力があり、それに辞めようと決めるたびにみごとなタイミングで「お働き」があり、そうこうしているうちに7年もここに居座りアドバンスまで来てしまいました。

コースでも何かこう、常に右脳を使うよう促されるというか、錆び付いた能力を引き出されている感じです。なんでこんなに時間のかかることをさせるんだ!と発狂したくなることも何度もありました。日本の教育に慣れてきた私は、教師は生徒に答えを与えるもの、正解をくれ〜!とつい思ってしまうのですが、決して正解をパッケージにして渡してもらうことはありません。これはもう何年もフラストレーションの塊でしたが、ふとこの最悪の期間が何より大事だったのかもしれないと今は思います。

私は何かを選ぶときに念入りな下調べをすることはなく、ロルフィングもホメオパシーも例の根拠により衝動的に始めてしまったのですが、後になって今更のようにIda Rolfやミーシャの経歴を読んで、何故ご縁をいただいたかがわかって唖然とします。どうりでこんなに魅力を感じたわけだ。私の知りたかった世界に同じく惹かれ、追求してきた人たち。ロルフィングを通じて私は開かせてもらったし、ミーシャがジョンに開かされたように、私もミーシャによって開かされました。人が変わるときというのは、こういう経緯をたどるのか、というのを彼らを通して経験させていただきました。

ミーシャは人の治癒を助けるにはどうすればいいのかを深いところで熟知していて、でもそれをはいこれだよ、とは決して教えてくれず、このフラストレーションは何かに似ていると思ったらロルファーで私の先生であるジョヴァンニによく似ているのだと気付きました。いい教師というのは本当に答えをくれない・・。自分でしかたなく見つけに行くまでただ待っている。

ミーシャのコピーになることはできない、と早い段階で打ちのめされるのが功を奏すのか、卒業生は本当に個性的なホメオパスになります。ミーシャのレパートライゼーション(分析)は確かにケンティアンのものですが、そして私もそれを真似してきましたが、ミーシャ自身も必ずしもそれだけを使うわけではなく、時にはセンセーション、時には・・と色々ツールを使い分けて見せるので、私たちも自然に使い分けるようになっていきます。卒業生がミーシャと同じケンティアンになることはありません。

教壇にたつのは学校卒業生が多いですが、それぞれの個性が際立っていて本当に面白い。とくに卒業後すぐにDynamisという学校を立ち上げ今も世界の一線で活躍するJeremy Sheerの講義は群を抜いて面白くて、彼は本当に天才だと思います。こうやって世界の巨人たちを早い段階で学び、縦横無尽に取り入れるやり方に慣れてきたのは、今になってよかったと思っています。

こういう風にホメオパシーと付き合ってきて、なんだか結局ロルフィングと似た学びをしてきたんだなと改めて感じています。ジョヴァンニも確かロルファーはアーティストだよと言っていた気がするのですが、ミーシャからも改めて、アーティストでいるんだよ、と言われているように思います。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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Takami Kamata

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