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2017. 04. 17  
いつのまにかもう4月も半ばを過ぎてしまいました。3月23日から8日間のシャロンのワークショップからもう1ヶ月近く経っているなどとは全く信じられない鮮烈な記憶とその後の展開にまだスペースアウトしていて、明日からの通常稼働に向けて今晩こそ本当に着地しないといけない。イースター休暇最後の今日は、1日の間に晴れと曇りと雨が忙しく入れ替わり、まるで右往左往する世界情勢を映し出しているよう・・。

これまでたくさんのトレーニングを受けてきて、今も常にいろいろな先生から習い続けているけれど、私はやっぱりシャロンから一番学ぶな、というのが今回感じたことでした。「でも寝てたじゃん」by中村かおり(ミュンヘンで活躍するヨーロッパ第1号日本人ロルファー)

初日の3日間行われたSharon WheelerのArt of Rolfingというワークショップは、一日2人の参加者をシャロンがワークし、それをみんなが観察するというもの。シャロンの3時間ワークをまるごと受けられるチャンスですが、それより何より彼女の施術中の絶え間ないトーク(これが施術内容と全然関係ない)にいかに気をそがされることなく観察に集中できるかという精神力を試される3日間でした。初日休憩もほとんどとらず1日8時間喋り続けるシャロンの洗礼を受けたかおりは、もう無理・・と至極まっとうな反応を返していて、これにもう慣れている故めちゃくちゃ面白いとはしゃぐ私と対照的でした。

そもそも第一世代のロルファーたちは、ドクターロルフ(そうなのです、アイダロルフは決して自身をファーストネームで呼ぶことなど許さなかったそうです。あの世代の女性の特徴ですが。私生活を全く明かさなかったこと、彼女の特別なワークの秘密はもっとも信頼するシャロンにさえ明かさなかったことを含め、現代の私たちの持つ印象とかなり違う)のやっていたことをただ眺めていただけだそうなのです。日本の徒弟制度も元々そうでしたよね。ただただ一心に観察して、盗む。奥義などは口に出して教えてもらうものじゃないのです。手がどこにあるか、そこで何をしているかなどということはいちいち教えてくれないので、 3Dを自分の中で一生懸命にイメージしながら、その場のエネルギーの変化で実際に起こっている化学反応を想像するような作業。ロルフィングトレーニングはこういうことが多くて、たぶん現代社会の教育とかなり違います。教員免許持ってるのですが、私の教える英語などは詐欺で実際全く何の役にも立たないと学んでる時から知っていて、今やっているこういうトレーニングの方がはるかに饒舌にいろんなことを教えてくれると感じています。

Sharon Wheelerはもはや亡くなるか高齢で現役を引退する人の多い第一世代の残り少ない現役ロルファーで、ドクターロルフが実際していたことを、これはドクターロルフのやっていたこと、これはドクターロルフはできたけれど私はできない、これは私が発展させたこと、ととても誠実に教えてくれます。終始ドクターロルフがそこに立って私たちを見守ってくれているような気がしました。

今回は参加者がたった5人だったこと、経験豊富で人間的にも円熟したロルファーが主だったので、私は本当に安心してその場を楽しむことができました。いつもいつも感じますが、ロルフィングのトレーニングは特別に楽しい。何が楽しいって、変わった場所に生息する希少種が集まった時の独特の雰囲気が好き。各自はそれぞれ人生悲喜こもごもあるだろうが仕事するときは本当に楽しそうで、しかもちゃんと機能している。迷いなく変わりもんとして貫く人たちはどこかあっけらかんとした自由さがあるのですね。集団で歩いている同僚たちを後ろから見ると誇らしくなります。醸し出す雰囲気が普段見る人々と全然違う。歩き方が上手だからだけでなく、なにかやっぱり存在感がある。だいたい集まってもばかな話ばかりしてゲラゲラ笑っているだけですが、お互い安心してクレイジーになれる。やっぱりこの人たちと会うのは私の大事なリソース。

個々の内容ですが、きわめて個人的な内容なので割愛。ひとつ面白かった逸話は、ドクターロルフは人がいつどこで何を経験したか体を見て読み取っていたそうです。施術前に、あるクライアントにあなたが5歳のとき経験した自転車事故について話して、と言ったのを周りにいた人も当の本人もびっくりしたそうですが、似たことをシャロンもしていることがわかりました。ある人が幼少期に自動車に正面衝突されたことを、その人の組織を触って知って、その車の型まで当てたことがあるそうです。事故から何十年も経った後だったのでその痕も巨大化していたそうで、それも面白かったと。

ドクターロルフは体に潜むトラウマを当てて、それを引きずり出すのをものすごく得意にしていたそうですが、シャロンも別の形でそれを受け継いでいる。シャロンはドクターロルフと同じものを見ることができて、それは直接本人からでなくて人づてに聞いて知ったそうですが、だから弟子として一番信頼されていました。ただシャロン自身は触るほうがうんと得意で、触ることによりトラウマを受けた組織を忠実に浮き彫りにする。その後起こることは奇跡やマジックとしかいいようのないものですが、まあいつもの延長線上に起こることです。面白いのは彼女はトラウマを腫れ物のように扱わないというところ。基本ヒッピーで、エサレンやらロルフィングやら怪しいものに関わりながら、彼女は極めて現実的で着地したアプローチをします。彼女の体現するものから直接学んだことは大きかった。SEのプラクティショナーとして着地点を探っているのですが、女性ではまだ理想の人を見つけられない中、シャロンのアプローチから学ぶことはすごく多かった。

シャロンの言葉で面白かったのは、トラウマを幼少期に受けると、体(の成長)はそこで止まるということ。「だから幼少期にトラウマ受けるといつまでも若い体でいられる。」トラウマの利点!悪くない!

ドクターロルフやシャロンのしていることは私にはできませんが、でもちょっと違う形でなにかができるようになるかもしれないと思っています。私に与えられた方法がまだ眠っている気がしている。そしてそれから呼ばれている気もしている。封じても封じても引き寄せられる。もともと本当に大事にしていることは言葉にできない。理解してもらえないから封じようとしていましたが、ロルフィングトレーニングに行くたびにああ私がやってることって特別スプーキーじゃなかったと安心します。今回シャロンをじーっと観察していて、彼女が見せてくれたものから学んだことは本当に大きかった。ああこれもうちょっと続けてみよう、と面白く思いました。次は必ず彼女のクラニオセイクラルとテイルボーン(骨盤)のワークショップに行くつもり。いまから待ちきれません。
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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式ロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com


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2017年夏 東京セッション
6月27日(火)〜7月9日(日)


2017年 直傳靈氣講習会(東京):

前期6月30日(金)18:00〜21:00(日中への変更可)
  7月1日(土) 9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期7月2日(日)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
      

直傳靈氣交流会(フランクフルト)

3月11日(土)16:00〜18:00


直傳靈氣交流会(東京)
7月9日(日) (予定)

参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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