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2016. 10. 01  
昨晩ケルンでのトレーニングからぼーっと帰ってきたら、母の疲れなどには全く関心のない娘からジャッキーチェーンの歌(意外とうまい)をBGMに洗礼(一週間分の弾丸トーク)をうけ、豚の角煮とグーラッシュズッペ、マカロニチーズ、フォンダンショコラ(聞くだけで胃痛)の所望をいただいて現実に引き戻されました。あるクライアントさんから、「家族は自分を悟りから最も遠いところに連れていく存在。ほらブッダ、彼が一番最初にやったことは家族を捨てたことだったろう?」と言われたことを思い出しました。私はそれを選ばないだろうな、とぼんやり思ったことも。重い体でたまった家事をこなし、連休前で賑わう商店街に雨合羽で出かけて大量に食材を買い込み、部屋中に豚の角煮のいい匂いを漂わせながら、これを書いてます。

今回は疲れました。いままでも無謀な挑戦を幾度となく試みてズタボロになったことは何度もありましたが、今とは違ってまだそれを非日常=イベントと切り離せる余裕がありました。打ちのめされて立ち直れないトラウマは日野先生体験、今回に至っては、前回のモジュール1体験自体が完全にトラウマ化していたうえ、テーマが人生と仕事に直結する急所だと自覚していただけに、普通でない精神状態で迎えたモジュール2-3。

準備にあたり、これほど追い詰められるのはどうかしている、起こった出来事そのものは問題じゃない、私自身がどう受け止めるかに問題がある、さまざまな感情をover-couplingして馴染みのドツボにはまってもがきながら、何度も自分にセッションを試み・・絡まった一つ一つを切り離して客観的に眺め、記憶を塗り替える作業をしても、知識ではわかっているのに体に染みついたショック状態が細胞から消えてくれなくて無力感満載でした。この状態で会場に着いたときから神経は超アクティベート。

滞在中4回個人セッションを受け、参加者たちと関係し、少しづつ蘇生させてもらい、なんのことはない、一連の体験が得難い豊かな経験になったとわかったのは、最後にドイツ語だからと放っておいた「生徒心得」を読んだ時でした。これは絶対にやってはいけない、とそこに書いてあることを私前回のモジュールである人から意図的に経験させられていたのだった。これは辛くて当然だった。知識を悪用したのだとしたら相当病んでいる、無意識だったのなら救いようがない。少なくとも私自身が身をもって自覚できたことは本当によかった・・。

振り返って、晴れ晴れした気持ちでいます。雨上がりの澄んだ夕焼けの空がきれい。人の心はこんなに傷つきやすい、これに無自覚なのも、ましてや知識を悪用して心を操作するのも犯罪。私自身が体験して、デリケートな心の問題に関わることを仕事にしている責任を感じました。自分自身の過去の数々の失敗を思い出して、無自覚に傷つけた一人一人にごめんなさい、と詫びました。今回の体験は今後のセッションにかなり影響するはず。

SEセッションは心の問題を大きく扱いますが、フォーカスするのは繰り返しますが自律神経系の再制御。このツールはパワフルです。心の傷にダイレクトにアクセスして再トラウマ化を招いたり、思い出したくもない痛みの記憶について根掘り葉掘り聞くことはしません。傷がアクティベートしたときに、ハイパーに振れてしまうパターンを繰り返す自律神経系を、制御可能な範囲に落ち着かせるのがSEセッションの目的です。トレーニングも残すところ少しとなり、ツールも使いこなせるめどがついてきて、このツールの可能性をいろいろ考えています。

まずは何はともあれ、今回は自分を褒めてあげたい気分になりました。スープ作り始めてから私はポン酢と大根おろしの味付けが食べたかったとわかり、でももう出来上がってしまったので無理やりお皿に最後に塩ポンと大根おろし、ついでにゆずこしょう。途中で気が変わりすぎ、と娘にいわれたけど、終わりよければすべてよし、ああ美味しい・・。ごっそり持っていった精油を片付け、今日はサンダルウッドとネロリでご褒美。いや本当に、今回は相当のプロ相手によくやった。余裕がでてわかったのですが、全く食えない感じの人が多く・・いやあ大変な世界でした。


モジュール2で扱ったテーマは以下。内容はモジュール1で扱ったGHIAとかぶることが多く、セッションですることも同じです。事故のトラウマで面白いのは、本人は事故そのものの記憶がないことが多く、大したことではないと思っていることが多いこと。これをunder-coupling(切り離し)といって、その体験が生体維持のキャパを超えたと判断した時に自動的に起こるシャットダウンです。あることを思い出そうとしてもそこの記憶が飛んでいたり、ある特定の状況に置かれたりある行動をしようとするとdissociationやdisorientationといわれる、ここはどこ私は誰状態になったり、パニックアタックを経験したりするのですが、本人何が起こっているのかわからない。こういう状態に関しては、re-regulation、オリエンテーションetc...という作業を丁寧に繰り返すのが克服への道です。

Couplingのダイナミズムについての参考文献 
RolferでSE創始者Peterと次回アドバンスモジュールの担当教師であるRajaによる共同論文。すごくわかりやすい。

該当するテーマ:

High Impact and Motor Vehicle Accidents (MVA)
車輪のあるものに代表される交通事故全般。スキーやそりの事故も含む

INESCAPABLE ATTACK (レイプ、性的虐待)

PHYSICAL INJURY(手術、毒物摂取、やけど)
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プロフィール

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Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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rolfertakami@gmail.com
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後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
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ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
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Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

直傳靈氣交流会(東京)


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
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Jikiden Reiki® Shihan
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