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2012. 09. 10  
昨日で研修も終わってフランクフルトに帰ってきました。ロルフィングトレーニングはいつも楽しいけれど、今回は特にリラックスして楽しめました。理由のひとつは内容が主に復習だったこと。もう一つは仲間に恵まれたこと。IMG_4062.jpg


中段左から2人目の女性が先生のパオラ。現在世界最高水準といわれるヨーロッパロルフィング協会の売りはファカルティの層の厚さによるものです。第一世代のPeter Schwind, Robert Schreib, Hubert Godardはそれぞれの専門分野で今も世界の第一線で活躍中、中堅のPaolaはこれらの天才それぞれから上手に吸収してきて、それを上手にまとめて次世代に引き継いでいて、ニュージェネレーションといわれるGiovanni Feliocioniはそれをかなり自由に発展させています。Paolaは強烈に個性的な人の多いロルファーの中にあっては至極バランスの取れた人で、カリスマ好きな人には物足りなく、新しいもの好きには古いなどと言われますが、私は教師としては彼女は随一で、彼女から習うのはもっとも間違いがないと思っています。果てしなく広がるロルフィングの定義をいつも基本に照らしてくれて、天才たちの難しい理論やテクニックをさらっときれいにまとめて教えてくれるので本当に助かる。そして、やっぱり人間性。母のような包容力とおもしろいジョークでほっとさせてくれる一方で、頭は理路整然、クラスのダイナミズムを本当に上手にまとめる。このあたり、彼女はむしろ男性的な人なんだなと思います。彼女は指が柔らかくて、彼女が触ると人間の体がパン生地のように見えてしまう。ソフトタッチなのにしっかり支えてもらえるので安心して身を委ねられます。

中段左に立つ女性が今回パオラのアシスタントだったフエンサンタ(スペイン語で聖なる泉という意味)。メディカルドクターなのに全然鼻ツンツンでない(むしろ同じ医者を笑いものにしてる)すっごく面白くてラブリーなスペイン女性。彼女はスペイン初のファカルティを目指して今回が初のアシスタント役でした。落ち着いている時の思考は理路整然だけど、焦るとすぐとぶ。いっぱいいっぱいになるとすぐ周りが見えなくなってしまうところには、私は密かに自分と似たものを感じていました。ついつま先で飛ぶように歩いてしまったり、お茶を持って立っている私に突進してきてお茶をかぶっている様子をみて、そっかあ、着地できないときの私は傍から見るときっとこうなんだ、と大いに学びました。でも彼女の緊張していることを素直に表現してパオラに助けを求めている様子は、雲の上の先生たちより私たちに近いものを感じて、安心できたし応援できました。初心者だから焦ってます!と最初に素直に言ってしまえば、下手に背伸びしてしくじる率も減るし、言ったからといって別に信頼を落とすことにもならないんだ、とわかったのは大きい。彼女の知識より、彼女の姿勢に多く学びました。残念だったのはスケジュールの都合で彼女と組んだり彼女のデモを見るチャンスがなかったこと。彼女のスタイルにはすごく興味があったので。

前列中央の男性がスペイン人のアルバート。メカに強いところと飛ばすジョークは33歳だけど見た目は明らかに+10歳で、もと理学療法士だったこともあり、とにかく腕がいい。解剖上正確かつとても繊細なセンサーを持っていて、ソフトタッチと男性的力技を使い分けて七変化します。私は最後に彼とセッションを交換したのですが、久々に全身が鳥肌のたつ開放感を味わいました。ものすごくおすすめなロルファー!!!!!

後列中央がクロアチア系ドイツ人のボリス。クロアチアに行ってまず驚いたのがあの国は美男美女が多いことで、彼も例に漏れずレオナルド・ディカプリオに似た深い青い眼がチャーミングで、地元老婦人に絶大な人気です。歩く解剖学書の彼からは、訓練時代からよくお世話になりました。彼から学んだのはタッチ。彼は超・過敏肌なので、ちょっと触っただけでもすぐ腫れ上がって血がにじむ。訓練時代彼は解剖学的位置が分からず焦ってウロウロ探し回る私を教えながら、私の作った爪痕やミミズ腫れで連日満身創痍でした。よくあんな目に会いながら私と組みたがったと思う。。。あれがあって今の私があります。本当に感謝です。デュッセルドルフ在住なので、近くにお住まいの方はご紹介します。タイプはアルバートに似ています。超繊細な男性なので思いやりがあって、安心してかかれます。

ボリスの右横がイギリス人ヴィヴィアン。ヨガと気功の先生でもあって、最も仲のいいロルファー。別名トラウマ女王。彼女の超過敏さ、繊細さからは本当に多くを学びました。なにせ、寝ている彼女に触るとき、こちらの座る姿勢がちょっとでもいい加減だとすぐ指摘される。足の裏全体がきちんと着地しているかがタッチを通してわかるので、私が無意識につまさきを立てていたり呼吸が坐骨まで届いてない時には指摘されて驚きました。今でこそ彼女から教わってわかるようになりましたが、視力を使わないで人の姿勢や精神状態を当てるので、最初は魔女だと思いました。身体中が地雷だらけでちょっと急所にいくと爆発をくり返すので、訓練中は居残って彼女に付き添っていたこともしばしば。彼女のところにはかなりシリアスなクライアントさんが多く訪れるのですが、彼女がすぐれたヒーラーだということをみなさんどこかで察しているのでしょう。思えばこの2人に鍛えてもらったからこそ今の私があるんだなと思います。

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プロフィール

rolfertakami

Author:rolfertakami
鎌田孝美(Takami Kamata)

http://www.takamirolfing.com

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ヨーロッパロルフィング協会に所属する、
ヨーロッパで第2号の日本人ロルファーです。
英国スクールオブホメオパシー
アドバンスプラクティショナーコースに在籍し
現在臨床を行っています。

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内側に深くしまいこんだこだわりを、抱きとめ、見つめ、解放し、
かわりに内側で眠る可能性に光を与える。
身体が目覚め、失ったものを取り戻していく過程を
みなさまと楽しんでいきたいです。

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・ヨーロッパロルフィング協会認定
公式アドバンスロルファー
・同ロルフムーブメントプラクティショナー
・直傳靈氣師範
・全米ヨガアライアンス認定
ヨガインストラクター
・陰ヨガインストラクター
・ソースポイントセラピー認定施術者

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<セッションのお申し込み&お問い合わせ>

rolfertakami@gmail.com
+49(0)6171 279 0088

・・・・・・・・・
2017年冬 東京セッション
12月27日(水)〜1月3日(水)


2017年 直傳靈氣講習会(フランクフルト):

前期10月20日(金)14:30〜18:30
  10月21日(土)9:30〜12:30
       14:00〜17:00 
後期10月20日(日)9:30〜16:00
        
      
直傳靈氣交流会(フランクフルト)
10月23日(月)16:00〜18:00

ホメオパシーについて語る会
10月18日(水)14:00-17:00
内容
ホメオパシーとの付き合い方:
ーファーストエイド
ーミニコンサルテーション
Abby Takarabe, Peggy Bideホメオパスを
聖地スワジランド、オーストラリアから
講師にお招きします。

参加費用:
50ユーロ

タロット講座

10月23日(月)
13:00−16:00

講師:大塚英文さん
受講料:60ユーロ


参加お申し込みを受け付けております。
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Profile:

Takami Kamata

Certified Advanced Rolfer®
Certified Rolf Movement®Practitioner
Jikiden Reiki® Shihan
Registered Yoga Teacher
SourcePoint Therapy® Practitioner

Contact me at:

rolfertakami@gmail.com


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